台湾に住む⑯台湾総督府付近で撮影する→やんわり怒られる
新年あけましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願いいたします( ˘ω˘ )賀春
さてブログアップ時の現在、実は日本に戻ってきていて次の旅の準備をえっちらおっちら始めているんですが、内容は依然として台湾旅行記になっておりますのでもうしばらくお付き合いください。
そして台湾旅の最終目的でもあった台北101のカウントダウン花火も無事に見ることが出来ました!
そもそもが巨大なビルなので、ある程度離れていても相当近い( ゚Д゚)
この年末のカウントダウン花火の様子は別記事で書かせていただきますね。当日の場所選びや場所取り、カメラマン目線によるカメラの設定、準備品、注意点などなど。
今後の参考になれば嬉しいです( ˘ω˘ )
台湾二二八事件を知っていますか?
さて、今日の夜散歩は滞在先の西門から歩いて10分ほどで到着する二二八和平公園へと向かいました。
この公園は台湾総督府の目と鼻の先、敷地内には国立台湾博物館を要する結構大きめな公園。祈念公園(中国語では紀念公園)のためかジョギングなどのスポーツにはちょっと不向きな造りをしていて、どちらかというとゆっくり歩いて見学する。そんな公園になってます
どんな祈念公園かというと、名前の由来にもなっている二二八事件。
今からおよそ70年前の1947年、台湾全土で起こった当時の台湾人(本省人)と在台中国人(外省人)の間で起こった争いのことです。
二・二八事件(ににはちじけん)は、1947年2月28日に台湾の台北市で発生し、その後台湾全土に広がった、中国国民党政権(外省人(在台中国人))による長期的な白色テロ、すなわち民衆(当時はまだ日本国籍を有していた本省人(台湾人)と日本人)弾圧・虐殺の引き金となった事件[1]。
先の大戦後、日本統治だった台湾が中国に復帰。その際に起きた出来事なので日本人にも大いに関係のあった事件だったようですね( ˘ω˘ )正直僕は知りませんでした。。。
説明すると長々となるので、上のウィキペディアのページをぜひ読んでみて下さい。
台湾人が大陸中国人と見分けを付けるために「君が代」を合言葉に使ったなど、なかなか興味深い情報がたくさんありますよ。こういう歴史もあったんだなぁ
鎮魂の碑のある歴史的な公園
では公園に入って行きましょう( ˘ω˘ ) 今回は公園西側の入口から入ります、入ってすぐお寺がある。台湾の公園はどこもこういった祭壇が設けられている。
ちなみに北側(台北駅側)には国立博物館があります
近代的な建物に囲まれた静かな公園
公園の中央部には大きな記念碑が建てられている、公園は夜でも明るく一部はこんな感じでライトアップもされているので歩きやすい( ˘ω˘ )昼より夜の方が雰囲気があっていい
下の方には碑文があって誰でも読めるようになっている。長いのでここでは書きませんが、こちらもウィキの方に日本語訳とともに載っているので是非読んでみて下さい
二二八和平公園 - Wikipedia 碑文訳は下段の方に記載
野外ステージもあったりする。集会などにも使われるのかな?
ベンチも数多くあって、ベンチストの僕としてはたまりません( ˘ω˘ )グヘヘ
夜に来ると必ず見てほしいのがこちらの噴水
さっきの記念碑のすぐ近くにあります。色とりどりの噴水が上がっていてとても綺麗( ゚Д゚)
噴水→休憩→噴水を繰り返すので、噴水が上がっていない場合でもしばらくするとまた始まります。風向き次第で近づきすぎるとビショビショに濡れるので気を付けて。
台北市内へお越しの際は是非足を運んでみて下さい( ˘ω˘ )
総統府の前は撮影禁止だそうです
公園のお次はすぐ目の前にある台湾総督府へと向かいます、ここも夜はライトアップされていてレンガ造りの建物が非常に綺麗で絵になります。
ピピピーーーーーっ!!
どこからともなく聞こえてきた警笛の音・・・・・え( ゚Д゚)俺!?
総統府の衛兵の若い女性が近づいてくる・・・。あコレもしかして撮影禁止なの??(涙目)外から撮るだけでもダメ?みんなスマホで撮ってるんですが???
女性衛兵さん、僕が中国語分からないとみるやカタコトの英語で「ここは撮影禁止なんですよ」とニッコリ微笑む。どうやら怒ってはいないみたい、ごめんねー的な雰囲気。慣れているのだろう( ˘ω˘ )
ゴメンナサイ知りませんでした・・・と謝り建物は外観を見るだけに・・・。
そうなのか。もしかしたらと思ってたけど、撮影はダメなんだね。スマホ勢は見逃してくれているだけなのか、それとも衛兵によってそこらへん曖昧なのか分かりませんが、スマホ撮影も本来は禁止なんでしょう
そうなれば両眼の人間レンズを駆使し総統府前の歩道を建物をジックリ見ながら歩く。レンガ造りの建物は大正時代のノスタルジックな雰囲気満載で写真映えしそう・・・・あぁカメラで撮りたい・・・。
ちなみに
大正8年(1919年)の完成時には、赤レンガ造の建造物としては日本一背が高いものになった。施工においては耐震・耐熱帯気候の工夫が随所に施されたほか、塔には台湾初のエレベーターを設置したり、防火のために館内は禁煙として建物の四隅に喫煙室を設けたりと、当時として画期的な試みが導入された。
だそうです。大正の時代に館内全禁煙とかあったんですね( ゚Д゚)驚き。
さて総督府の正面に来ると、東の方向に台北101ビルと景福門というロータリー交差点の中央にある建物が重なって見える場所に来ました。総督府を撮るのがダメならばせめてこれくらいは撮ってやろう、いざカメラを構えると・・・・
ピッピッピッ・・・(何かヤル気ない感じ)
今度は別の若い男性衛兵に警笛を鳴らされた。中国語で何か言われると、ボディランゲージで「カメラは向こうで、こっちはダメ」と言われる( ゚Д゚)
へ?
どうやら総督府前の歩道は全面的に撮影禁止(どこを撮っても)みたいで、撮りたければ道を渡った場所から撮って。ということらしい。厳しいーぃ・・・・
とはいえルールはルール、ここは見るだけコースにしておきました。みなさんも総督府の付近を通る際は気を付けてましょう( ˘ω˘
2019年のカウントダウン花火はどうか?
さて、来年の(2019年の1月1日0時に上がる)台北101カウントダウン花火はやりますでしょうか???
毎年今年で最後かも?!みたいなこと言われてるけど、それって終わる終わる詐欺に近くて、人とスポンサーを集客するためのキャッチコピーになってるんじゃなかろうか・・・と、怖い大人の思惑を感じているのは俺だけ?( ˘ω˘ )
台湾では高雄(台南)でも台中でもカウントダウン花火のイベントは行われているので、さすがに首都台北だけ止めるってことはメンツが許さんでしょう。来年もきっとやってくれるハズ。と期待しておきます。
台湾旅もそろそろ終盤です。それではまた次回、再見!!