【台湾】猫空ロープウェイでの風景写真を絶対成功させる5つのテクニック
地名に”猫”の文字が入っているものの、特に猫とは何の関係もないのが台北市の東にある猫空(マオコン)
知る人ぞ知る台湾観光のひとつ、猫空ロープウェイで有名な場所です。
コンデジ、スマホでも活用できるテクニック
猫空ロープウェイの魅力は何といってもその眺望の良さ!ロープウェイのある指南の山からは、台北市内の景色が一望できるため(もちろん台北101ビルも)カメラ片手に乗車する方がほとんどです
さてさて、今日はそんな猫空ロープウェイからの写真撮影を失敗しないために、いくつかのコツを書いていきたいと思います。
例にもよって私見タップリなので、アテにならない場合もあると思いますが、まぁそこはソコで気にしないで下され( ̄▽ ̄)
とりあえず猫空ロープウェイの場所はコチラ
(この画像スマホ・タブレットにでも保存しておくと台湾旅行が捗ります)
画像右下。1番の文湖線の終点、MRT動物園駅から徒歩5分ほどの場所にある「猫空ロープウェイ動物園駅」から山の上にある猫空を目指します
行きのMRT文湖線の車内
他のMRTに比べて小さいですね、スーツケース移動では苦労するかもしれません
MRT動物園駅を降りて、案内に従って徒歩で移動します。ほとんどの人がロープウェイへと向かうので人の波に乗りましょう
ズンズン歩くと見えてきます、割と大きい(高い)駅です
ちなみに1階にはコインロッカーもありますので、スーツケースの方は預けたほうが後々無難です。2時間ほどで100元位
チケットを入口で購入します
あれ?以前来た時には自動販売機で購入したのですが、この日は窓口のオバチャンが対応していました。日によって変わるのかな・・・
猫空ロープウェイのチケットは、様々なパスと併用されてたりするので、もしそういったパスを購入していた場合は注意してください。
猫空駅までは片道120元でした、帰りのチケットは猫空駅で買うので片道分だけ購入
乗り場は4階にあります
ロープウェイのキャビンには床下が透明のアクリルになっている、特殊なキャビンがあります
クリスタルキャビンというのですが、130個のキャビンの内34個が透明床になっている
手前が普通のキャビンの列で、奥の行列がクリスタルキャビン専用の行列
もちろん普通の床の方が早く乗車できます
ロボ的なロープウェイがカッコいい
たまたま通過したクリスタルキャビンです、高所恐怖症の方は無理ですコレ
乗車人数は普通のキャビンが8名まで、クリスタルが5名までとなってます
列に並んでいると係りの方が並んでいる人全員に色々尋ねています、これはグループの人数を聞いてきているので英語で答えるもよし、手で数字を作るもよしです。
では実際に乗車です。
さぁさっそくカメラを準備・・・・しません!!!
はやる気持ちを抑えて上る
意外な落とし穴ですが、猫空ロープウェイからの撮影は上りの際には適しません
テクニックその1 上りは乗り合いのため、撮影が困難
実は上りのロープウェイ(動物園→猫空)では、ほとんど他のグループと乗り合いになる場合が多く(それで最初に人数を聞いてくる)6名位は毎回乗せてきます
狭いキャビン内、ただでさえ動きづらいのに、そこで撮影のために色々動いたら、周りにかなり迷惑になりますよね。キャビンもガックンガックン揺れるし(笑)
でも安心してください。
上りのときは乗り合いですが、下り(猫空→動物園)のときはグループごとに乗車させてくれます。なので上りは焦らず下りの時に写真を撮るようにしましょう、景色は一緒ですので。
※平日の行列が少ない場合は、上りでもグループごとに乗せてもらった記憶があります
テクニックその2 風景の位置とキャビンの造りについて
これも下りの時に撮影をするポイントのひとつです。
猫空ロープウェイでは台北市内の景色を見下ろすのが一番の魅力。で、台北市内はというとロープウェイの西側に位置しています。東側は山ばっかり
なので撮影時には西側をメインに撮ると思いますが、上りのキャビンではこの西側部分がドアになっていて、非常に邪魔くさい・・・
先ほどの画像を拡大したものです、チョット分かりにくいですが・・・
上りではこのドアの部分が西側の風景と被るので、撮影に関係なく普通に見てても邪魔です。その代わり反対側の面はほぼ全面アクリルガラスのため、そっちサイドから西側の風景が見られる下りの方がオススメです
ちなみに本記事にアップされているロープウェイからの眺めは、全て下りの時に撮影しています
あ。さきほど上りでも下りでも景色は変わらないと言いましたが、ただ一点だけ変わる点があります。それは
下り撮影時には上りのロープウェイが画面に入ってきます。。。
これは結構痛い( ゚Д゚)
このワイヤーが気になる方は、上り撮影がいいかもしれませんね・・・
テクニックその3:アクリル越しに撮影しない
読んで字の如くですが、アクリル越しに撮影するとほぼ映り込みがおきます
上の写真、画面全体に白く映り込みが入ってます
対処法としてはPLフィルターを使ったり、カメラを何か布のようなもので覆ったりと色々出来そうですが・・・
なぁに簡単なことよ、アクリル越しに撮らなけりゃいい話( ̄▽ ̄)
実はこのキャビン、ドアを含む3面には小窓があって基本的には開けられています。上に書いた全面アクリルは小窓無し。
なのでそこからカメラをちょいと出して撮影してしまいましょう、ただし絶っっっ対に落とさないように充分気を付けて下さい!
テクニックその4 撮影時間に気を付ける
この猫空ロープウェイ、片道だけで約25分ほどかかります。もっと早く到着すると思っている人が多いようで、意外に長い時間移動することになります。
そして猫空ロープウェイでのオススメの撮影時間帯はやはり夕暮れ~日没の、所謂マジックアワー。晴れた日、西に沈む夕陽と、夕陽に照らされる台北市内のビル群は、本当に絵になります!
(この撮影日はあいにくの雨模様のため、唯一雨が弱くなった時間帯を狙ったものでした・・・orz 本当は日没が良かったんですが・・・チキショー)
下り撮影をオススメしているので、時間に余裕をもって猫空へ向かい、マジックアワー時にロープウェイを下る。これで絶好の風景写真が撮れるはずです
テクニックその5 指南宮駅から動物園内駅間の10分が勝負
猫空ロープウェイでは最初の動物園駅から終着の猫空駅の間に、動物園内駅と指南宮駅の2つの駅があります。
で、風景写真に適した風景はこの動物園内駅から指南宮駅の間が一番のオススメポイント、私がここでアップしている画像もその両駅間からの眺めです(といっても悪天候すぎてダメ写真ですが・・・( ゚Д゚))
下の写真、うっすらと遠くに台北101ビルが(涙)
晴れた日にはビル群だけでなく、遠くの川や山々まで一望できるんですが。。
他の場所では山が邪魔したり、また高度が低くて遠くまで見渡せなかったりしますので、この両駅間が最大の見所だと思ってください
上った後は、猫空を楽しもう
と、ざっと簡単にですが猫空ロープウェイでの写真撮影に失敗しないテクニックでした。使うか使わないかはアナタ次第!!お役に立てれば幸いです( ̄▽ ̄)
で、猫空はロープウェイだけではございません。猫空駅周辺には小休止できるカフェがあったり、出店があったり。山の空気を吸いながら少し散歩もできます
手前にちょこっと写っているのが茶畑、猫空はお茶の産地です
駅からの眺めもなかなか良いですなぁ
田舎の風景に似つかわしくないほど立派な駅
駅周辺のちょっとした遊歩道
かなり山道ですが、一応ちゃんと道路も通ってます
サイクリストのツーリング集団もよく見かけます
ここの奥にはカフェがあったり
その入口付近でオバチャンBBQ。売り物です、しかもこれムチャクチャ旨い
メシ屋もある、食器は自分で片付けて下さい。忘れると怒られます
歩いてるとこんな場所が
どうやら木炭作りの窯の跡のようです、こんなモノがちょこちょこ点在してます
駅から離れるととたんに人が少なくなる
サクラ?のような色合いの綺麗な花を咲かせた木が1本だけ
あとは天気次第!6月頃は梅雨時期なので注意が必要か
ホント天候に恵まれてなくてねぇ・・・(笑)
夕焼けに映える台北市内の眺望を撮りたかったんですが、こればかりは天の運。大雨にならなかっただけでも幸いか、雨が降るとアクリルガラスに雨粒がついて全然見えないらしいから・・・
ロープウェイは21時までの運行となっているので(土日は22時)夜景も楽しめそう、動くキャビンのから夜景撮影は出来るかなぁ、今度試してみようかな、まだ夜景は見たことないので。
猫空ロープウェイは何回来ても楽しめる最高の場所です、次こそは!次こそは晴れた日に!!
ではまた次回
(44兄さん)