ぶらり沖縄人

沖縄ではなく、沖縄人がぶらぶらしてるようです

古宇利島へ向かう途中、干潮の時にだけ渡れる名無しの無人島     

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暑い・・・・ここ最近、口から出る言葉の15%はこのセリフな気がする。

 

みなさんは夏バテ大丈夫ですか、僕はもうダメです・・・ゴーヤー食べてもダメなのでキンキンに冷やしたビールで涼をとっております。

THERMOSのタンブラーに冷凍庫で冷やした0℃ギリギリのビールを注いで、クーラーの効いた部屋で呑む。あぁ・・幸せなり

 

そんな中、今日も暑っいあっつい場所を紹介します、場所は今では沖縄観光のメジャースポットともなった古宇利(こうり)島・・・・のすぐ近く、気にしなければ見落としてしまう場所にある小さな小さな無人島です。

 

砂浜と木々だけの名もなき島

場所はコチラ ↑

国道58号線「真喜屋(まきや)交差点」から屋我地(やがじ)島に向けて進んだ左手側に見える無人島、地図でも島として扱われていないためノーマークに。

 

ところで、地図を見てもらえば分かりますが古宇利島へ行くには2つのルートがあります。どちらも屋我地島を経由して渡ることになると思いますが、屋我地の「東ルート」か「西ルート」かの選択になると思います。

 

東ルートは国道58号線から屋我地交差点を曲がり県道110号線から向かうコース

西ルートは同じく58号線から県道505号線に入り、そこから屋我地へ入るコース

 

どちらも古宇利島への所要時間はそんなに変わらないと思うので、好きな方を選んで見て下さい。行きと帰りで別の道を選ぶのも良いですね〜

 

ちなみに今回は東コースとなります。

 

 

さてさて本題の島はというと、県道110号線を進み屋我地島へと渡る橋を超えたすぐ左手に見えます。この道は速度が出やすいため一瞬で渡りきるので見落とさないようにして下さい!

 

 

ちなみに右手側の景色はこんな感じ

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そしてこちらがその無人島です!

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ちょうど屋我地に渡る橋の上から撮ったものです。

どうです?真っ白な砂浜に木々が少々、ホントに綺麗な場所です

 

実はココ、橋をこえたすぐの所に駐車場があるので、そこに車を停めて島に渡ることが出来ます。

※渡るためには腰まで浸かるほどの深さの海を渡ります、出来るだけ大潮の干潮時に合わせて渡るようにして下さい。また、満潮に近づくにつれ深くなって帰れなくなるので長居は絶対にしないで下さい。

 

 

駐車場から下へ降りる階段があるのでコチラから降ります

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するとこんな具合に浅瀬になっている場所があるのでここから渡ることが出来ます

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それにしても・・・・綺麗や〜。。。

本島北部にはこんな場所がまだまだあるのでぜひ自分だけの秘密の場所を探しても面白いかも。

 

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この写真、個人的に気に入ったので今度コンテストに出してみます♪

 

閑話休題

というわけで、今回の紹介はここまでです。

こういった名もなき場所、結構あるので観光でいらした方はレンタカーの運転中にも気を抜いてはいけません。ガイドブックなどにも載ってない場所なんていくらでもありますよ

 

さて、少し話題を変えて古宇利島の話。

 

今では沖縄のメジャーな観光スポットの古宇利島、でも以前は観光とは全く無縁の場所だったって知ってました?

 

実は古宇利島へ渡る「古宇利大橋」が作られたのは今から約10年前の2005年。

それまで古宇利島は渡嘉敷島や伊是名島と同じように、離島のひとつでした。なので渡るためには船が必要で、運天港から出る船に乗って向かうのが唯一の手段だったんですね。

 

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また島には中学校がなかったために、毎日島の漁師らが無償で中学生を本島まで船で送迎したり。急患が発生した場合にも漁船で運んだり、と色々な苦労がありました。

 

そんな折に本島と古宇利島を結ぶ橋の案が出て、2005年に島民念願であった橋が開通しました。 それが古宇利大橋です。

 

さて、問題はそれからです。

今まで離島としていた古宇利島に橋が架かかると、そのニュースなどで知名度が上がり県民からも観光客からも絶好の観光地となりました。

 

透き通った珊瑚の海の上を架ける大橋。

 

人が訪れない理由はありませんでした。しかしこれに困惑したのが島民の方々

 

それまで家に鍵をかけたこともなかった島の人たちは、一気にやってきた客に大変驚いたといいます。連日連夜訪れる車の列、橋の上で宴会をする人達、島民をはるかに上回る数の人が訪れたためにゴミや騒音などの問題が出てしまいました。

 

ある程度はこういった問題が起こるのも想定していたと言われていますが、島民の方々からすれば困惑されたと思います。

 

 

さて、あれからちょうど10年。 今ではカフェや飲食店、古宇利オーシャンタワーといいった大型観光施設など以前とはまーーーったく変わってしまった古宇利島。

 

それでも以前とは変わらない場所(島民居住エリア)もあります、どうか訪れる際にはそういった経緯があったことも踏まえてリスペクトして訪れてみてください。

 

居住エリアで夜遅く花火したり、爆音の車を乗り付けたりするのは止めましょう。まぁこれは大体沖縄人なんですけどね・・・・・まったく。

閑話休題ここまで

 

ま、人が暮らしている場所ではそれなりに配慮して頂戴よ。ってことです

特にゴミは出したら持ち帰る!

今日紹介した無人島でもそれを忘れずにお願いします。。。

 

それでは今日はこの辺で!

御一読ありがとうございました