台風の残りっ屁で遊ぶ!Surf in okinawa
たいした被害もなく沖縄は無事に乗り切った感のある台風9号、が今度は11号が本州に向かって進撃中だそうで。最近は内地の方で地震が続いているのでまたしても自然の脅威が・・・ってな感じですが。 何とか無事に済めばいいですけど・・・。
ん〜。このままいけば関東はセーフで四国・中国地方はどストライクですね。たしかまだ梅雨も明けてないんじゃなかろうか。該当地域の方はホント気をつけて下さい
海の遊び方その1、波に乗る
さて台風一過で若干の青空が広がった沖縄では、例によってアノ男(たまに女)どもがゾロゾロと海へ歩を進めます。
真っ黒に日焼けした顔体、足首にくくりつけたリーシュコード、片脇には真っ白のボード。 オキナワンサーファーの皆さんです
この日はウネリもだいぶ収まってきて、このポイントではいわゆる「コシ〜ハラ」位の高さの波。
レギュラーサイドは全くダメ、グーフィーサイドになんとか1〜2アクションほど入れれる形の波がブレイクしていました。セット間隔は5分程度、すでに10人以上のサーファーがストークしていた。
※サーフィン未経験者には何言ってるかさっぱりだと思いますが今回はご容赦下さい・・・。
沖縄と内地のサーフィンの大きな違いの一つに、『海底のつくり』が挙げられます。これいっこで全然波質が変わるんですね。
沖縄は「コーラル(珊瑚礁)」の海底、内地(千葉、宮崎、四国など)は「リーフ(砂地)」の海底です。ハワイに代表されるようなコーラルの波は一般的には難しくパワーがあります。そしてパワーがあるため小さい波でも結構楽しめたりします。
またリーフと違い、コーラルは干潮になると潮が足りなくなってしまい、サーフィン自体が不可能になるため基本的には満潮の前後2時間位(トータル4時間)がサーフィン可能時間となります。リーフの場合は波がある限り日没まで遊べます。
夏になるとサーフトリップで沖縄にくるサーファーと出会うことがよくあります。みんな足の裏が血だらけ・・・慣れれば珊瑚の上を歩いても平気になりますが、初めての方はマリンシューズ履いてもいいかもしれませんね。
そして残念なことに毎年、サーファーが流されて海上保安庁に救助。といった見出しの新聞を目にすることがあります。こればかりは絶対に無理をしないで下さい・・・特に初めてのポイントや慣れない場所では海底の地形もよく分からず、流れも分からないため危険です。
ダイビングでもそうですが危なそうだと感じたら早めに陸に上がる決断も大事ですよ。
これは『屁』どころか身じゃねえか・・・
ところ変わって別のポイントへ。
(サーファー界には、なるべく詳細なサーフスポットは紹介してはならない。みたいな不文律があるとかないとか・・・なので今回は上の写真のポイントは秘密にしときます。)
でも次のは紹介しても大丈夫。向かったのは嘉手納町(かでなちょう)にある兼久(かねく)海浜公園。
距離にして数キロほど海岸線に沿って歩道が続く、海好きにはたまらない公園です。
北谷町(ちゃたん)もそうですけど、中部にはこういった遊歩道が多くていいですよね〜、 さてさてこの日はどうかな・・・(前フリ)
ドーーーン!!!
・・・・・。豪音と共に海面が大きくうねっている。対象がないので分かりにくいですがこの波で高さが2mはゆうにあります・・・。ちょうど人がひとりスッポリ入る高さですね。
誤解のないように断っておきますがこの海浜公園の遊歩道はかなり高さがあるので、これくらいの波でも平気なように設計されてます。この日の波でも無問題でした。
それにしてもデカイなぁ。さっきのポイントとは大違い。
ウネリの方向とか風向きなどの影響だと思いますが同じ海とは思えないですね。ここはさすがに入れる状態じゃないためサーファーは皆無。
だ、そうです。
普段は本当に静かな海で、夕暮れには多くの地元の方々が夕日が落ちるのを見ながら語らいあってたりする素敵な場所なんです。 走るのにも最適なのでウォーキング・ランニングにもおすすめ。
では最後に、この日どれくらいの大きさの波だったかを、「スーバーフォトクリエイター」の技術で表現してみましょうか。(前フリ)
う、うん。
(あれ、意外にイケてね・・・)サーファーがいたらだいたいこんな感じになってたはず。
あくまでも余波です。
今回は台風9号が残した「波」を撮ってみました!マリンスポーツの盛んな沖縄。サーフィンもそのひとつで、北谷では今や文化の一部ともなっています。
サーフショップなどでは体験サーフィンやボディボードなども行っているので、未経験者や道具を持っていない方でもいつでも楽しめますよ。
注意:今回はあくまで台風9号が残した『余波』です、現在は沖縄でも11号のウネリが入っているため海に近づくのは危険です。海に行く際には必ず台風が去った後、安全を確認しながら行って下さい。
それではまた次回!