ニコンD3100作品集 イタリア-フィレンツェ&ピサその1
【前回からの続き】
手持ちの一眼レフ入門機D3100を売り払い、新たにソニーのα7の単焦点レンズを買ったので、想い出深いD3100で撮った写真を載せる弔い記事第3弾。
フィレンツェからピサへ行ってみる
当初予定にはなかったんですが、電車使って1時間ほどでピサへ行けると知ったので向かってみることに。
イタリアの太陽は眩しくて沖縄を思い出させました
何という名か分かりませんが、この花は沖縄にも多く咲いてます
ピサ駅の周辺は花が綺麗に植えられていてとても綺麗でした。ピサに来たからには斜塔見ないとアレなんで歩いて向かうことに。
駅から大体30分ほど歩くと思います
バスでも近くまで行けるようですが、せっかくなので散策がてら歩くことに
まーとにかくフィレンツェの中心(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅周辺)と比べてもかなりの田舎・・・それでもイタリアの本気の田舎からすればまだ観光地でしょうけども
なので田舎、というよりは「のどかな町」といったほうが良いか
道中は静かで闊歩する馬車の足音が、アパートメントに反響して聞こえてくるほど。
ほどなく歩くと斜塔が見えてきます
昔こんなバランス玩具が家にあった気がする。 これが私の第一印象。
お決まりの「斜塔を支えるポーズ」をとる各国の人々
そしてそれを撮るジャポネーゼ1匹。
こうやって見るとその傾きの異常さが良く分かる・・・
そしてこちらがピサのドゥオーモ「Duomo di Pisa(ピサの大聖堂)」
よく、「ドゥオーモ」ってミラノじゃないの?って思う方いらっしゃると思いますが、イタリア語の「Duomo」とはその地区の代表的な大聖堂(教会)のことです、特定の大聖堂を指す言葉ではありません
つまりミラノにはミラノのドゥオーモがあり、フィレンツェにはフィレンツェのドゥオーモがあります。
また大きい都市のドゥオーモには別名などもあってフィレンツェは「Cattedrale di Santa Maria del Fiore」サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂と呼ばれてます。
この「Cattedrale」とは教会よりも大きい意味を持つニュアンスの「司教座聖堂」という意味なんだそうです Wiki調べですが・・・。
イタリアを旅する上でその土地土地にある教会(ドゥオーモ)を訪れることは非常に有意義だと思います。必ず町の中心部にあって、その周辺は他に比べて栄えています
教会・大聖堂=Duomo(ドゥオーモ)
鐘楼=Campanile(カンパニーレ)
広場=Piazza(ピアッツァ)
この3つは必ず同じ場所にあります、というか広場の中に教会と鐘楼があります。
イタリア人にとって「広場」とは教会や鐘楼と同じく、なくてはならない存在らしいです
フィレンツェの夜歩き
さて、ピサを後にしてフィレンツェに戻ります
日も沈み真っ暗になりましたがフィレンツェの街は眠りません・・・有名どころとあって夜なのに多くの人が出歩いてました
というか夜の街並みが物凄い綺麗で、道も歩きやすいし景色も綺麗。ここは言うことなしの街でした、一番好きな場所です
治安も良さそうですね、22時頃でも女性一人でランニングをしている方を見かけました。僕は海外へ行くとこういった地元っぽい人の動きで治安判断します(笑)
後々ブログに書くと思いますが、同じく観光地のローマではヤバそうな場所が結構ありましたから・・・
ちょこっと上にも見えてます「Trattoria(トラットリア)」の文字
イタリアで外食するとき、大まかに4つのクラスの飲食店があります
Trattoria(トラットリア)=一般的なディナーを食べるお店、素朴なイタリア料理を扱うお店から、高級ディナーを扱うお店まで様々。なので予算に合わせて店選びをして下さい、大抵入口にメニューがあるので必ず見て納得した上で入りましょう
Osteria(オステリア)=トラットリアよりはお酒がメイン。というのが一応の区別のようです、が、行ってみた感じはこれも店舗によりけりといったところ。お店の雰囲気によってオーナーが名称を決めてるのでは??? 僕の印象ではトラットリアより小さく素朴で内装も結構雑(というか温かみがある)なのがオステリアのイメージ
Ristorante(リストランテ)=これは上記2つよりも分かりやすい、高級志向ディナー店のこと。ドレスコードがあったりするのもここ(トラットリアと名のつく場所でもあったりします)高い店は予約なしでは入れないのがほとんどです。ただ名ばかりのエセリストランテもあったりしてもう良く分かりません。おそらく自称ですから。
Pizzeria(ピッツェリア)=名の通りピザがメインの店、決してデブ専用という訳ではありません。かと思えばパスタや前菜などもあったりして、トラットリアとあまり変わらない店もあります。ここら辺ホント適当です。やはり店の前に置いてるメニューを見ましょう。あと持ち帰り専用のピッツェリアがおすすめです、どこで食べてもハズレがありません
イタリア料理は日本人も食べ慣れているので、イタリアのどこで外食してもほぼ問題はないと思います
あと僕の勝手な意見ですが、「高級イタリア料理店」という言葉に凄く矛盾を感じます
というのも本来イタリア料理とは家庭で出されるような、素朴で素材を生かした料理がそうだと思います。決して高級食材を使いバカ高い値段を付けるものではありません、フランス料理との違いはそこにあると思います。
実は沖縄料理もそうです。
「高級沖縄料理」なんて本当はありません、ただ高級志向を好む客層に合わせて高級感を出すためにあの手この手で高い食材を使い、かつての琉球の国王が食べた〜・・・だのと言う店があります。 が、そんなの沖縄人はフツー食べませんから(´Д` )
以前聞いたことのある言葉に
「フランス料理はソースにこだわり、イタリア料理は素材にこだわる」
てのがありました。
真っ赤なトマトにオリーブオイルと塩かける、これだけでも充分にイタリア料理です
何が言いたいのか全然サッパリな意見です。
まだまだ夜歩き敢行
確かこれ↑フィレンツェの市役所だった気がします、センスありすぎビビります
誰かが言った「フィレンツェは天井のない美術館だ」というのはかなり的を得た言葉ですね、本当に街中どこ歩いても彫刻や建築物が綺麗です
この建物ではプロジェクションマッピングが行われていました。スピーカーから流れてくる言葉は理解できませんでしたが、どうやらフィレンツェの歴史を紹介しているようです
どの建物もライトアップが良い雰囲気を醸し出してます
と、突然消防車が走ってきた
遠くからサイレン聞こえてるなー、と思ったら自分の目の前を2台3台と通過。パトカーらしきものまで一緒に走ってる。
おぉ何かあったのかしら、なんて思ってると目の前で停車(笑)
何人もの消防士がこちらへ来る・・・・え?え?え?
見るとちょうど僕の歩いていた場所の角の店舗に、作業中のクレーンが突入してました・・・
思いっきりショーウィンドウのガラス破壊してる
どうやら上の写真のオッチャンが操作を誤ってやらかしたようです・・・
消防士の方々が野次馬となった僕らに何か話しかけてきます、たぶん「怪我は大丈夫か?」といった質問。身振りで大丈夫だと伝えるとOK!と一声
立入禁止テープが貼られ、さっさと帰って行きました
怪我人でなくて良かった良かった。
今日はこの辺で、また次回に続きます〜