午前0時:静寂の瀬長島を徒歩で一周
こんにちは44兄さんです
毎年なぜだか夏になるとある記事がチョロチョロっとアクセス数が増える現象があります
それがこの午前0時シリーズ
他にも夜歩き撮影の記事はいくつかあるんですが、今のとここの2つにアクセスが集まります。夏に増える理由はサッパリ不明なんだけど皆さん夜の街がお好きなようで
メジャー処への離別
沖縄で写真を撮る場合って一般的には昼間の風景写真がメインですよね
青い海、青い空、白い雲
こういったやつ
僕もこういうの撮るのは好きなんですが
考えてみるとこの世の中にはそんな写真って腐るほどあるわけで、今更メジャーな沖縄の風景写真を撮ったところでもっと上手な他の方々の写真の中に埋もれてしまいます
このブログも開始から早3年が経ちまして、正直もう沖縄のメジャーな場所ってほとんど行き尽くした&撮り尽くした感があるんですよね(笑)
なのでこれからは今以上に誰も撮らないような沖縄の姿を撮ってみようかなーなんて思っちゃったりしたわけで
かつての産廃島をナイトウォーク
という訳で手始めにまずは午前0時シリーズとして、普段は見られない沖縄の夜の顔をどんどん撮って行こうかなと思います
今日の午前0時の場所は豊見城市瀬長島(とみぐすくし、せながじま)
那覇空港のすぐ南に位置しており北風が吹く冬の季節には飛行機が目の前で着陸するダイナミックな景色を見ることが出来ます
迫力!沖縄那覇空港へ次々着陸する飛行機 瀬長島 B777 B737などなどRWY36エンド
ちなみに夏に多い南風の場合は離陸側になるのでやや迫力ダウンです
さてこの瀬長島、綺麗な海に囲まれ空港から直近という絶好のロケーションにも関わらず、近くに大きな道路が出来る以前は不法産廃物の山の島であり一般人は決して近付かない真っ暗なゴーストアイランドでした( ゚Д゚)
それが今では温泉付きのホテルまで出来ちゃって島内をぐるりと一周する綺麗に整備された道まで敷設されてます
昔を知っている人からすると本当に信じられん光景・・・
しかも島内にはホテルの他にウミカジテラスというリゾート型の商業施設もあり、今ではすっかり外国人観光客にも人気の観光名所に
昼間の様子はこんな感じ
今では観光客で溢れかえるそんなオシャレな瀬長島
さてさて午前0時の姿はいったいどうなんでしょうか( ˘ω˘ )それではさっそく行ってきまっしょい!
午前0時の瀬長島
スタートは島の高い場所に位置する瀬長島ホテルから
那覇空港ド直近の温泉付きリゾートホテルということもあって客入りは上々の様子←何目線だコイツ
ホテルの駐車場の端っこに小さな鳥居、後ろに見えている夜景は那覇市街地と那覇空港滑走路
島の北側に広い駐車場があるのでホテルに用がなければそこの駐車場に停めます
その駐車場とホテルは階段で連結しています
地図の赤ピン付近に駐車場
駐車場に下りてみる、野生の猫が現れた!!
瀬長島は野良猫が沢山います
満月でしたが霞みがかった雲がかかっていて若干ボンヤリ気味
新たに道が出来てからは駐車場から奥へは行けません、車で島内を一周する場合は入口から反時計回りに進みます
夜のウミカジテラス、当然店は閉まっており誰もいません
少しライトアップされてますが数分後には消灯しました
昼間大勢の観光客で賑わう広場も夜はがらんとしている・・・
ウミカジテラスのすぐ真上にホテルがある、両者は徒歩で交通可能
ずっと奥に現在急ピッチで建設中の那覇空港第二滑走路が見える
この工事現場へのアクセスは今のところ(たぶんこれからも)瀬長島入口のみからなので、島の入口はほぼ24時間工事車両が往来していて昼間は特に観光客の車もありよく渋滞している
那覇空港は滑走路1本だけの空港としては福岡空港に次ぐ2番目の忙しさらしいけど、この第二滑走路が出来たところで過密状況はまだ緩和しないらしい( ˘ω˘ )
まだまだ観光客は増えそうです。。。
ポツンと佇む自販機からは哀愁を感じます
島のちょうど南側の道路です、遊歩道があって歩きやすいけど街灯が無くちょっと寂しい
奥に見えているのは豊崎(とよさき)へと繋がる豊崎大橋
潮が引いていてリーフが剥き出し。さすがにこの時間に海遊びをしている人はいない
島の南東側から豊崎大橋を望む。最近はレンタカーの停車場が増えている豊崎、那覇空港からレンタカー会社の送迎車でこの橋を渡り綺麗な海の景色を見る人も多いはず
夜はほとんど交通量も無くたまにホテルの宿泊客がウォーキングをしている
産廃だらけだった以前とは違い治安はかなり良さそう、そもそもとても小さな島で民家などはなくホテル以外に目ぼしい施設は特に無い(例外有)
あと島の入口の目と鼻の先に警察署があるのでシムシティ的に言えば治安度 ↑か
沖縄の海岸線あるあるカニ注意の看板、たまにカニが歩いてる
知らない人の為に忠告しておくと、この看板は他の動物(鹿・イノシシなど)の注意喚起と違いかなり現実的です
タイミング次第なんですがこういう夜中にカニがワンサカと道路を歩いてる場合があります
1匹2匹程度の場合はヒョイヒョイ避けることが出来ますが、大群の場合はもうグシャっと踏むしかありません・・・。たまに対向車が避けた勢いでこっちの車線にはみ出してくることも
北部の国道58号線でもよく見かける光景なので夜に海岸線を走る際は気を付けで下さい
西側の海中道路。奥が本島
1つだけ元気にピカピカ
そろそろ1周しそうです
あれ?北側のビーチになんか施設が出来てて砂浜に入れない( ゚Д゚)
コンテナがある
実はここ、最近流行っているというグランピング&BBQの施設らしい
グランピングとは『グラマラス(魅力的な)×キャンピング』
を掛け合わせた造語だそうです( ˘ω˘ )
・・・・・あ、ハイ。
何かもう色々凄いな(笑)
グランピングでは一般的なキャンプと違い施設側である程度テント等の宿泊設備を用意していて、ほぼ手ぶらで泊まれるのが特徴なんだそう
そしてその設備がまたオシャレ~な様式になっていて、普通のホテル宿泊とはちょっと違った楽しみが出来る。ってのがウリなんだそうです
まぁ要はインスタ映えよ。
施設のHPがこちら
この施設はトレーラータイプの宿泊施設ですって
アメリカで1ヵ月貧乏テント生活(プアピング=Poor × Camping)をした僕にとっては全く未知の世界のためここでは多分眠れないと思う
グラマラスな体験がしたい方には良いんじゃないでしょうかね( ˘ω˘ )♪
そして最後はスタート地点のホテルの側にある展望台からの眺め、那覇空港の滑走路が一望できます
上が50mmレンズでこっちがズームレンズの200mm
ズームだとゴースト出まくり・・・写り悪し
展望台にしてはあまり高さが無いので空港や滑走路の夜景としてはちょっと迫力に欠けるかなー。この時間は離着陸する飛行機が少ないのであまり見ることが出来ませんでした
展望台は宿泊客でなくとも来れますので瀬長島を訪れたら是非どうぞ
あ、忘れてた!瀬長島のホテル以外の例外の施設
我らが瀬長島バッティングセンター
瀬長島が産廃島だったころから変わらずにある唯一の施設(あとゲームセンター等も)
24時間営業なので昔はよく夜中に来てストレス発散してたなぁ( ˘ω˘ )
野球人が来るような本格的なバッティングセンターというより素人御用達の面が強いトコなので遊びで来る人が多い
空港から近いので飛行機の時間までの暇つぶしとしても使えます(実際そういう人もいる)
今度は繁華街かな
という訳で午前0時の瀬長島をぐるりと一周してみました!
予想通り人通りが少なくこれといった物を撮ることはありませんでしたが、昼間は人が多い場所の夜歩きはやっぱり楽しい
この調子でどんどん撮って行こう、もちろん0時に
それではまた次回、ご一読ありがとうございました♪♪