シンプルで最高のビーチ。 宜野座村漢那ビーチ
梅雨が明けてそろそろ1ヶ月。 だんだんと観光客の姿が増えてきたかなと思う今日この頃・・・。
海では海水浴を楽しんだり、バナナボートでキャーキャー言ったり、読谷村にある通称「青の洞窟」で海中に行列ができてたり・・・いよいよ観光シーズンが到来した感じになってきた。
さて、もう有名な話だが、沖縄人は基本的に海には入らない(泳がない)
よく「なんでそんなことなんの?」と大阪にいる沖縄超大好き人間から質問されるが、「海で泳ぐのは子供時代にやることだから。」でファイナルシーサー。
いや海に行くことは行きますよ。ただ眺めたりBBQしたりする場所であって、わざわざ泳ぐことが無いだけ。だって「泳ぐ」って、スポーツじゃないですか・・・しかも終わったらシャワー浴びたり着替えたり・・・ メンドクセ(笑)
子供の頃は海の中でテーブル珊瑚の下に潜ったり、亀と戯れたりしてたので、正直もういいかなって感じなのかなー。
沖縄のビーチなら北部に行け
ま、そんなことは観光で沖縄に来る方には関係ない訳で。むしろ地元民がいないぶん人も少なくなっているはずなので良いことなのでは。
そもそも地元民がビーチに行くときは陸から水着のチャンネーを観察しに行くくらいなので。(沖縄では海に入るときは皆Tシャツなのでビキニなんて見たことないんすよ・・・)
でもってそんな沖縄には無数にビーチが存在します。北から南まで。しかし地元の意見で言わせてもらうと南部よりは北部の海の方が圧倒的に綺麗(一番は離島ですがあれは反則級)
その中のひとつ、宜野座村(ぎのざそん)にある漢那(かんな)ビーチにぶらりと行ってきたので御一報!
(う・・・宜野座って地図で見ると本島ど真ん中なのか。。これを北部といってもいいのか、しかし中部と言うには違う気がする。 ・・・『中北部』ということで。)
高速出口『宜野座IC』から10分
宜野座インターを下りて国道329号線を少し南下するとすぐに着く漢那ビーチ。那覇からだと車で1時間位で着くかな。
少し上の地図を拡大してもらえれば分かるが、この宜野座村とその南にある金武町(きんちょう)は東に海があって、西側には米軍基地があるため見た目には陸の孤島状態になっている。
沖縄人だけに通じる常識のひとつに「西は栄えて東は廃れて。」という言葉あるが、そんな言葉よろしく、
基地の反対側の恩納村(西)はホテルも建ちまくっていて観光業が物凄い事になっているが、この宜野座&金武(東)はそれほど「・・・」な場所。
だからこそローカルな所が大好き人間は東側をぶらぶらするのが好きなんです。
「ミーハーは西に、通は東に」これも沖縄人の常識。
そんな宜野座村にある漢那ビーチはまさに穴場的ビーチのひとつ、言葉はいらないので写真見て下さい。
ザ・沖縄の海!
家族連れでもよし、友人恋人、独りでも!
久しぶりに味わう、目が火傷するかと思うくらいの空と海と砂浜の明るさ。
こういうのは何度見ても慣れることはない、本当に綺麗だなぁ。
エメラルドブルーの浅い海に時折雲の影が走り抜けていく、風は強く吹いていたが波は比較的穏やかだ。真っ白の砂浜にはテントなどの人工物の類は一切見当たらない、観光ビーチにありがちな大音量の音楽もここでは流れておらず、とにかくセミの鳴き声と風の音と波の音が延々と続いているだけ。
いやー、癒される。
少し沖の方ではウインドサーファーがひとり波間を激走していた。奥に見える陸はうるま市の宮城島だろう、あそこもウインドサーフィンのスポットだがここでもやっている人がいるとは。
あ、海を良く見ると数人の方々がクラゲ対策ネットの設置作業の真っ最中だった。
※すいません、今調べましたがどうやらここのビーチの海開きがちょうどこの日(7月5日)だったみたいです
それにしても泳いでる人が誰一人いないなんて・・・。
熱射病と紫外線対策は忘れずに
そういえば僕が子供の頃はビーチにこんなネットなんて無かったなぁ。どうなんだろ、何かせっかく海に入ってるのに窮屈な気がするんだけど。
確かにハブクラゲやカツオノエボシなどの毒性クラゲの被害は防げますが・・・。僕は以前サーフィンをやっていたので年がら年中それこそ冬だろうが年間250日は海に入ってました。で、クラゲに刺されたのは 0。
もちろんサーフポイントの海とビーチの海を一緒くたには出来ませんが・・・このクラゲ対策ネットがあると潮が引いた干潮になると全く泳げなくなってしまうんですよね。
(こっから個人的意見)
もし!もしも、どうしてもネットのない海で泳ぎたい場合。 簡単です、北部あたりのそこら辺の海岸で入ればいいんです。南部にもありますし。(もちろん遊泳禁止区域はダメですよ)
ハッキリ言って整備されたビーチの何倍も綺麗、人が入ってないからね。ただシャワーなどの設備がないからそんな時はペットボトルに水でも入れて、海から上がったら水かぶれば大丈夫。ベタつくようならパウダーシートで拭けば完璧。
僕はいつもこの方法で内地からの友人を海に連れてってます。秘密の場所ですが海亀がワンサカいて、亀と一緒に泳げる場所。
(個人的意見終了)
あとは紫外線対策はしっかり行って下さい。沖縄の太陽はハンパじゃないので、毎年全身を火傷して、せっかくの旅行を棒に振る観光客があとを絶たず・・・これは海に入るときだけじゃないですよ!国際通りを歩くときも一緒、必ず対策をすること。
この日も物凄い照りつけでした・・・なのでカメラにC-PLフィルターという偏光フィルター(カメラのサングラスみたいなもん)を着けての撮影でしたが目視ではこれくらいの明るさです ↓
裸眼で長時間いると絶対目ぇやられる・・・。
海シーズンまだまだはこれから
と、いうわけで今回は漢那ビーチでした。
ちなみにここにはビーチの目の前に珍しい施設があるんですよね。
中央の雑草地帯は、この漢那ビーチが誇る車のタイヤに優しい無料駐車場。で右側がビーチ。 その施設は左に見える赤い屋根の建物。
この施設、簡単に言うと 「 プ ー ル 」デス。
正しくは「かりゆしカンナ タラソ ラグーナ」 1回では絶対憶えられない名前ですな。早口言葉にもなりそう・・・
この施設内にはプールの他にもサウナなどがあるみたい。詳しくはwebで
※トップページに貼ってあるYouTubeが自動再生します、音声も流れるので注意!
こんな綺麗な海の目の前に屋内プールがあるなんて・・・しかも中から子供のキャーキャー言う声が聞こえる、子供にはプールの方が楽しいのかもしれない。
調べてないんで分からないが、もしかしたら漢那ビーチもこの施設の一部かもしれない。そうだとすれば施設のロッカーやシャワーを利用できるかも。
今回は今までで一番沖縄らしい記事になったのでは(笑) それではまた次回!
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