沖縄最南端の地、糸満市をぶらっとドライブ。秘密のスポットも教えます
なーんか関東地方に台風が上陸して、物凄い大変なことになっていたそうですが。
勢力を保ったまま、本州に行くなんて・・・
台風の勢力を落とすのは我々沖縄の仕事なのに( ゚Д゚)
ミナサン、スマン。
とかなんとか言ってたら、ここ沖縄
まさかの逆走ぎみの台風10号様に、現在ピッタリと張り付かれているマンツーマンディフェンス状態に
ギャーーーーース!
あー怖い怖い、右をチラ見したらガッツリいるんだもん、すぐそこに。
今後北上する可能性もあるそうですが、内地の皆さん安心してください。
ここで弱めておくから。 |д゚)
本島南部のドライブコース、国道331号線大爆走
台風の話はさておいて、今日もぶらおき。
今回のターゲットは糸満市の海岸線をひた走る、南部方面ドライブの巻
糸満市ってのは沖縄の最南、つまり沖縄のしんがり。
最南端の地にあるために南から来る台風の影響を、いの一番に受け止める、まさに1番バッターのような存在
平和の礎で有名な平和祈念公園があるのもココです。
修学旅行で一度は訪れた経験があるのではないでしょうか、糸満市。
糸満は市の南側のほとんどを海に囲まれた地形なので、海岸線をドライブするにはもってこいのポイントなんですね。
ただし意外なことに遊泳ビーチがほとんど無いんです、人工ビーチが数か所あるくらいで、あとは天然の海岸線。
もちろん海に入ることは自由なので、施設やシャワーが不要ならば、この海岸線から海に入っても問題ありません。
話逸れますが実はそっちの方が、海が綺麗なんですよね
恩納村などにはリゾートホテルと隣接した、ホテルのプライベートビーチがありますが、そういったビーチには魚もほとんどいなくて、まぁ観光客からは褒められますが、地元育ちからしてみると全然綺麗でない(笑)
もちろん安全性が担保にされてるし、整備もされてるから一長一短ですが・・・。
整備されたビーチか、ワイルドな天然海岸か
どちらかを選ぶかはアナタ次第。
まぁせっかくなので選択肢のひとつにでも加えてみて下され( ̄▽ ̄)
具志川城跡
まず最初に訪れたのは、具志川城跡(ぐしかわじょうせき)
うるま市にも具志川という地名があるので、混同しがちですが糸満にもあるのです。
城跡好きなので城跡には結構行ってるんですが、ここの城跡は他とはちょっと一味違うんですよね、なので一発目に行ってみます。
今回のぶらおきは糸満市の南海岸を半時計周りでぐるっと周ってるので、片道で行けるようなコースになっておりまする
入口がジャングル
ハイハイさっそく海がお目見えですよ
よーく見てみると海に浮かぶ人、人、人
ここ具志川城跡は、強い東ウネリが入った場合にのみサーフィンが出来るサーフスポット。たまたまその日だったらしく、週末とも重なったので多くの人で賑わっていました。上から見ると面白い
城跡の一部がこのように残っています、他の城跡と比べても残存度はかなり低い
柵で囲われたこの場所は・・・
中を覗くとポッカリと穴があいている・・・・
おぉ、どうやら海まで繋がっているらしい。ここから海までは20mほどの高さ。
沖縄らしいソテツの木。子供の頃はこの尖った葉に何度ぶっ刺されたことか
もう少し行くと開けた場所にでます、ここからも海が一望できる
ちょっと逆光ですが、こちらが東側の景色。さっきまでは南側ね
こっちサイドはサーフィン不可能ですので誰もいません、それにしても深い青色
ここはさすがに地元民でないと海岸に出られないので、海に入るのはオススメしません(笑) 上から見るだけにしましょう
何とか崖先から城跡全体を入れてみる、やはりボロっちくて規模も小さい
最後に西側を。写真では見えませんが、次に向かうのがこの向こう側にある沖縄最南端の地、喜屋武岬になります。なので喜屋武岬に行かれる方は、ぜひこの具志川城跡へ足を運んでみては?
で、この城跡の珍しいところは、このように海を背にして建っていること。
たいてい沖縄の城は高台に建っていて、殆どが山(というか丘)の上にある・・・そちらもたしかに海を見渡せる場所にありますが、ここほど近いロケーションは中々ありません
これとかそうです。
勝連(かつれん)にそびえる天空の城 『勝連城跡』 は360°絶景の超穴場! - ぶらり沖縄
朽ちた城の、さらに朽ちた城跡へ。 南城市 大里城跡公園 - ぶらり沖縄
場所がかなり分かりにくいですが、糸満ドライブでは来る価値のあるマイナースポットです
米須(こめす)周りで国道331号線を走っていると、案内板が出てきます。それに従いましょう
喜屋武岬
地図で見ると具志川城跡と目と鼻の先・・・・のはずが喜屋武(きゃん)の集落の迷路にハマって来るのに15分もかかってしまった( ゚Д゚)
ここが沖縄の、正確には沖縄本島の最南端です
ちなみに最北端はこっちで
最西端はこっち。
空の青とマッチしたモニュメントがあります
10数台ほどの駐車場があります、トイレもあるのでちょっとした休憩に使えたりする
手すりの向こうはひたすら海、ここも色が深い青色ですね。ということは水深が深いということ
手前から一気に深くなります。ここも遊泳はさすがに厳しい・・・サメがでることもあるみたいなんで(笑)
具志川城跡よりも岩が緑に覆われている。
糸満は沖縄戦でも一番の激戦地でした・・・ここへ花を手向ける方もいらっしゃいます。
沖縄戦てのは本島の真ん中からアメリカ軍が進軍してきて、その殆どが南部での戦いとなりました。
なもんでここまで追いやられた人が、この場所で身投げすることもあったようです。悲しい話ですね。
この場所で手を合わせている方を見かけたら、周りで騒がずにお願いします。
あれ?地図で見るとさらに最南端(荒崎)がある・・・あ、最南端の岬ってことか!
米須海岸
引き続き車を走らせる。次に向かうのは米須(こめす)海岸
というのは地図上の正式名称で、ここは一般的には”スーサイド”と呼ばれる沖縄サーフィンの王道スポットとなっています。
(なぜスーサイドかと言われているのかは諸説あって。戦時中に自殺の名所だった、とか、海へ向かうサーファーが入水自殺する人に見える(笑)とか・・・)
うーん。
ここで死ねるほど高さはないし、サーフボード持って死にに行く人なんていないんだけどなぁ
まぁいいか。
砂利道を抜けると眼前に広がる海
さっきとはうって変わり目線がぐっと低くなった、ここでは海水浴出来ます
手前の浅瀬では家族(親父サーフィン中で暇をつぶす母子)が数名、海に入っています
上の写真で見ると砂浜でビーチっぽいんですが、砂があるのは手前部分だけ(岸のほう)
海に入るとすぐにゴツゴツした岩になります
ビーチサンダル、できればマリンシューズを履いたほうが良いです。この手前まで強い波が来ることはないので(台風クラスのうねりじゃなければ)結構安心して遊べます。
沖縄で怖いハブクラゲも、この浅瀬まではほとんどきません。
砂の上は石がジャリジャリ・・・と思いきやこれはサンゴの死骸。基本的に沖縄の自然の海岸線はこんな感じ。これが本物( ゚Д゚)
あ。あまり知られていないけど、このサンゴは死骸でも沖縄県外への持ち出しは法律違反なので、一応注意。
1.海中において自生しているものは、採捕は禁止されています。
岸壁、消波堤、ロープ、鉄筋、基盤等に自然に付着し、生育しているものも含まれます。ただし、養殖されているものは、除きます。
2.折れて海域に落ちているもので(生死は問いません。)、原形をとどめているもの(砂状、れき状、石状等の死サンゴは、除きます。)も採捕は禁止です。
3.サンゴの死骸(骨格)も採捕は禁止です。
4.サンゴの卵自体は対象外ですが、卵の付着した基盤等は、天然的状態にあるとみなすことができますので、採捕は禁止です。
ま、たまたま気付かずポケットに入ってたりすることはあるけどね!ホントたまたま!
海へと延びる舗装された道は、海底ケーブルです。ずーーーーっと南の方の島まで続いてるらしい・・・ここも南の島だけど。
地図
平和創造の森公園の南側。(拡大してもらって)地図の赤ポイントの東側にある細い道から海岸へと下りることが出来ます。
(波がある場合はサーファーの車が多いので、皆に倣って駐車してください)
サザンリンクス
ちょっと番外編。これが秘密のスポット
糸満市ではないですが、こっちは糸満の隣の八重瀬町(やえせちょう)にある具志頭(ぐしかみorぐしちゃん)にあるゴルフ場
サザンリンクスゴルフクラブ
カヌチャのような、ゴルフ&リゾートホテルですな。泊まったことは無いんですが、ゴルフは回ったことあります。
ここのゴルフ場は本当に最高の景色!カヌチャなんて目じゃない。沖縄唯一のリンクスコースで、断崖絶壁の海越えとかあります!
風の強い日は思いっ切り海に打ち出して、ブーメランボールでフェアウェイに持ってくる・・・なんてことがザラにあります。
まぁ大抵は海にボチャンなんすけど・・・
ちょっとお邪魔します~、この道を道なりに行くと
右に折れていくカーブがあります、右へ・・・・
コースを突っ切ります、芝も青くて綺麗ですね。丘陵コースと違ってOBは少なかった気が・・・ボールが曲がっても隣のホールから打てます
少し進むとすぐに海が見える。ここから見る景色も良いですが、海岸へ下りることもできます
恐らくサザンリンクスの施設だと思われますが、もう使われていないよう・・・・廃墟感がたまらんのう
日が傾いてきて、陰になってしまったので暗く写ってますがここも綺麗な海です
遠浅なので子供でも入れます、ちょっとした遊歩道もあるので散歩するにもいいかも。
駐車場が坂の途中に10数台と、海岸沿いにも10台ほどあるので結構停められます
こちらもかなりのマイナースポット、ホテルに泊まれたらなお良し!
地図
国道331号線にデッカイ看板あるので、そこから一本道
ドライブに行く→昼ごはん食べる→またドライブ行く→幸せ
てなわけで最後はちょっと外れましたが、糸満のドライブコースをちゃちゃーっと周ってみました
糸満に限らず南部はどこもこういった海岸線が形成されていて
リゾートビーチみたいなのは数えるほど・・・だからリゾートホテルも殆どない・・・
だから観光客もあまりこない・・・・・
だから海が綺麗!なんですね
ちなみにさっきのスーサイドは海亀がいっぱいいます♪
少し沖の方(サーファーがいるとこ)ですので、シュノーケリングができる人対象
波のない穏やかな日を選ぶと幸せになれます
一応注意:こういったとこで海に入る場合は、クラゲに刺されようがサンゴで怪我をしようが、最悪流されても自己責任です・・・
といっても今日紹介したのはそんなハードではないですけどね、全然入れますけども。念のため。
こういうのあると便利
Hedea (ヘデア) ワンタッチ 折りたたみ 携帯 テント 着替え トイレ シャワー室 キャンプ G災害 対策 備え (グリーン)
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コールマン ポータブルシャワーウォーターキャリアー付 2000010385
- 出版社/メーカー: Coleman(コールマン)
- 発売日: 2012/03/08
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あとはマリンシューズとか
もうこれさえあれば沖縄のどこでも海に入れますよ、えぇ。
さぁまだまだ夏はこれから、エンジョイしていきましょう♪
ご一読有難うございましたー
(44兄さん)