ダチョウランドという、沖縄の超ド級ローカル観光地に行ってみた。
これは果たして単なる怖いもの見たさなのか
みなさんこんにちは!
2016年最初のブログ記事となります、今年もどうぞよろしくお願いします( ̄▽ ̄)
さぁ新年最初のぶらり沖縄(ぶらおき)はコチラ
今帰仁村(なきじんそん)にあるダチョウの王国、その名も「ダチョウランドおきなわ」
今帰仁村といえば・・・・といえば・・・・
あ、なんもねぇ( ゚Д゚)
と言ってしまえば今帰仁人ご立腹だと思うけども、ここはホントふつーの田舎。
のどかな畑が広がっていて、海は綺麗で赤瓦の沖縄古民家が立ち並んでて・・・観光という観光地はほとんど無いんじゃないかな。
が、隣には本部町(もとぶちょう)という、あの「美ら海水族館」や「備瀬のフクギ並木」などの有名処をかかえる、県内でも屈指のスーパー観光地が・・・。
深緑のトンネル、その向こうには海が。 本部町備瀬のフクギ並木 - ぶらり沖縄
本部と今帰仁。
田舎具合は双方とも同じなはずなのに、どうしてこうなった・・・
しかし!そんなメジャー処の観光地に対抗するかの如く、美ら海水族館から車でわずか5分の場所にあるのが「ダチョウランドおきなわ」
もう名前からして出オチ感満載ですが、その様相は予想をはるかに上回るほどの出来。
当ぶらおきのスローガン「ローカル沖縄観光地」を地でいく、素晴らしいスポットとなっていました。
それでは今日も元気よく行ってきまっしょい!!
一度目にすると網膜に焼き付く、原色多用の看板
場所はここ
本部半島の北側にあるので、国道58号線から県道505号線(本部循環線)へ入って行くのがベスト。
急に看板が見える(QKM)ので、広々とした駐車場へぶち込んで下さい
するとどうでしょう、東京五輪のエンブレムなんて足元にも及ばないこのハイセンスな看板絵が見えてきます。
色使い、それから昨今の3Dブームを吹き飛ばすかのような見事な平面絵
これはもう芸術史を3周ほどしないと辿り着けない境地でしょう。それと物凄い地雷臭がしますが安心してください、そのために私が行くんですから( ̄▽ ̄)
料金は大人500円、子供300円
何と「インターネットヲミタヨ!」というと料金が20%オフに!!
なんという太っ腹決済。これで大人400円に。やったね(^_-)-☆
併設している高級レストランには数々のメニューが(あえてツッコミません)
コース料理は扱っておらず、単品での注文のようです。屋外には無造作にアンティークの犬が飾られています、うーむ前衛的。
なんとこの日は私のために貸し切りに!!
この広々とした駐車場を、5ナンバーの車1台で占有。贅沢すなぁ・・・
古民家風のエントランスでお金を払い入場します。(入った瞬間にランド内に音楽がかかりました、「使わないときは電源を消す」これ小学校で習いますね)
ランド内はまるで亜熱帯植物園のよう、ワォ!ファンタスティック
これは・・・・車のバンパー??? 直感でシルビアS13とみた。
デカい。ダチョウデカい。。。
さっそくダチョウと戯れタイム
エントランスで受け取ったダチョウの餌を与えます(サツマイモの茎にしか見えませんが、きっと中身は高栄養の餌でしょう。洒落た小細工をしてくれます)
写真では分かりづらいですが、ダチョウの背丈はゆうに2mを超えてます。
餌をガッツク姿を見て確信しました
こいつらは小さい恐竜だと。
開放感あふれるランド、雨の日はずぶ濡れ確定です。※ダチョウは小屋に避難します。
ニワトリはそこかしこで走り回ってます
上の写真が分かりやすいのですが、羽が黒いのがオスで灰色はメスです。
ダチョウランドでは圧倒的にメスが多い。
この半開きの目がたまりません
事件発生!!!
で、ひとしきりダチョウ見学してたらアレ? 檻の中に何か落ちてる?
あれ?これって卵??
ハハハまさか。模造品でしょ?
ここまでの園内をみると、こういったジョークグッズはあってもおかしくない。
たまたま近くにいたダチョウランドの代表取締役(世間でいう用務員さん)に尋ねる
( ̄▽ ̄)「あのーこれって卵ですかね?ニセモノでしょ??」
( ゚Д゚)「あぇっ!産んでる!!」
モノホンでした。
産まれて5分くらいだったようです、右のダチョウが多分お母さん。
人がいるからなのかすぐに温めない、気にしてる素振りは見せるけども・・・
が、すぐに母性本能発動。「ナニ見とんねんどっかいけやワレ」
「なんや?」「なんや!」「なんやぁ!!」「なんやなんや」・・・以下無限ループ
するとおっちゃん登場。どうやらダチョウの卵は販売されているようで、予約がいっぱいだそう。
投機事業も行っているのか、ノーコストハイリターン。やるな。
「ダチョウは自分より背の高いものには襲ってこないのよー」
といいながら物凄いヘッピリ腰で入って行きます。(過去にガチで襲われて死にそうになったそうです)
私も協力して卵ゲット!!凄い、温かい!
絵だけ見ると完全にジュラシックパーク。
ダチョウは週に1度しか卵を産まないので、かなり貴重な体験だったようです。
(なるほどメスが多いのもそのためか・・・やり手な経営者だ)
孵化させることもあるようです。それにしてもデッカイなぁ。
さながら動物園のよう
ダチョウランドには他にも動物たちがいます。
こちらはヤギコーナー
なんとここのヤギ達は餌に沖縄そばを混ぜたものを与えられているんです、贅沢!!
どう見ても餌に沖縄そばを混ぜたというより、沖縄そばに餌を混ぜたと言っても過言ではない気が・・・。
そういえば入口にあったレストランのメニューに沖縄そばがあったな、あっ(察し
まぁ美味そうに食べてるからいいか。
こちらは母ヤギ。
1週間前に産まれたばかりだという子ヤギもいました。かわええぇぇぇぇ!
他にもニワトリ小屋や
ポニー小屋まで!沖縄のムツゴロウ王国やー
立ち姿が凛々しいので撮ってたら
襲われました。(アスキーアートにできそうな奇跡のショット)
根性ある方は乗ってみては
実はここではダチョウに乗ることも可能なんです!
( ゚Д゚)「追加料金500円ね」(マジ顔)
おっちゃんに別れを告げてダチョウランドを後にしました・・・。
てなわけで、いかがでしたか?ダチョウランドの魅力。
バッチリ取材もされてます、1991年ぇ・・・・
立派なHPまであります(これはマジ)
友人や家族などの団体で行くと結構盛り上がるかも(笑)
怖いもの見たさで行ってみては?
書き手:44兄さん
【その他の記事】
沖縄市にも似たような施設があります。
全て見学無料(タダ)で遊べる、ちょっと小さな動物園 うるま市「ミニミニ動物園」 - ぶらり沖縄
全て見学無料で施設充実してて、園内で産まれた卵を使ったケーキが超絶品ですが、ダチョウに比べれば大したことありません。