【東京ぶらり旅】上野恩賜公園で日本の秋を見た!ココ、住みたい。
みなさんこんにちは!流浪の民44兄さんです。
今回も引き続き東京編。
沖縄の田舎者が、大都会東京の地に舞い降りた【東京ぶらり旅】第2弾
前回は高尾山の紅葉と初めて見た富士山に大感動。
【東京ぶらり旅】高尾山の紅葉と富士山の景観に、沖縄の田舎者(私)大感動 - ぶらり沖縄
今回は都会のオアシスとでも言うべき「上野恩賜公園」へと足を進めてみた。
上野恩賜公園・・・・・初見では何と読むのか分からず(´Д` )
「うえのおんし公園」らしいですね(笑)
20℃近い気温の変化に鼻水ドバー
公園の話は一旦置いといて、とにかくこの日は朝から凄かった。
東京や関東近郊にお住まいの方はピンとくるかもしれませんが、夜明けから突然の大雨・・・からの灼熱地獄!(´Д` )
その日は秋葉原に泊まってたんですが、夜明け頃の気温は確か6℃とか。
で、しかも物凄い大雨・・・・。
「うあぁぁぁああ(´Д` ) 今日は上野観光なのに・・・・」
と思いながら二度寝。
昼前にチェックアウトし、意を決してアウターのジャケットのジッパーを上げ玄関を出ると。 クッソ暑い日差しがコンニチハ(´∀`)
都心部で24℃。
確かこの日の沖縄が21℃だったので東京の方がはるかに暑い。。。
こんなことってあるんですねぇ、さすが大東京。気候の変動も日本一やでしかし。
いざ上野へ
天気が良いことに越したことはないので、さっそく行動開始。
この日は朝から上野をブラブラする計画だ。
というのも、今回の東京行きの際に同じはてなブロガーのtravelartさんに、東京の美術館的なオススメの場所をご教授してもらっていました。
「今なら上野の始皇帝展やモネ展。六本木のファラオ展がオススメですよ〜」
という神の啓示のようなありがたいアドバイス。
travelartさんは美術館やヨーロッパについての記事を書かれています。関東在住の美術館好きは是非読者に(´∀`)ナレ
ギロッポンのファラオ展は時間が余れば行くということにして、まずは上野の東京国立博物館から。
都会の紅葉って素敵やん
勿論初めて訪れる場所なんですが、とにかく驚いた・・・・
東京の都心にこんなだだっ広くて素敵な公園があったとは。
さきほどからチョコチョコ写真に出てますが、この日の上野恩賜公園は紅葉を迎えた木々と、折からの強風による落ち葉でまぁ綺麗なこと。
上野駅から国立博物館までの間、徒歩で約15分といったところ。
12月とは思えない暖かさ(暑さ)のなか、地面に絨毯のように敷き詰められた落ち葉の上を歩く。足の裏からフカフカとした、何とも言えない初めての感触を感じる。
すぐにオススメのあった「始皇帝と大兵馬俑展」へと向かう
五月雨のように降ってくる落ち葉の中を歩くのが本当に気持ちが良い。
まさか12月の東京を、半袖で外を歩けるなんて(´∀`)笑
ズンズン歩くと見えてきた。
博物館や公園の規模と比べると、物凄い小さく感じるチケット売り場でチケット購入。
特別展の一般料金は1,600円。ぐぬぬ・・・なかなかの値段しよるわ。
博物館敷地内に入るとさらに感動。
ナニココ、相当立派&素敵なんですけど。
特別展示館へ歩きながらも一向に着かない・・・(笑)
あっちを見てもこっちを見ても綺麗な景色。さながら天井のない美術館といった様子。
沖縄の県立博物館もこれくらいやってくれればいいのに・・・。
じっくり歩いたので入口から20分ほどかかってしまった
※館内は撮影禁止
さっそく特別展示である「始皇帝と大兵馬俑展」へと入る。
断っておくが、ハッキリ言って私は中国史はサッパリ分からない(´∀`)
始皇帝が実際に何をして、どうしてここまで歴史に名を残す人物なのかも全然知らない、いや、知らなかった。この展示を見るまでは。
特別展の前半は始皇帝時代の文化財や、装飾品などの展示が主だった。が、それはあまり美しいとは感じなかった・・・
鐘や剣などが数々展示されていたが、正直(´・ω・)フーンであった。
それよりも興味をそそられたのが、始皇帝が行った行政などの政の手法だ。
それまでの中国は色々な国が争っていて、そこを初めてひとつの国として統治したのが始皇帝。
統治後の始皇帝は各地のインフラ整備や、バラバラだった貨幣や重量の単位などを統一させたりと、まぁ色々やったようだ。
色々な説明を聞くと「あぁ、きっとこの人ものすんごい頭良い人だったんだなぁ」というのが2200年後のアホの私でも分かるくらい面白い。
東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「始皇帝と大兵馬俑」
詳しくは上記のwebサイトでどうぞ。
そして後半はいよいよ始皇帝の墓(始皇帝陵)に収められていた兵馬俑の数々・・・。
これは迫力ありました。
この兵馬俑が収められていた始皇帝陵って、発見されるまでは存在すら知られていなかったようで、歴史の噂話のように語られていたみたい。
まるでシュリーマンのトロイ遺跡発見のよう(´∀`) ただし始皇帝陵を発見したのはただの住民だったようだけど・・・。
数千体あった兵馬俑にはどれも同じ顔はなく、将軍や歩兵・弓担当の軍人などなど。本当の軍隊を模して造られたとされ、しかもその描写の精度の高さは現代の私達が見ても驚くほどの精巧性を持っている。
この特別展示では本物の兵馬俑は10数体と、あとは模造の兵馬俑が50体くらいいた。
興味のある方は是非見に行くべきかと・・・無知の私でも楽しめましたから。
見学の最後に撮影許可のあるゾーンがあった、記念に一枚。
園内で日本の秋を見た
始皇帝と大兵馬俑展を見学したあと、とにかく天気が良いうちに公園内を撮っておきたいということで園内を散策。
食事処では行列が出来ていた
園内はどこもかしこも日本の秋、といった様子。
神社もあって、鳥居の連なる様子に外国人観光客が感嘆の声を上げていた。
清水観音堂の裏手、建物の朱色と紅葉の紅色の対比が凄く良かった
地面はどこもこんな感じ
一旦公園を出て不忍池に向かったんだけど、何か大掛かりな工事を行っていて、風情なんぞ欠片もない・・・(´Д` )
諦めて再度園内へ、清水観音堂へと向かう。
「月の松」と題された松の木がある
角度を変えると、ちょうど不忍池にある弁天堂と重なる位置が。
こんな感じ。。。引退間際の力士のテーピングの如く、保護布でぐっるぐるに巻かれた松の木がちょっと痛々しかった(´Д` )
建物裏手の紅葉は園内でも一番綺麗でした
文化会館前の通りは一面の黄色
中通りは春になると桜が凄いという・・・次回は春、かな〜
ココ住んでいいですか?
そんなこんなで結局1日中歩き回ってしまった・・・あまりにも素敵な場所なのでつい。
この週で最終だったモネ展は看板だけパシャ
・・・・この公園にテント立てて住みたいなぁ。
と思うほどに素敵な場所でした、上野。
間違いなくこれから東京に行くたびに立ち寄る場所だと思う。
東京の都心にこんな四季を感じられる素晴らしい場所があったなんて・・・
博物館や美術館も沢山あるし。
恐るべし、花の都大東京。
では今回はここまで。
ご一読有難うございました。