グレートスモーキーマウンテン国立公園へ行ってきたよ
皆さんこんにちは、現在アメリカ留学中の管理人44兄さんでございます。
当たり前だけど沖縄に居ないのでぶらおきの更新を止めていましたが、あれ?そういえばこのブログ、海外に行った時の記事も書いてたや。。とふと思い出しまして。
そしてつい最近非常に良い場所へ行ってきたので、久しぶりにこっちのブログも更新しよう
ってことで久しぶりに記事にしてみます( ̄▽ ̄)ぁぁ懐かしきはてなブログ。
こっちはアメリカ留学メインのブログです、よろしければご覧あれ。
ファイトソング! | 米海兵隊員の家でパワフルホームステイ!30代からのアメリカ語学留学生活
グレートスモーキーマウンテンとは
今回のぶらおき海外旅はテネシー州とノースカロライナ州をまたにかける国立公園、グレートスモーキーマウンテン国立公園へと向かいました。
もうこの名前がヤバいよね、ワンピース感とハンターハンター感を足して割った感でてない?
中二病患者にはたまらんでしょこれ。。。
(スモーカー大佐とゾルディック家の実家の山的な)
グレート・スモーキー山脈国立公園 - Wikipedia
名前の由来は霧が発生しやすい山なので、この名が付いたそう。おぉまさにスモーキー・・・
この公園へ行くには西側のテネシー州から入るか、東側のノースカロライナ州から入る場合が殆ど。僕はノースカロライナ州に住んでいるので東側から入ります。
実はこれサクッと書きましたが車で7時間かかったのよね。。。
ホント大変だった。
一人旅だし、朝の4時から出発し初めて真っ暗なハイウェイ乗ったし
全くの見知らぬ土地だし、車は27万キロ超えのオンボロ車だし、雨降るし、スンゲー長いトレーラーが横倒しで事故起こしてるの見たし・・・・( ゚Д゚)
これだけで記事1本書けんじゃね?っていうくらい楽しい道中でした。
てなわけでそこはバッサリ切って、無事到着。
拠点となったのはチェロキーという町
目的地のグレートスモーキーマウンテン(以下GSM)ではトレッキングをメインの目的とします。
トレッキングを兼ねて、写真を撮りながらぶらぶらするのが好きなんで。
さてGSMはアメリカの国立公園の中では一番面積が小さいそうですが、それでも各ポイントへ向かうには車が必須。
なので拠点となる場所(ホテル)はできるだけGSMに近い方がいいだろうということで、Trivagoでホテル探し開始。
話脱線するけど、このサイト英語読みだと限りなく「チバーゴ」に近い発音なんだよねー。
日本表記はトリバゴのようですが・・・。結構違和感がある。
今回は4連泊するつもりで探し、結果的に良さげな場所をハケーン。GSMの麓にあるチェロキー(Cherokee)という小さな町のホテルがヒットしました。
このチェロキーという名前、アメリカにしては珍しいなぁと思いましたが、それもそのはず。
ここはインディアンの特別自治区になっていて、チェロキーというのはインディアンの部族の名前だそうです。
アメリカでは所々にこういった自治区が存在するそうで、やっぱあれかな、自由を重んじるアメリカの過去の脛の傷みたいなものなのかしら・・・・。
ホテルの値段もちょっと離れた(つっても車で1時間)都会のホテルと何ら遜色ないので、即決でここにしました。
チェロキーの町は本当に面白くて、そっちはまた別の記事にするつもりです。
ちなみにモデルの市川紗椰さんのお父さんがチェロキー族の血を引く方のようなので、多分ここがルーツなんじゃなかろうか。
インディアンの町、チェロキーへ泊ったよ。 現在作成中
まずは案内所でガイドブックを買おう
さっそくトレッキングに出かける前に、まずは案内所(ビジターセンター)で情報を集めなければなりません!
というのもこのGSMは公園内に幾多のトレッキング・ハイキング・ピクニック・川遊び・滝 etcのコースがあって、自分の体力や行動時間に応じて
目的地を選ぶ必要があります。
例えば今日は午後から天気が悪くなりそうだから、午前中に簡単な2時間位のハイキングに出かけるとか
家族連れでどうしても長時間のアクティビティが出来なさそうだから、川で水遊びとか。。。
そうやって天気などの状況に応じて臨機応変にコースを選ぶのが、GSMを上手く遊ぶコツになります。
また山火事や地滑りなどの特殊状況で、各コースが閉鎖されたりするので必ずそういった情報をつかむ必要があります。
そういった情報も案内所ではインフォメーションしてるので、必ず訪れたい場所。
一応HPあるんですが、これがまた全然使えない!
全然最新でもないし、地図も見にくいったらありゃしない( ゚Д゚)さすがUSA様やで
www.nps.gov
という訳でチェロキー側のおススメの案内所がこちら
何て読むんだろう(笑)全然分からん、チェロキー側はインディアン語表記が多くて色々と苦労しました。
オコナルフティ??
場所がコチラ
チェロキーの町の中、インディアン博物館の道向かいにも同じような案内所があるんですが
質が全然違います。あそこは売り場も小さくスタッフも二人くらいしかいません、置いてあるパンフなどもやや少なめでした。
なので是非このオコナルフティの案内所へ行ってみて下さい、しかもこの案内所は観光地も兼ねてるので
1時間は観光できるくらい立派な施設ですよ。
オススメのガイドパンフレットはこれ
無料パンフは沢山あるんですが、どうにも情報に乏しくて地図もついてない。
しかしこのDay Hikesというパンフはたったの1ドルなのに、GSMの全体図やハイキングやトレッキングなどのポイント
各ポイントの難易度や要時間など、色んな情報が載っているのでかなり使用しました。
おすすめのパンフですよ。
いざマウンテンへ
チェロキーの町からGSMへは、車で5分ほどの場所に入口があります
他のアメリカの国立公園と違い、ここは全て無料となっているため1日に何度も入ったり出たりを
繰り返すことが出来ます。
( ゚Д゚)カメラのWBを間違えたため色が変ですが、もう気にしないでくれ・・・気付いたの翌日ダヨくそが
この日の天気は快晴!まったく霧が出ておりません!!
これは喜ぶべきなのか何なのか・・・・( ̄▽ ̄)
こういう日は珍しいようです。
お、入口からすぐの場所でさっそく野生のアニマルズを発見!
これはエルクですね!どうやら家族のようで、草をムシャムシャ食ってました
オスもいたんだけどカメラを構えた瞬間に森の中へ・・・・動物と子供は被写体の難易度がたけーぜドチクショウ
これがエルク。ホントにこんな角してました。
エルクを見た後は、車で約20分で目的のトレッキングコースに到着
本当はGSM一番人気のChimney tops trail(チムニートップス)へと行きたかったんですが
何とそこが山火事か何かの理由のために閉鎖されていました・・・
そこで第2候補のAlum cave trail(アラムケイブ)へ。
チムニートップスが閉鎖されていたためか、多くの人が訪れています
20台くらい停められる駐車場があるんですけど、入りきらない場合はこうやって路駐してます。
特にパークレンジャーからの注意も無いので、大丈夫。
これがトレッキングルートの全体図
このルートには3つの見所があります
①Arch rock(アークロック)
②Alum cave bluff(アラムケイブブラフ)
③Mount le conte(マウント・レ・コンテ)頂上
とそれぞれ辿り着く難易度が弱・中・強、と扇風機のように綺麗に分かれているのが特徴的。
往復時間はそれぞれ2時間・4時間・5時間強。
せっかく来たからにはもちろん山頂目指します。出発時間はジャスト午前10時。
さぁハリキッて行ってきまっしょい!!( ̄▽ ̄)
Alum cave trail
まずは最初の見所のアークロックを目指す、道中は鬱蒼とした森の中を歩く
夏なのにひんやり涼しい、気温は18℃、風も無くトレッキング日和
いくら整備された道だからと行ってもトレッキングシューズは必須
それからリュックサックに水や食料、カッパなども欠かせません。最悪遭難しても3日は生きられるように
道具を準備しています。
やっぱ一番お金をかけるべきはトレッキングシューズだわ、この日のためにわざわざ新調したんですが
おかげで足がグングン進むし、翌日の疲労度も軽減されます。
以前沖縄の嘉津宇岳にスニーカーで登った時とは全然違う(笑)
それから初めてトレッキングソックスなるものを買ったんだけど、これが相当イイ!
全っっ然普通の靴下と違う!ただ厚いだけじゃなく、通気性やクッション性に優れていて
歩いていてストレスがかからなかった。
(モンベル)mont-bell WIC.トレッキング ソックス 1118208 GY グレー L
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歩くこと約30分、すこーし景色が開けてきた
Arch rock 到着
写真を撮るためにゆっくりペースでしたが、約50分で最初の目的地のアークロックに着きました
こちらがアークロックです!
岩がこちら側へせり出すように突き出ています、真下に行くと100人位が雨を避けることもできそうなほど。
剥き出しになった岩盤には草や木々が生えていなく、周囲の風景と全く違う光景に圧倒されます。
皆ひんやりとした空気の中で休憩中。。。
あぁしかし、これはロッククライマーは登ってみたくなるんだろうなぁ(笑)
ほとんどの方はここが最終目的のようで、ちょっと休憩が終わると来た道を引き返していく。
じゃあ残りはどこ行くかってーと、更に先へ進みます
このアークロックから山頂までは片道約2.7マイル、約4.4㎞くらい。往復9㎞ですか・・・
山の1㎞は平地の3倍くらいキツイ。体感的に。
アークロックで10分ほど休憩したあと、次へ進みます。
アークロックまでは普通の服装の方も多かったですが、ここから先はさすがにトレッキング慣れしてそうな人ばかり
こういった苔のある風景。大好物。
Alum cave bluff 到着
アークロックから歩くこと1時間チョイ、2番目の目的地のアラムケイブブラフへ到着。
ブラフとは断崖のこと・・・・高所恐怖症にはちょっと厳しいこの絶壁感
実際に山側も谷側も絶壁で、 谷側に落ちると200mくらい滑落します。
ですが見晴らしは最高に綺麗。アパラチア山脈の峰が遠くまでハッキリと見える。
日本でもここでも、住んでいる場所に山が無いので、こんな風景を見ると心が晴れ晴れする( ̄▽ ̄)
ちょっと注意点
このポイントには案内板や表記されているものが何もないため
気付かず通り過ぎる可能性があります。
前を歩いていたグループも「え?ここが!?」とリアクションしてました。
さて、ここを過ぎるとあとはひたすら歩きます。
歩く、歩く、歩く・・・・
といっても急斜面は特に無く、手を使う場面もありません。
なだらかな道のりです、トレッキングポールがあればもっと楽にいけるでしょう。
結構使っている人も多かった。
最後にちょっとだけ道が簡単になる
どうやら滝トレッキングで一番人気の、レインボーフォールトレイルも閉鎖になっているよう
これは工事の為かな、期間もあるので日を選べば行けるということか。
ここを翌日のトレイルの予定にと考えていたんだけど、これじゃあ行けませんね~。ただもう膝が
ガクガクいってるので、どっちにしろ行けなかったかも(笑
このトレイルの難易度も『強』となってました。
Mt le conte 頂上到着
さぁいよいよここまで来た!この看板が頂上への最後の入口
最後の道のりだけ細くて結構急斜面、足元も不安定
すると一気に眼前が開けた
やーーーーーったーぁぁぁ、着いたー!
トレッキングというか登山に近いですね( ̄▽ ̄)
この瞬間がたまらんなー。 あー写真のホワイトバランスがぁぁ・・・・
ホントはもっと上手に撮れるんでしょうけど、もうダメだ(笑)
と
風景を撮っていると、なにやら後ろで気配を感じる・・・・
鹿がいた。
普通にいました(笑) 普通すぎてこっちが何かスイマセンって感じ・・・
かなり人慣れしているようで、こっちを気にせずトコトコ横へ歩いて森へ消えていった。
国立公園だしハントされる恐れも無いからなぁ、鹿にとっては楽園だわ。
・・・・・・・
あ、それは奈良だな。
何やら施設があるようで
そういえばさっきの看板の向かいに、こんな道を発見
え?こんな山の上に何が???と思ったら、普通に施設が立ち並んでた
どうやらここ、多数のロッジで構成されている宿泊施設のようで
正面にある建物は、ビジター客でも利用できるレストランともなっていた。
敷地内はこんな感じ。ヨーロッパの山の上って雰囲気。行った事は無いが( ゚Д゚)
リスがバトってました
どうやらこの子らを使って資材を運搬してるもよう。リャマ?
皆ここで一息入れます。結局レストランには入りませんでした
しかしこのロッジは素晴らしいですね
見晴らしも良いし、何よりロッジの建物が狭そうなのがちょうど良い(笑)
ちょっとした秘密基地な雰囲気を味わえそう・・・あ、ここでも中二病が・・・・。
定員が60名なので行楽時期には満室必至だなぁ。
何よりもすぐに下山することなく1泊出来るってのがメチャメチャ羨ましい(笑)
下りるまでが山
いかがでしたか、マウントレコンテのトレッキング。
見晴らしもよく、道も綺麗なのでトレッキング観光にはオススメの場所です。
ただし道中にはトイレや休憩施設はありませんので、そこはコソコソしなければなりませんけど・・・
下りは一気に下りました、2時間位で下りられたかな
頂上付近でまったりしても往復5時間45分。天気にも恵まれて最高のトレッキングになりました( ̄▽ ̄)
しっかしカメラ持ってのトレッキングはなかなか大変だ・・・いつも迷うんだけどねぇ
iPhone撮影にしようかどうか(笑)
でも途中で必ず、持ってこればよかった・・・と後悔するのでいつも持ってくんだけど、そのせいで
地味に体力削られていく。
試されているのか、俺は試されているんだなきっと(誰に?
で今回野生動物にもばったり出会えたことで、手持ちのレンズの限界を知りました。
なのでこれを注文してしまいました
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うわぁぁぁぁあい♪ レンズ沼じゃー( ゚Д゚)
秋にはこのGSMは紅葉景色が素晴らしいそうなので、これを持って再突入予定です!
それではまた
御一読ありがとうございました。