動物たちと触れ合おう!「うちなーファーム」レポート
みなさんこんにちは!
今日は2015年10月30日に糸満市に新たにオープンした糸満観光農園「うちなーファーム」へと行ってきました!コチラ元々は「糸満市観光農園」という農場体験を主にしたスポットで、それが今回から新たに、動物たちとも触れ合える場所へと変貌。
名前も「うちなーファーム」と改名し新たに再出発。
コンセプトは『他とはちょっと違った沖縄体験』
いったい何が他とは違うのか?
というか「他」ってどこのことや??(´Д` )
とにかく行ってみれば分かる。つーことで今日もカメラ片手に行ってきまっしょい!
あの激戦地にあったりします
ではではいつものように地図から
場所は糸満市(いとまんし)の南側、国道331号線沿いにあります。
よく見ると向かいには修学旅行の定番中の定番「平和祈念公園」がありますね、あの「平和の礎」や「平和祈念堂」のある場所。(記念ではなく祈念です)
2015年11/5現在ではグーグルマップで「糸満市観光農園 閉鎖」となってます、もう少しすると「うちなーファーム」へと変更されるはず・・・
うちなーファームへの入口は国道331号線から、入口には風車があるので間違うことはないと思います。
この日は風が強く(天気悪し)ブンブン言わして回転してました
あまりの天候不良のためカメラの露出アゲ(+0.7EV)ちょっと空が白っぽくなってますがご容赦下さい・・・。
できたてホヤホヤの施設のため、どこを見ても綺麗に整備されています
園内はこんな感じ
元々観光農園としての設備に、プチ動物園を足した感じなのでほとんど農園のまま。
地図では舗装されているように見える道も、実際には砂利を固めた道がほとんど。なので車椅子の方は少し厳しいか・・・。不安ならば直接施設へ尋ねたほうがいいです。
うちなーファーム : 糸満市観光農園 | お問合せはこちらから
バスも通ってる。 糸満市のマスコット「いとちゃん」が案内
シーサーよりもコッチの方が地元民に親しみのある「石敢當(いしがんとう)」
沖縄ではシーサーの数より、この石敢當の数の方が多い気が。。。これも魔除けのひとつ。実際はもっと小さいものが、路地や家の外壁(丁字路の突き当たりなど)にあります。沖縄観光の際には是非見つけてみて下さい
入園口から券売機を使ってチケット購入
休日のため少しだけ混んでました
基本料金は入園料のみ、大人600円、子供(4才未満)400円。
県内在住者は100円引きになるため私は500円でした(ごっつぁん)住所確認のために身分証明書の提示を求められるので、沖縄人はお忘れなく。
他にもゼグウェイ利用やマウンテンバイク、パークゴルフなどなど。追加料金を出せば遊べるものが結構ありました。詳しくは公式HPからどうぞ
さっそく動物達と触れ合おう
ソコソコ園内が広いので地図を片手にぶらぶら歩く
最初に向かったのは小動物と触れ合える「ふれあい広場」
入口からさっそくのお出迎え
別に悪気があって噛むわけじゃないのに 『残念ながら・・・・・』とレッテルを貼られる始末(笑) あぁ可哀想なナマケモノ。
ちなみにこの子、ムチャクチャ動いてきます(´Д` ) 全然ナマケてません。
・・・・むしろサービス精神旺盛なハタラキモノなのに。そういう期待はされてないのね(笑) ふて腐れずに頑張れよ(´Д` )
でもコチラは、まっっったく動かないカピバラ。
間違いなく怯えてます。ネズミだからね・・・こんな陽の当たる場所に置かれてもね・・・
「ふれあい広場」は(多分)元々温室だった場所を改造してるっぽい
こちらの入口では人だかりが・・・。隙間から見えてるのは・・・
美味しそうな食料達!(´∀`)! ・・・あ、イカンイカン沖縄人の悪い癖が。
ミニブタの子達です。でもエサを与えすぎると立派な成獣と化しますので、飼う予定のある方はご注意を。
「エサくれーエサくれー」
ふれあい広場入口で餌が買えるので、それを狙ってます。(たしか200円位。未購入)
ハムスター集団。 色んな毛色のハムがいます。
この羊は放し飼い。餌を持っている人をひたすらロックオンして追尾してきます。
こちらのリクガメも縦横無尽に走ってます
餌も持ってないのに、何故か私の靴にホーミング・カメ
目が疲れてた子ヤギ・・・子供相手は大変ですね
同じく端っこでたむろするウサギ。
「このあとどっか行かね?」「あー俺パス」
最小の動物はこのパンダマウス!
初めて見ました、小さい!! チョコチョコすばしっこく走り回る。
なもんで子供達(小動物疲労製造機)からロックオン、このあとひたすらオモチャにされます・・・。
他にもフェレットやハリネズミなど、色んな小動物がいました。
なんとなくうるま市にある無料施設「ミニミニ動物園」っぽいですね
動物以外にも熱帯植物もあります。こちらはバナナの木
無人島で生きるためにはバナナは最高の植物だ。だそうです
温室のため外よりも湿度が高く暑い
沖縄でよく自生しているシークヮーサー(ヒラミレモン)
沖縄ではそのまま食べるよりも、刺身の醤油に入れたり、泡盛の水割りに入れたりします。絞ってジュースにしても美味し。
白いハイビスカス。
ふれあい広場はおそらく一番人気(子供に)なので、混むとすぐにいっぱいになってしまいますね。夏場は動物の方が先にバテそうだ。
屋外には様々な動物たちが
園内は基本的に歩いて行動。広いですが1時間もあればサッと回れるので問題無し。
ふれあい広場を出て屋外へ、さらに動物を見ることに。
まずはアホ面No.1のポニー
かなり人懐っこい。餌もないのにカメラに興味津々、撫でてあげるとピッタリ寄り添ってきました。
すぐ隣にはヤギが1匹・・・この子は警戒心マックスで、人が来るとダッシュで逃げます。
・・・・やっぱアレか?
俺達(沖縄人)はキミを食べちゃうからか?(´∀`)
花畑も綺麗です
今は新しいけど、日が経っても維持して欲しいなぁ
あ。それと、コレを使っても移動できます
聴けぃ! 必ず聴けーい!!
うーんシビれる。男なら一生に一度は乗ってみたい「赤いトラクター」
安心してください、ここに来ればいつでも乗れますよ。 ・・・後部キャリアに。
周遊バスならぬ、周遊トラクターが走ってます
サボテンがにょきにょき
地図に「見晴らし台」とあったので行きました。この時点で嫌な予感のフラグ立ってますが・・・。
案の定何てことない風景が(笑) だって低すぎるわ!
お次はこちらの「ヨナグニウマ」
与那国馬
沖縄県与那国島のヨナグニウマは天然記念物にも指定されており、日本在来馬の一種です。
昔は、農耕馬として活躍しており、時には競馬でも活躍していました。しかし、車や機械の普及とともに数が減り、1975年には59頭にまで減少しましたが、与那国馬保存会の活動によって、2012年には120頭にまで増加しました。
人に従順で、とても人懐っこい性格をしており、現在はホースセラピーなどの動物療法でも活躍しています。
2頭並んでお食事中。先ほどのアホ面ポニーよりは人懐こくありませんが、終始穏やかな顔でした。やはり性格は良さそう。
見た目は普通の馬にしか見えない・・・
余談ですが、日本在来馬というのは8種類しかないそうです。(沖縄には他にも宮古馬がいます、こちらは2011年時点で30頭のみ!)
北海道の道産子は有名ですが、沖縄にもいたのは初耳でした。
日本在来馬の特徴のひとつに「側対歩」というものがあります(私は緑のマキバオーで学習済み)
前後の脚を片側ずつ左右交互に動かす歩き方のことです。与那国馬の側対歩を生で見たかったのですが、食事中のため叶わず・・・。
これから訪れる方は是非要チェックですぜ!
(・・・何度やっても漢字変換が即逮捕になってしまう(´Д` ))
与那国馬から目と鼻の先の場所には水牛が。
コッチ見んな!
見た目はイカついですが、そこは草食系男子。非常におとなしくて人懐っこい。
横顔のポーズまでキメてくれました
ほかの2頭は休憩中・・・もしかしたらさっきまで牛車引いてたのかも。(そちらもアトラクションにあります)
「・・・(チッ、コイツはよどっか行けや)」
もーえーる男の〜、赤〜いトラクタぁ〜♪
個人的に一番迫力もあって愛想も良くて、水牛のとこが楽しかったです。
水牛の裏手にあるのが「ヤギ・ヒツジ広場」
産まれたばかりかな? 子ヤギが近寄ってきます。
こちらは「カンガルー広場」
といっても小さいのが2頭だけ・・・跳ねることもなく、ただひたすらに餌を食む
沖縄でここだけ!の動物が
徒歩で園内をグルっと回って、最後は「シマウマ・ロバ・馬広場」
やっぱ馬は恰好いい
何とシマウマは沖縄県内でもここでしか見ることが出来ないそうで(ということは沖縄市にある「沖縄こどもの国動物園」にもいないのか)広告でも強めにアピールしてました。
なのでこちらも人気コーナーに! だったはずなのですが・・・。
この2頭のシマウマ・・・・・
待てども・・・・・・・
暮らせども・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
動かざること山の如し!(´Д` ) シーン・・・
全っ然動かない(笑)
見ている子供から「パパこれ人形ー?」という声が上がり、見物客一同笑いが起こりました(笑)
まぁあれですよね、テレビ業界でも「動物と子供は(カメラが回れば)期待を裏切る」って言うらしいので、あまり無理に期待するのも・・・。
でもライオン放したらスゲー勢いで走るんだろうな。
レストラン、星ひとつですー
昼食は園内にある「うちなーレストラン」へ。
このレストランは前身の糸満観光農園時代からあった気が・・・一応リニューアルされてるようで、店内は小洒落た感じになってました。
タコス2種盛(メキシカンタコスとスパムタコス)
ベーコンとうちなー野菜のヘルシーピッツァ
うーん正直、味は期待しないほうがいいです(´Д` )
まぁまぁ美味しいですけど、値段とは割に合わんな。という意味で。だってこのピザ1,200円・・・。1,500円で外でBBQが出来るようだったので、そっちの方が気になりました。それでも高いかー。
帰りは入ってきた建物とは、別の建物から出ます。そうですいつもの沖縄観光あるあるシステムです。
こちらはお土産店になっておりまーす
写真まで撮っといてなんですが詳しくはwebで・・・
うちなーファーム : 糸満市観光農園 | 南国フルーツワイン
珍しいのは、ここでパッションプルーツやアセロラを使用したワインを造っているそうです。あ、結構美味しそうかも。
ライバルは数多し。差別化で勝負か
是非天気が良い日に来たかった・・・こればかりはしょうがないか。
という訳で今回は糸満市にある「うちなーファーム」でした! ここで最初のコンセプトを勝手に解釈。
「他とはちょっと違った沖縄体験」
これって多分、琉球村とか・・・・
あと沖縄ワールド王国村(旧玉泉洞) みたいな。
いかにもな琉装をしたオネーサン達がメンソーレー(棒読み)的なコテコテの沖縄観光地。 とは違いますよ。という意味でしょうな!
あ、コレ絶対間違いないわ(笑) ※あくまで管理人の私見です、あしからず
県民からは支持されると思います、施設の規模の割に入園料安いし、家族連れで半日過ごすにはコストパフォーマンス良さそうですから。あとは糸満という立地をどう乗り越えるか・・・。これから頑張って欲しいですね。
それからシマウマ お前らも頑張れ。
【近くにはこんな場所もあります】
ご一読有難うございました。