糸満ロータリーラウンドアバウト開始!ちょっとぐるぐる回ってみた
みなさんこんにちは!
ついに以前から気になっていた社会実験、『ラウンドアバウト』が糸満市にある糸満ロータリーで10月3日から行われました。
ラウンドアバウトとはなんぞや?って方も、糸満ロータリーを知らない方も是非ご覧になって下さい!
それではさっそく糸満市へぶらり♪
ヨーロッパが起源のラウンドアバウト
まずさっそく「ラウンドアバウト」の説明から
これは日本語に訳すと「環状交差点」を意味していて、信号機を使用しない新しい交差点の形として、日本各地で実験的に運用が開始されているものです。
信号機を使用しないため停電時(大規模災害時)にも活用でき、また環状となるため車が減速せざるを得ず、交通事故の減少にも役立つか!? といった利点があるようです。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる
県内初となるラウンドアバウト交差点「糸満ロータリー」
ではさっそく車で通ってみたのでちょっと見てみましょう!
廻りますなぁ〜(笑)
糸満ロータリーでのラウンドアバウトは環状道路に対して5つの道路が進入しています、環状道路は時計回り(右回り)の進行で、環状道路を通っている車が優先となります。
入るときには道路に大きく
ゆ ず れ の文字が(´Д` )
慣れないとよそ見して事故起こしそう・・・
この日は実施2日目とあってか調査員が10名以上は監視してました(笑)
海人の町糸満市のシンボル
せっかく糸満ロータリーに来たとあっては必ず訪れたい場所があります
それがこちらの山巓毛(さんてぃんもう)
糸満ロータリーのすぐ傍にあるので、目にしたことのある方もいるのでは?
ここは単なる展望台ではなく、拝ん所(うがんじゅ)があって結構神聖な場所。糸満ハーレーの際にも色々使用されるんですよね〜
山巓毛の名前の由来はこちら
サンティンモウの由来
古代の航海で目標を定めさせる御嶽を「おさん嶽」と呼んでおり、サンは航海および近海における漁場設定の目印になる山のことと考えられる。また、糸満魚師が陸地の頂上部の目印で自分の位置を確認し見当をつけることを「サンアティン(サンを当てる)」ということから山巓毛は、「サンを当てる丘」の意味があるものと考えられている。
らせん階段をグルグル上ると
糸満市街地が一望できます
こちらは糸満漁港ですね、毎年旧暦の5月4日糸満ハーレーはここで開催されます
さっそくここからラウンドアバウトの様子を見学してみます
みんな戸惑いながらも何とか無難に走れている様子(笑)
写真右の方には監視員がここにも・・・。上から見てても目が回りそう
デメリットが課題となるか
しかし実際に通ってみて色々デメリットもありそうだ
・歩行者用信号機がないため歩行者が渡りにくい
・多数の車が環状道路に入ると、進入道路が渋滞する
・事故等で環状道路が詰まると完全に機能停止するかも
特に最後のパターンはどうするんだろう?
このラウンドアバウト、環状道路が機能停止すると進入道路も全く使えなくなるので、迂回させるのも難しそうだなぁ。
普通は交通事故の場合は警察官が応用効かせて、道路迂回させるから・・・
意外に応用が効きにくいタイプの交差点だったりして。
本格運用は平成28年度実施
とにかく、やってみなくちゃ分からない!
そのための社会実験ですので、これからがどうなるか楽しみです。私のように用もないのに訪れる方も多くなるかも(笑)
上手くいけば本格運用は平成28年度開始だそうです
糸満ロータリーのラウンドアバウト化に向けた社会実験について | 糸満市
沖縄南部を訪れた際にはちょっと立ち寄ってみては??
あまり廻りすぎると迷惑だけど・・・1周くらいはいいかな(´Д` )
しつこくもう一度!
それではまた次回!ご一読有難うございました〜
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