タイ王国に住む⑥地元の伝統行事を飛び入りで見学させてもらった
今日も今日とてバンコク巡り、サワッディカー44兄さんです( ˘ω˘ )
誰ですか?バンコクの観光に寺院巡りを勧めた人は・・・メチャクチャな数あるんですけども・・・・( ゚Д゚)毎回どこに行こうか考えつつ時間ばかり過ぎていく、そんな毎日。
とはいえ有名そうな寺院には行っとくべきかな、ってことで結局行くんだけども
今日は黄金の丘という異名で知られるワットサケットという寺院へ行ってみた、王宮エリアのやや小高い丘の上にそびえ立つ寺院。とはいうものの丘って言うほどそんなに高くはなく、宣伝用の写真の撮り方でそういう風に見せてるだけなんだけどね。
ポイントの東側の道から入りますが、周辺からも入れます
タクシーの運ちゃんに言う場合は「ワッサケー(語尾やや上げで)」でOK
ただしここを知らない人も多いのでスマホで道案内しながら乗ることもある、結構バンコクのタクシーって近距離しか知らない運転手多いのよね。運ちゃんが「GPS!GPS!」って連呼してきたら、スマホで道案内宜しくという意味ですので覚えていて損は無し
そして結局迷うっていう
さてスマホで案内しながらタクシーで向かったにもかかわらず、運転手が盛大に道を間違えて遠回りしましたよ。っと( ˘ω˘ )
まあね・・・王宮周辺は一方通行が多くて、道を知らないタクシー運ちゃんはドツボにハマることがあるからね
バイクタクシーなら道に詳しいからそんなことは無いんだけど、ただあの人らは道間違えても歩道走るわ逆走するわ、交差点で強引にUターンするわで修正かけるんだけど
ハイ!こちらがワットサケット、意外に周囲からは見えないので注意
丘の上というか台座に建っている感じか。残念な天気で申し訳ないっす・・・この日は曇り空にプラスしてガスっぽい日で、何ともドンヨリとした天気だった
黄金の丘っていうのは寺院が金色だから??( ˘ω˘ )
周囲にも沢山の寺院があります
似たような建物が沢山あって迷ったけど、ここで入場料20バーツ払って階段を上る
ワットサケット
14世紀~18世紀のアユタヤ王朝時代からある古い寺院。
“サケット”とはタイ語の王室用語で、王様の散髪。かつて、クメール王朝との戦いから帰ったチャオプラヤー・チャクリーは、トンブリ王朝末期の騒乱を鎮圧し、この寺院で散発して“ラーマ1世”の即位式に臨んだそうです。
344段あるらせん階段を上ると、高さ80メートルの黄金の丘の上にたどり着きます。頂上にある黄金の仏塔には、仏舎利が納められているそうです。360度見渡せる回廊からのバンコクの眺めは最高!黄金に輝く塔と青空のコントラストも見逃せません
ワット・サケット(黄金の丘)[Wat Saket] | バンコクナビ
344段の数字にちょっと身構えてしまうけど、階段1段1段の階段の高さが低いので全然大したことなし。気温だけが問題なので水補給さえしてれば大丈夫( ˘ω˘ )
ゆっくり写真を撮りながら上ります、至る所に「見ざる聞かざる言わざる」のサルの置物がある
ストレートパーマのガジュマルの木、このヒゲが凄く良い雰囲気を出してくれてる
上からスーっとおりてきて、まるで雨の様
時折吹く風にサワサワと揺らめいていて何か幻想的、この下で昼寝したら気持ちよさそうだ
螺旋状の階段を上る。ちょっと盛り過ぎな模型が面白い
疲れた人が休めるようにカフェもある。上ってから1分の場所にあるので、このカフェは下り用にしておきたいかな(←結局行かないんだけども
昇~竜~拳!!!
道中にはこんな鐘がいくつもあって、ゴーンゴーンと鳴らしながら進んでいく。上の道からも誰かが鳴らしているのが聴こえてきて、常に音が鳴り響いている
ヒゲの向こうにある鐘
巨大ドラも打ってよし。ズゥゥゥウウン・・・・と腹に響く低音がたまらない、このサイズは上る途中に一つしかないから見つけたら即打つべし打つべし
こういった仏像が木々の中や鐘の裏に隠れていたりして、階段を上っている間も楽しめる。気付かないと通り過ぎてしまうから
周辺の木がなくなると寺院までもう少し、この辺りから眺望がよくなる
凄いガスってる!( ゚Д゚)今日は夕陽は見られそうにない
周辺の寺院、この辺りを見下ろせられる建物はこのワットサケットしかない
寺院から見下ろす下界
寺院内の回廊に到着。まずは仏像に手を合わせる
非常に綺麗な内装で、珍しく土足OK。右奥に見えてる矢印先の階段から舎利塔のある屋上へと行けます
屋上へ上がる前に回廊を一回り。360度一周できる。
この風鈴のような小さな装飾品がイイ音を出すんだわ( ˘ω˘ )
寺院の周辺は下町というか普通のバンコクの民家が広がっている。ナナやアソーク、セントラルといった都会ばかり見ていたらここがスラム街のように見えてくる
まさに奥のビル群がその都会。この対比がたまらん
どれもトタン屋根、台風が来たら一発で飛んで行くなぁ(←沖縄人的思考)
正直あまり眺望は良い方ではありませんね(笑)所謂インスタ映えない、ってやつ
この日は特にガスってたので遠くの方も見えず・・・・どうせなら陽が落ちるまで待ってようってことでしばらく暇をつぶすことにしました(この判断がラッキーでした)
眺めは良く無いものの・・・
屋上には大きな舎利塔があって、そこを囲むように祭壇?のような飾りが沢山あった
それからいくつもの座布団が置かれていた。実はこれ、この後始まるあるイベントの準備だったりする。それを知ったのは1時間後のことだけど( ゚Д゚)
東側にだけ豪華な祭壇が、それによく見るとマイク?まである
巨大ドラは屋上に2か所ある。ここで鳴らすとメチャクチャ気持ちいいです( ˘ω˘ )
すぐそこに見えているワットラチャナダーは西側の道向かいにある
それにしてもこの天気でサンセットとかどうなるのか( ゚Д゚)何の色の変化もないまま真っ暗になったりして・・・
ちなみにワットサケットの閉まる時間はネット情報がまちまちで、17時半とか18時半とか書かれている。この時は18時、まぁ閉まるときには声くらいかけられるはずだから、それまで粘っていよう。
と、煙かかった市街地の方から寺院の下へと目を向けると
おやおやおや?( ˘ω˘ )
ナニカが始まったよ!!
ホント唐突に人が集まりだした( ゚Д゚)
実は下の寺院の中で何やらやっていたようだけど、大勢の人が一斉に外に屋外へ出だしてこの舎利塔目指して上がってきた
何だ何だ???
屋上にお坊さんが上がり始め、何やらパタパタと忙しくしている様子。もしかして何かやるのかな?
事前情報も何もなく、何が始まるのか全く分からない
そして天気が悪いからなのか、屋上には僕を含めた外国人観光客が数人しか残っておらず、皆で右往左往するばかり(笑)
すると一人の僧侶がやってきて流暢な英語で話しかけてきた
「これからイベントやるから、そこの端っこだったら見学してOKだよ」
おお。何とカッコイイお坊さんだ( ゚Д゚)
言われた通り端っこの方で正座。隣に座ったオーストリアの女性旅人と一緒に、これから何が始まるのかドキドキしながら待機・・・・すると
はぁあああーん!メッチャ綺麗やーーーん
民族衣装?を着た女性が20人ほど集まってきた!(男性もいるけど見えてません)
皆手にはライトアップされた花の模型を持っている
まだ10代くらい?とにかく皆綺麗すぎてオジサン(*´Д`)ハァハァ
しかしこの後この模型を祭壇に捧げてお仕事終了!早っ
時間にして10分ほどで退散してしまった・・・どうせなら居続けてくれればいいのに。そしたらおじさんもっとハァハァ・・・
階段を下りるときに、頭を天井にぶつけないように押さえる仕草に萌え(*´Д`)
結局屋上には舎利塔を囲むように200名以上の人が集まった、皆手には経典のようなものを持っていてどうやらこれから読経を行うようだ
読経は始めにお坊さんがマイクを使い1行読み上げ、それを皆が追読するように唱えていく。なるほどさっきのマイク付きの祭壇はこのためだったのか( ゚Д゚)
その読経を15分ほど行い、今度は説法?なのかマイクのお坊さんが1人で喋る
そして、よっしゃこの隙に! と、スマホでこっそり検索開始
「ワットサケット イベント」
「ワットサケット 現在」
「ワットサケット 伝統行事」
しかし・・・・英語、日本語どちらで調べてもそれらしきページのヒット無し( ゚Д゚)・・・
ふと隣を見てみるとオーストリア女性も同じことをしていた(笑)
「日本のサイトで検索したけど何にも出ない!」
「私も英語ドイツ語両方で調べたけど、別のイベントしかでないw」
そうしていると今度は読経から唄のようなお経に変わっていった、これは全員が唱える。
こんな感じのお経 ↓
男女合わせて200名近い人が唄う(唱える)のだからかなり幻想的な雰囲気に
いつの間にか暗くなった空、目の前にはライトアップされた舎利塔、バンコクを見下ろす寺院から聴こえるお経・・・まるで別世界にいるようなそんな景色。不思議な感覚でした( ˘ω˘ )
みんな本当に明るいタイ人
時間にして1時間半くらい行われたこの行事、未だに何なのか分かっておらず・・・ホステルのタイ人スタッフに聞いても知らなーいと言われました(それどころかワットサケット自体知らなかった笑)
しかし言えるのは本当に良い体験が出来たという事
気付けば時刻は8時を回っていて、普段ならとっくに閉店ガラガラのお時間・・・この時間まで居られたこともラッキー
ワットサケットから見る夜景、たぶん貴重
イベントが終わると皆思い思いに解散、参加者の方々にとっても貴重だったようで、記念撮影をしている人も多かった。記念に僕も撮らせてもらった
そしてこのノリノリである
実は読経が始まる前は皆スマホでセルフィーしてたり、伝統衣装を着た女の子達もカメラの前では自分がバッチリ撮られるまで待ってたりと、ガチガチではない結構ゆるーいイベントだった
ただそういう宗教行事って良いですよね、本当に普段から根付いているからこそ畏まりすぎないというか、ゆとりが生まれるというか。だからこそこのイベントは(観光用ではない)地元の伝統的な行事だったのかなぁって思います( ˘ω˘ )
最後に下の方からワットサケットを撮って終了
本当にいい体験が出来た、内容は全然理解してないけども良かったことだけは理解できる(笑)
こういう一期一会な出会いはいいなぁ。やっぱ色んな所に行ってみるもんだ。
次は何が見られるのか、また出かけるのが楽しみになってきた( ˘ω˘ )まだまだタイ旅は終わらない・・・・それではまた次回!コップンカーップ
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