タイ王国に住む⑬三等列車にケツを破壊される。アユタヤでプチトリップ2泊3日してきた
バンコク飽きた・・・・というか都会の喧騒に嫌気がさした( ˘ω˘ )
ハイそれは僕が田舎者だからですね、否定はいたしません・・・
どうもここ(ナーナー)にいると周囲には常に人がいる訳で、ノンビリと外を歩こうにも人人人。ならば公園に逃げようと行ってみるもさらに人人人人人。あと蚊蚊蚊蚊蚊蚊
これはマズいですよ、スイーツ用語でいうところの心のデトックスをせねばなりません
ということでアムパワーの水上マーケット以来の脱バンコク、向かった先はかつての王朝があったタイ中部のアユタヤ
そしてさすがにアユタヤはいつものような行き当たりばっ旅ではイカンと思い、ネットで調べると出るわ出るわかつての遺跡群。これ数多すぎない??
しかもどれも日帰りを想定しての回り方だったりするから、ちょっと物足りない気がする・・・さっそくエクスペディアで宿探し、駅から徒歩15分位の場所で1泊600バーツ(約2000円)の平屋のゲストハウス(個室)を発見。周りも似たような宿ばかりだったので即決で2泊することに
もちろん他にも安く済まそうと思えばドミトリーもありましたが、すでにここバンコクにて6人部屋のドミに1ヵ月以上いる今、なぜわざわざプチトリップに出かけるのにドミを選ぶ理由があるのか( ˘ω˘ ) いや無い。
今の僕は一人部屋に憧れを描いている6人兄弟の末っ子と同じくらい、パーソナルスペースを欲しているのです。
それではさっそくアユタヤに向かって行ってきまっしょい!!
格付け列車
アユタヤまでは電車で行きます。まずはタイ国鉄の始発駅であるフアランポーン駅へ行きチケットを買う。
一応事前にタイ国鉄のHPから時刻は確認してたので、発車1時間前をめどに駅に到着。HPからも切符が予約できるらしいけどメンドクサイのでそれは無し
上のリンクからHPへすっ飛びます、Originに出発地を(今回はバンコク)Destinationに到着地を(今回はアユタヤ)を入力すると全ての列車の時刻表が表示されます
入力後右のクリックをポチるとザっと時刻表が出てきます
Ordinaryが鈍行
Rapidが急行
Expressが特急
Special Expressが超特急(ハイクラスなサービスを受けられる夢の列車)
僕が実際に使用したのは列車番号201の鈍行(Train number 210)です、試しにCheckを押して内容を見てみると
こんな画面が出てきました、注目すべきは矢印。これが大人料金となりこの場合はSecond Class(二等列車)で35バーツ、最も低いThird Class(三等列車)は15バーツとなります
これが夢の超特急だと
値段が345バーツ!!!( ゚Д゚)
三等列車が15バーツに対して345バーツ!食事付きとはいえ何ぞこの格差列車は、その食事は何か?給仕係が一品一品持ってきて作法を知らないと恥をかくような御食事かしら!?
で、どっち選んだかって?
そりゃもちろん三等でしょ( ˘ω˘ )
鉄ヲタは三等を買うといいよ
フアランポーン駅の窓口で切符を買います。このときに「アユタヤ行きを1枚下さい」と言うと勝手に特急やら夢の超特急のほうの列車を選択して来るので、乗りたい列車が決まっている場合は列車番号を告げて「この列車番号を下さい」とハッキリ言いましょう
てのは、そもそも三等列車はタイ国民のための列車っていう考え方のようで、実際これにはタイ人は無料で乗れるそうです。そこに来て多少金持ってるであろう外国人が「3等に乗りたいブー」などと言うと正直あまり良い顔はされません
なので外国人の場合は二等列車や一等列車に割り当ててくるみたい、実際に僕の場合も2等列車の方の切符を選択されたので「それじゃなくて201号車の3等を下さい」と言うと渋い顔をされて切符を渡されました( ゚Д゚)
切符購入後は列車の発車を待つのみです、プラットホームに列車がすでに待機している場合はすぐに乗って席を取っていた方がいいです。
三等列車はもちろん全席自由席
そこには直角でクッション性に乏しいシートが僕を待っていました・・・
めちゃめちゃ正しい姿勢で座ることになった( ˘ω˘ )
この姿勢で2時間以上か。なかなか苦行だわ
バンコクの車窓から
タイの国鉄は時間にルーズとは言うものの、さすがに始発駅だけあって定刻ピッタリに出発。いざアユタヤ
(中略)
着いた
三等列車はクーラー無し扇風機のみ、対面式の4名掛け直角シートでシート間隔が狭いため男性同士が向かい合うと膝がゴリゴリ当たるというオラオラ仕様
当たり前だけど、とてもじゃないが快適とは言えない・・・・( ゚Д゚)
しかし車両の端の方には日本から来たと思われる2人組男子がいて、彼らどうやら鉄ヲタらしく、終始ずーーーーーーっと車内や風景の写真を撮って非常に楽しそうだった。なるほどそういうタイプの人にとっては最高の時間なんだろう
こっちはケツが痛くなって、さらに暑くて汗ダラダラに。しかもこの席だけなぜか窓が開かないという鬼畜な仕打ちまで受けちゃって、それはそれは思い出のある列車紀行になりました。写真を撮る気もおきず、写真無し。
渡し船で優雅なクルージング
腰と尻を痛めながら駅を出た後は、正面のゲートから真っすぐの路地に向かう。アユタヤ旧市街へと最短ルートで行くために、渡し船を使います
ここへ着くまでにトゥクトゥクやらバイタクやらの勧誘がうざいですのでササッと通過しましょう。
渡し船は片道5バーツ、レンタサイクルと一緒に乗る場合は少し料金が高くなるらしい・・・が対岸のアユタヤ島内にもレンタサイクル屋は腐るほどあるので、借りるならそこで借りた方がラクです
おばちゃんの運転する渡し船は2分とかからず対岸へ、下船後は宿へとしばらく徒歩移動します
日帰りの人は即レンタサイクルやレンタバイク借りてアユタヤ観光するのが一番手っ取り早いでしょうね
20分ほど歩きアユタヤでの宿となるバーンブッサラに到着( ˘ω˘ )それにしても暑かった・・・アユタヤって盆地なのか?バンコクよりも体感的に3℃位暑く感じたんだが
さて宿に着いて荷物をほどいた後、宿のレンタサイクルを借りました。アムパワーの宿では無料でしたがこちらは1日50バーツと有料。さすがアユタヤ、人気があるだけにこんなところでも金を取りに来るか ←人間不信か
メジャー処の遺跡は入場料が必要
さてまずはどこへ行こう???宿に置かれてあったアユタヤの観光パンフを貰いとりあえず自転車に乗る( ˘ω˘ )♪
さすが有料なだけあって5段式ギアのイカした自転車、スイスイ進んでいく
最初に向かったのはワットプラマハタート、宿からはチャリで5分程度。ここが一番人気の高い遺跡なようです。入場料は50バーツ
予備知識が全くなかったのでコレを見るまでどんな遺跡なのか分からなかった
なるほど、コレがある遺跡だったのか( ゚Д゚)そりゃ有名だわ
昔ビルマ軍に攻め入られてアユタヤがボッコボコにされた際、転げ落ちた仏像の首がご覧の様に木に抱かれるようにして取り込まれたそうです。見たまんまです
木の周囲は立ち入らないようになっていて、撮影をする際にも仏像の首よりも上の位置に立たないようにと注意書きが書かれてます。なので写真を撮る際には皆座って撮る( ˘ω˘ )
そしてそれを遠くから撮る
近くで見ると結構大きな仏像の首でした、それよりもこの木が結構立派で綺麗だったのでそっちに目がいってたんだけど。アユタヤに行った際にはこの木にも注目してみて下さい
引き続き敷地内遺跡を巡ります。仏像はこのように全て首が刎ねられている・・・・何の因果かその光景がアユタヤ遺跡の不気味さを一層引き立てていて、このような人気観光地になっているとは
珍しく首が残った仏像
アユタヤ王朝が存在したのは1351年~1767年の約400年間!長い。
建物はほどんど破壊されていて原型を保っているものは少ない、残っていても風化のために歪んでしまっていたり、傾いていたり
風景写真撮り泣かせ、なんせ水平が合わせにくい( ˘ω˘ )
この形は昔から続いているのね。下の写真はワットサケットの仏舎利塔
木陰がとてもありがたい、ここの遺跡はまだ木が多い方
アユタヤ旧市街地は遺跡以外に高い建物が無いため、写真写りがとても良い
アユタヤ王朝は1767年にビルマ(ミャンマー)との戦争によって消滅しました
この塔もいつかは崩れるのだろうか
カネの話しか出てこないゾウ使いの悪い噂
日があるうちに片っ端から遺跡探検します、適当に自転車を走らせるとこんな綺麗な景色が。夜だともっと綺麗なんだろうなー
当然のようにゾウが歩いてる・・・・・ゾウ!!!!!デカイ( ゚Д゚)
ここへ行けば乗れます
アユタヤにはこんな風に象に乗って観光できる場所が2か所あって
1か所はこの旧市街のエレファントキャンプ、もう一つは水上マーケット(といっても観光用の人工水上マーケット)近くにあるエレファントビレッジ
さてアユタヤのゾウ体験に興味があってネットで検索された方は知っていると思いますが、どちらもカネカネカネカネ・・・・と金の話しか出てきませんよね( ゚Д゚)笑
僕は見るだけで満足なので結局乗ることは無かったんですが、このエレファントキャンプで実際にゾウ乗りをした友人の話では、入口に「ゾウ使いにチップは不要です」と書かれているにもかかわらず、やはり終了時にはゾウ使いからチップチップとうるさく要求されたそうです。
ゾウ乗りは順番待ちが出来るほど人気のため、早く降りないといけないと急かされつつ、チップを渡さないと降ろさないというオーラを全身からほとばしらせるそうです、このゾウ使い達は・・・
体験談はネットに色々あるので、アユタヤのゾウ乗りを計画している人は調べてた方が良いかも。
ゾウにならバナナ一房とかあげてもいいんだけどね
あとアユタヤの交通法規はゾウが最優先らしいので、あまり近づかない方が良いです。車よりバイクより歩行者より、ゾウです。
そしてこの周辺の道路はゾウが歩いているため道がボッコボコで、自転車に乗っているとまたしてもケツが痛くなった・・・今回は尻が呪われているようだ
アユタヤの夕陽も綺麗だ
名前も分からない遺跡を見学。。。今思えばどこへ行っても遺跡だらけだった
難儀せずに調べました、こちらの遺跡はワットプララーム
当時のビルマ軍が首だけを綺麗に刎ねて胴体以下を残したのって、わざとなんだろうね。見せしめと言うか、あえて全てを壊さないようにすることでビビらせる。みたいな・・・予想だけど
ハトがちょこん
段々日が傾いてきた、河沿いののどかな風景のなかをチャリで爆走。どうしても夕陽が見たかったので西へと進む
アユタヤの西側へと到着。対岸には寺院がある
ここまでのチャリルート
色々見つつ回ってここまで約6㎞ほど走った、もうオシリが限界です( ˘ω˘ )
借りた自転車、ギア付きで速いのは良いんだけど、どうにもシートのクッション性に欠ける。まさかここでも三等自転車に当たるとは・・・列車で痛めたケツがさらに悲鳴を上げる
この西側周辺には遺跡らしきものは無く、どっちかというと地元の人の居住地のような地域でした。小学校や中学校などの学校も多く、遺跡群のとこの道路よりもこっちの方が交通量が多くて自転車だと結構大変だった
近くの屋台で軽めの夕食
タイの屋台ではこんな写真があるとこが注文しやすくて便利。麺食っときゃ間違いないのでここでは麺を炒めた何かを食べました
綺麗な夕陽が遺跡に沈みます。バンコクと違いやはりアユタヤはのどかです
そして日没後は、昼間あれほどいた観光客が一斉にバンコクへ戻ります( ゚Д゚)
確かに有名どころの遺跡を見るには数時間あればいいんだろうけど、どうしても急ぎ足になってしまうし、その他にも沢山遺跡ってありますからねぇ
宿の人も言ってたけどアユタヤは最低でも1泊はしないと見たとはいえないよ~。って言ってました。まそりゃ宿の人からすると泊まって欲しいわな(笑)
でも実際確かにその通りだと思う、アユタヤは結構広いし他にも細々とした遺跡はいっぱいあるからなぁ
てなわけで初日、自転車で走ったルートがこちら
見事にアユタヤの西側方面を走り切りました、後半もっと攻めたかったんですがケツが限界・・・最後はずっとお尻に優しい立ち乗りで乗り切った( ˘ω˘ )
計測の結果10.3km
そして宿の近くの屋台でタイ風串揚げを爆買いし、ビールも買い込みこの日は撃沈
あぁそれにしても一人部屋って何ていいんだろう。
日本にも来るか、旧正月イベント
そして次の日、近くに商店街があったので歩いて見て回った
平日の昼間にもかかわらず人だかり!ほとんど地元の人で観光客っぽい人は皆無、観光客の皆さんは遺跡巡りで忙しそうだ
マンゴーとモチ米(ココナッツミルクで炊く)のカオニャオマムアン。食わず嫌いをしてて、未だに食べてない。
ゾウのゾウ
屋台の雰囲気もバンコクとは違い田舎らしくノンビリしてる
道の真ん中に鎮座してたドラゴン
どうやらこの賑わい、春節(中国の旧正月)に合わせたものだったらしい
そういえば町のあちこちに中華っぽい提灯やのぼりが飾られている
写真には撮れませんでしたが、この2日後に春節を祝うお祭りがこの通りで行われていました( ˘ω˘ )
そういえばバンコク市内でも最近至る所で赤一色の飾りが飾られてたな・・・あれって春節を祝うためのものだったのね。でもさ、ここってタイだよ?なのにこれだけ街中をあげて祝うって凄いよね、それだけ在タイ中国人が多いってことなのかな
そのうち日本でも旧正月にはクリスマスや正月のように、街中が中華街みたいな装飾をして祝う日が来たりして・・・あながちあるかもね
アユタヤでレンタルバイクを借りてみよう!
実は朝起きた瞬間から、今日はチャリ無理だ。と悟ってました
なんせおケツが爆発するほどに痛い・・・・この状態でまたあのサドルに腰を落とすなんて自殺行為。
てなわけで宿の人にレンタバイクの店を紹介してもらいました。
宿から歩いて10分ほどにあるTWTというレンタバイクとレンタサイクル屋
こちらでバイクを借りました、スタッフの方は非常に英語堪能なのでかなり助かった
パンフレットの地図に『今日これから行くと良いおすすめの場所』を印にして書いてくれ、そのルートまで書いてくれた。非常に丁寧で親切
オレンジとピンクのバイクどっちが良い?と聞かれもちろんピンクさ!と一旦はボケたものの全く通じず、危うく本当にピンクになるとこだった( ゚Д゚)
オレンジにしました
その日返しの場合、19時まで借りる場合は180バーツ(か200?ちょっとうろ覚え)
24時間レンタルの場合は220バーツだった。探せばもう少し安い所もあるんだろうけど、どこもこんなもんでしょ
レンタルの際にはパスポートを預けることになるので、パスポート原本は忘れずに持っておきましょう
では意気揚々とエンジン始動し出発!
バイクを借りてまず始めにやってね、と言われたのが給油
ガソリンはほぼ空の状態で貸し出されて、自分で走る分を給油して頂戴というシステムらしい( ˘ω˘ )なるほど分かりやすい
レンタルバイクにガソリンを入れてみよう!
タイでは初となる給油。まずガソリンスタンドへ行きますと
おっちゃんが給油機のところで手招きしてます
バイクを給油機に横付けし「Fill up please(満タンお願い)」と言うと「ハ!?」・・・・しまった英語通じねえーぇぇ
うーん・・・じゃあレギュラーをアップアップ!とボディランゲージを炸裂させるとニッコリとOKサイン。どうやら通じたみたい、その後ガソリン入れるからシート上げて!と言われた(多分)のでシートの所のカギを開けてシートをオープン。
タイのバイクはほとんどシート下に給油口があるみたい、前に並んでいたバイクも同じようにシート上げてました。こういうのは店で借りた際に調べとかないといけないなー
給油機のメーターを見ながら入れてくれる。端数が出ないように微調整をするおっちゃん
給油が終わると給油機の隣にある料金所で支払い、これで給油完了となります。
満タンで大体70バーツ(約250円)でした
流れ式ベルトコンベアのようなもので、順番待ち→給油→料金所という感じで1列になって進んでいく。外国人のレンタバイクにも慣れてたので怖がる必要はあまり無いです( ˘ω˘ )
一応ヘルメット着用義務はあります。が、正直ほとんど守ってる人はいません
タイ人は運転が鬼荒いので、速度の出ないバイクでは注意が必要です。くれぐれも周りに気を付けながら運転しましょう
3つの仏塔が並ぶ遺跡
さっそくバイクを飛ばし観光開始!!やっぱ速い!ケツも痛くない!!こりゃ快適だわ~
2日目最初の遺跡は、アユタヤ遺跡の名所ワットプラシーサンペット
3基の仏塔がそびえ立つ遺跡です。仏塔は他と比べると保存状態が良く、スケールも大きいため迫力がある
この日も多くの観光客が来ていた、入場料50バーツ
しかしレンガ造りの建物はやはりボロボロに・・・雑草に覆われている風景が侘しさを感じさせる
木陰は大事な休憩所
瓦礫だらけの遺跡を見慣れたせいか余計に立派に見える
袈裟斬りに壊された仏像、向こうの空がぽっかり見える
コロッセオ的な風景
バックパッカーは欧米人でアジア人観光客はバスで来るイメージ
もちろん登れます、写真を撮る人で混みあってたりするので周りを見て順番よく上りましょう
公園のスタッフが口笛を吹くと、子犬が遠くからパタパタとやってきた
ソーセージもぐもぐタイムスタート
迫力があるので訪れる価値ありですね、メチャクチャ暑いけど
花も綺麗に咲いてました
放課後ゲーセン通いしていたあの頃・・・
さてさてどんどん参りましょう、何せこっちにはバイクがあるんだから。ここアユタヤの旧市街地は都市部に比べても交通量が少なく、道もほぼ碁盤の目のようになっているので割と走りやすいです
ただ信号機が分かりにくかったり、優先通行が分かりにくかったりするけど正直タイ人もそこらへんはテキトーに運転してます。
特にこんな小さなバイクなんて自転車くらいの扱いなので、歩道を走っても路肩を逆走しても誰も文句言いません( ˘ω˘ )人に迷惑さえかけなければマイペンライなので、のんびり走りましょう。
次に訪れたのは少し大通りから奥まった位置にあるワットローカヤスターラム、道が分かり辛かったですが、遺跡公園の中にあります
ここには寝釈迦像が鎮座。あれ??この光景どこかで・・・・
ラーンドワン!!ファイっ!!!( ゚Д゚)
そうなんです、ストリートファイターⅡのサガットステージは、まさにここだと言われています(確定ではないみたい)
うーむ、でもストⅡの方の仏像はかなり仏頂面だぞ・・・
それに比べて本物の方は非常に良いお顔をされてらっしゃる、やや微笑みを浮かべて寝っ転がる。きっといい夢見てるに違いねぇ
お参りする人も多く、いつもの金箔仏像もやはり寝姿だった
ここのベンチがとてもお洒落
30分ほどいたけど、やはり日本人観光客だけはこの像の前でタイガーアッパーカットのポーズをする人が多数( ゚Д゚)
他の観光客は「彼らは何をしてるんだろう」ってポカーンでしたが、まぁやっちゃうよね。分かる分かる・・・特に彼女に写真を撮らせている彼氏さん、彼氏はノリノリで何度もアッパーカットをやるけど、彼女の方は恥ずかしそうで早く終わってくれと言わんばかりの呆れた顔
そりゃストⅡなんてやったこと無いだろうから、そもそも分からんのだろうな・・・
てか分かってたとしてもやっぱ恥ずかしいか。。。
僕はもちろんやりません( ˘ω˘ )
やや遠いところでもバイクならすぐに着く
お次はちょっと旧市街地を離れます、川を渡った南西側にあるワットチャイワッタナーラーム。ここはこれまでの遺跡の中でも群を抜いて迫力がありました
破壊されていても結構原型は留めているように見える
首の残った仏像もあった
でもやっぱ壊されてた
建物自体はしっかりとしているように見えるけど、ビミョーに傾いてる・・・
見応えのある遺跡です
右の像、腕だけをこうやって壊すのって逆に難しい気がするけど
ここの遺跡は川の対岸から見ると絶対に綺麗なんだろうけど、対岸には別の施設(宿泊施設)があって立ち入れなかった・・・
この遺跡は旧市街地の遺跡群からは離れた位置にあるので、自転車で来ると結構しんどいはず・・・それでも来ている人はいたけど、チャリ組は日焼けに汗だくで見ててコッチも暑くなる。バイクじゃなかったら俺があっち側になってたわけだ( ˘ω˘ )
あー、バイク借りてて良かった( ˘ω˘ )
カントリーロードも走ってみた
遺跡で有名なアユタヤですが、遺跡のある旧市街地やその東側の都市部を除けばそこはもう田舎パラダイス
2㎞以上一直線に伸びる道や、畑とも荒地ともとれる開けた場所、汚れきった小川など。これぞタイのカントリーロード。バイクがあればこんなところにもサクッと行けてしまうので、日帰りの人も自転車借りるよりバイク借りた方が絶対楽しめると思う
何にもないのが有る、ってのは良い事や
水田には野鳥が沢山。
田舎道を走り回り、夕方前に一旦宿に帰ってチョイ休憩
昨日は夕陽を撮ったのでこの日は夜景を撮る予定に。メインの大きな遺跡ではライトアップがされているらしいのでそれを狙いに行きました・・・・がここで予定外の出来事が多々あってもう大変( ˘ω˘ )
結局撮れたのはさっき行ったワットチャイワッタナーラームのみ
どうしてこうなった( ゚Д゚)
アユタヤで夜景が撮れない理由
結論から言うと上の遺跡しかライトアップがされてなかった・・・ガーン
なぜだ?ネットのガイド見てもライトアップされるって書いてあるのに、ひとつの光も見えない
3つの仏塔のあるワットプラシーサンペットも
サガットステージの寝釈迦像も
旧市街地の遺跡群をバイクで回ってもどれもこれも消灯中( ゚Д゚)ェェェェ
理由は不明。結局撮れたのは上の写真のワットチャイワッタナーラームだけ、というかそこしかライトアップされてなかった。。。どうしてなのか、たまたま節電の日だったのか???
そしてライトアップされてなくても、月明かりで何とか遺跡を撮ろうと思ったんですけど、ここで思わぬ妨害にあいました
野 犬。
昼間はあんなゴロゴロと寝転がってばかりで、撫でても文句の一つも言わなかった野犬が夜になって気性一変。バイオハザードのケルベロスのように、歯グキ剥き出しでグルルルル・・・・と追ってくる
大事なのでもう一度言いますね。本当に追っかけてきます、群れで
しかも完全に敵意剥き出しの表情( ゚Д゚)
ちょっと野生の本能に目覚めちゃってるじゃないの!!
夜の遺跡群は完全に彼らの縄張りのようで、コッソリとバイクを降り撮ろうとしても、1匹が気付けばヴォイヴォイ言って吠えてくる、そして野犬の群れが集まってくる・・・
これはマヂ無理。断念せざるを得ませんでした( ˘ω˘ )
アユタヤ泊して遺跡の夜景撮影をする方、本当にお気を付けください
アユタヤ泊ならではの楽しみ方
楽しみにしてた夜景撮影は結局1カットで終了。まだ寝るには時間が早いのでアユタヤのナイトマーケットに行ってみた
アユタヤのナイトマーケットはかなり人出があり、しかもほとんどが地元の人達。平日なのに大変盛況でした
遺跡公園の東側入口から東へ1㎞ほどマーケットが立ち並びます
一直線のマーケット、台湾の夜市っぽいですね
道が狭いから人通りが多くなるとこうなる
つみれ?天ぷら??
DVD海賊版
生鮮食品まである
ここのナイトマーケットは昼過ぎから開いてる店もあるけど、やはり夜が一番賑わう。食べ物屋はもちろん、服飾・雑貨・テーブルと椅子がある食堂など、かなりのお店の数が並んでいました
アユタヤ泊するならば夜景撮りに行くよりこっちに来た方がいいですね( ˘ω˘ )
こればかりは日帰りでは味わえません
アユタヤでの2日目はこれにて終了。バイクのおかげでかなり行動範囲も広くなり、時間の短縮にもつながった。なによりケツが全然痛くなかったのが一番良かったことかな( ˘ω˘ )
さて明日はどこ行こう??
見晴らしのいい仏塔へ
アユタヤ3日目の朝、バイクは午後2時までに返さなければならないので早めに宿をチェックアウトし観光に向かう
とその前にアユタヤ駅に寄ってバンコク行きの切符を買います。もう三等列車はご勘弁だったのでネタになるだろうと夢の超特急のSpecial Expressを希望しましたが、これが早くても18時になるとのこと
さすがにバイク無しで18時まで待つのはキツかったので泣く泣く15時台の2等列車を選択。無事に切符購入し今日の目的地へとバイクを走らせます
さっそく向かったのは昨日のレンタバイクスタッフがオススメしてくれたワットヤイチャイモンコンという遺跡寺院。旧市街地の東の方にあってここも自転車で行くにはちょっとキツイ距離
この遺跡は何といってもデカイ・・・ワットプラシーサンペットの塔を比率そのままに拡大したような、そんな巨大な仏塔がそびえ立っている
塔もデカけりゃ仏像もデカい
塔の内部
遺跡と言うよりは寺院として機能しているので比較的綺麗
仏塔の周囲は360度ぐるっと回れる、この梯子を使えば上まで登ることも・・・出来ませんので止めましょう
塔の西側にも大きな仏像。最初にこの仏塔に登り周りを見てから行動するとスムーズに観光できるかも
この塔も結構大きい
敷地の周囲は仏像で囲まれている、ちゃんとした仏像を見るのは久しぶりな気がする
数百体はあるであろう仏像の中で、この右側の仏像が気になりピタッと足が止まった
これ・・・・
中学の同級生の太(フトシ)に似てる( ゚Д゚)
オマエこんなとこで何しとるんじゃ・・・
きっと一体くらいは知人に似ている仏像がいると思うので、是非探してみて下さい。
さっきの白い仏像のところへ来ました、梯子が凄い
やっぱ仏像は頭がなきゃね
寺院内にも入れます
ちょうどお経を唱えている最中でした、読経の音が響く寺院内は何ともいえない雰囲気です
結構見所の多かった場所でした、これにてアユタヤの遺跡巡りは終了
遠足は帰るまでが遠足
時間が来たのでバイクを返却し、来た時と同じように川を渡ります
アユタヤ旧市街地側には渡し船の窓口はありません、勝手に船に乗って下船後の窓口でまた5バーツ支払います。それにしても名残惜しいなぁ
駅で待つこと約1時間、バンコク行きの列車がやってきました
始発のバンコク駅とは違いアユタヤ駅は通過駅なので、アナウンスを聞いてプラットホームに移動しないと置いて行かれます( ゚Д゚)
アナウンスは英語でも行うけど、聞き取れない場合があるので周りの人の動きをよく見て判断したほうがいいですね。この列車の場合10分ほど早く着きました。
そして列車到着後、二等車両を探すけどどこにもそれらしき表示がない!!
そうこうしているうちに発車の合図が鳴ってしまった!
とりあえず目の前の車両に乗り込むと、見覚えのある直角シートが・・・そこは最初に乗ったあの三等車両でした。
ええい、俺は今回金を積んで二等の席を買ったんだぃ。どこだどこだ二等車両は!?
二等車両を探すべく別の車両へ移動すると、そこはにはクーラーの効いた別世界が( ˘ω˘ )
席もクッション性のある座席で、しかもリクライニング可。
制服を着た車掌のおっちゃんが中にいて、切符を見せると無事席に着けた。ちなみに隣は袈裟を着た坊さんでした。アリガタヤー
帰りの車内では疲れとクーラーの心地よさで爆睡・・・・気が付くとバンコクに着いていて、初日の三等列車の苦行は何だったのだろうか、とおしりをさすりながら思いました。
これにてアユタヤ旅全日程終了!!
細かいまとめ
・三等列車はなかなか苦行
・自転車よりバイク借りた方が良い
・夜の遺跡群では野犬の群れがゾンビ化する
・ライトアップはやってない場合がある
・屋台や食堂などは田舎料金なのでバンコクより安い
・主要な遺跡以外の遺跡は瓦礫が多かったり原型を留めていない建物だったりする。やっぱ人気がある場所はそれなりの理由があるってことですね
・夜は蚊が多いから虫対策必須。バンコクより多い(川に囲まれてるから?)
・夜遊びがしたい場合は旧市街地から東に行った場所に歓楽街っぽいのがあるようです、今回は全くノータッチでしたがネットで調べると色々出てきます
とまぁこんなもんでしょうか。
遺跡や田舎風景が好きな人ならばきっと気に入ると思います、アユタヤ。ナイトマーケットも楽しかったし、夜にケルベロスに追いかけられながら真っ暗な道をバイクで走るのも楽しかった( ˘ω˘ )
バンコクの喧騒よりは遥かにゆっくりとした時間を過ごせました
それではアユタヤ編はここまで!ご一読ありがとうございました~
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