2015ビオスの丘フォトコンテスト授賞式へ。 うるま市ビオスの丘
先日、うるま市にある「ビオスの丘」という自然の中で色々と観光が出来る場所へと行ってきました。
何があったかというと、こちらで行われた「2015 ビオスの丘フォトコンテスト」の授賞式に参加することに。
僕が5月にこのビオスの丘に訪れた際にフォトコン期間中だったため試しに応募してみたんですね、するとそれがなんと「入選」しました。
フォトコンというものに初めて参加したため、これが凄いことなのかなんなのか分からず・・・しかし自分の写真を誰かに褒めてもらえるってのは、写真好きにとっては嬉しいことなので参加可否の返信葉書に「参加」を書きこみポストへ投函、その日を待つことに。
思ったより凝っている会場
授賞式当日、相変わらずの炎天下の中「ビオスの丘」へと向かう。
いったいどこでやるんだろう?屋外だったら死ぬけど・・・(暑くて) と、着く前から妄想がふくらみ、那覇からおよそ1時間かけて車で向かう。
授賞式会場はビオスの丘内にある「ガーデンセンター」と呼ばれる施設で行われることに。こちらのガーデンセンターは駐車場のすぐ隣に位置しており、普段は無料で解放されている施設。
蘭などの植物や花が展示または販売されており、喫茶店もある。
ガーデンセンター内はエアコンがガンガン働いており、外から入るとまさに天国。しかしデパートのような建物内の冷たい温度とは違い、様々な木々や花々に囲まれたセンター内の涼しさは非常に心地良い。おそらく植物が作る湿度や匂いなどが影響しているのかもしれない。
奥に進むと「コンテスト会場」の案内が。
おお。意外とすごい!これが第一印象である。まず目に付いたのは会場にの客席がキャンプなどで使う布製の折りたたみ用のイスであったこと。およそ30脚ほどあっただろうか、また高さが30cmほどの舞台も用意されておりその上には「2015 ビオスの丘フォトコンテスト」との立派な題目が。
その会場を囲むようにして受賞作品が展示されている、舞台に向かって右手側が「ビオスの丘賞」と呼ばれるポートレートを受賞対象とした作品。
舞台の後ろ側、メインとなるのがグランプリや優秀賞など、そして舞台向かって左手側には入選作品が並べられている。
すでに会場には十数人の人で賑わっていた。
さて、フォトコン初体験の僕は勝手が全くわからない・・・とりあえず自分の作品が展示されてるのを見てニヤニヤと。
すると会場入口の方から「コンテスト受賞者の方はこちらへ〜」と声がする。行ってみると参加名簿の名前欄のチェックをして、胸に小さな蘭のコサージュを付けることに。受賞者の証らしい、こういったものは卒業式以来だ。
どうやらこの施設では蘭の栽培が盛んで、会場内もいたるところに蘭を使った飾りが使用されている。ちなみに受賞者の副賞として大きな蘭が貰える賞もあった。
全ての受賞者にひとりひとり表彰が行われる
そうこうしているうちに時間となったらしく、司会者の合図で皆さん着席することに。
僕の想像よりもはるかに多い人数がいた。
今回のフォトコンは応募人数が130名弱、応募総数が530点位(うろ覚え)の中から40数作品が受賞したとのこと、受賞人数も40数人だ。
全ての受賞者がこないだろうと思っていたのだが、ほとんどの受賞者が来ているようだ。さらにその家族も見学に来ているため会場は大勢の人でいっぱいであった。
授賞式はビオスの丘の社長による開式の挨拶から始まり、協賛各社の代表者の挨拶、そして賞ごとにひとりひとり授賞が行われた。
胸に蘭のコサージュをつけている人々を見ると、年齢層としては平均で60歳ほどだろう、やはりカメラは年輩者に人気の趣味のようだ。
こうして考えると、普段他の人の写真作品を見ることは多いがそれを撮っている人を見ることはあまりないことに気付かされた。
有名写真家ならまだしも、最近はアマチュアでも凄く良い写真を撮る方もいらっしゃるので、撮った方の顔を拝見できまた直接話をすることが出来たのは貴重な時間であった。
そして驚いたことが、受賞者の半分以上(6割位)は女性であったことだ。数字でみて比べたわけではないので体感的な印象で半分以上といった訳だが、会場を見ても女性が圧倒的に多い。一眼レフのゴッツイカメラなんてオッチャンしか持っていないイメージだったのだが・・・なるほど最近のカメラも女性を意識したカメラが多いのも頷ける。
さて授賞式も滞りなく進み、僕もちゃっかり受賞いただきました。アリガトウゴザイマス・・・
ただビオスの丘さん。僕の写真のタイトル「緑と水と」とういうタイトルで応募したのにいつの間にか「緑と木と」というタイトルになってました。
まいっか。細かいことは気にしないということで・・・。笑
今回一番緊張していたのは施設のカメラマン女性のはず
授賞式が終わると皆思い思いに作品の方へ、正直「賞」なんていったって選ぶ人間の感性で決まるのでどの賞にも上下なんてないと思う。
この時間が僕にとって一番楽しかった時間かもしれない、普段周りにカメラをやっている人がいないので、写真についてあれこれ人と話せたことは(しかも初対面の方と)楽しい経験となった。
会場がワイワイと賑わっていると「記念写真しますので集合お願いしまーす」との声が。
最初、え?誰が撮るの?って吹きそうになった。だって皆片手にはゴッツイカメラ持ってるしどう考えてもハイアマチュアの人ばかりだし。
受賞参加者全員が集まり写真を撮ることに、どうやらビオスの丘の女性スタッフが写真撮影することに。絶対この人が今日一で緊張してるだろうなーと思いながらハイチーズ。ただこの女性スタッフの後ろではプロ仕様のカメラを構えた方々(多分受賞者の家族や友人)が十数人いて、シャッター音がまるで芸能人の記者会見場のように会場に鳴り響いていた。 お疲れ様でした。
おわりに
今回僕のフォトコン人生初の授賞式となったわけですが、行ってよかったとつくづく思った。撮り手の方々と話せたことは貴重な体験だったし、今のカメラ人口の縮図を見ることもできた気がした。
隣に座ったおじさんはもう来年のコンテスト用に孫のポートレートを撮ったよ、と嬉しそうに話していた。
また機会があれば応募しようかな。
ちなみに「入選」の下のやつが僕の作品です。
修正前に確認してもやっぱタイトル間違ってた・・・・