沖縄唯一?のラーメン二郎インスパイア店「すばじらぁ」を完食してきた
あぁ・・・・ハラ減った。なにか、何かボリューミーで脂っこいものはないものか・・・そんな日曜の昼下がり、思い立って向かったのは那覇市長田にある「すばじらぁ」
そう、ここは恐らくは沖縄で唯一の「ラーメン二郎インスパイア系」のラーメン屋、周囲にある沖縄国際大学や沖縄尚学高校の学生、そのOBの野郎共から変態的な支持を受けるラーメン屋である。
正直私、週一で食ってます。
と、その前にラーメン二郎を知らない方への事前学習。。。
ラーメン二郎とは東京を中心に店舗を構えるラーメン店である。
そのラーメンを制する者は三角コーナーの残飯をも制し、麺の上にそびえ立つ野菜のタワーはスカイツリーをも圧倒する、ニンニクマシマシを食べようものなら帰りの山手線電車内で白い目で見られ、ヘタするとケミカル災害の動く爆心地となる。
二郎に通いつめ、常連となるものは「ジロリアン」と呼ばれる造語まで生まれ、某数字のつく巨大掲示板では「二郎は豚の餌。」からの「ブタに失礼」「ブタも食わねぇよwww」までの流れがテンプレートになっているほどの様式美。
数々の本当かどうか分からないコピペや伝説が生まれている、今なおマイノリティの方々に愛されるラーメン店です。
二郎情報はネットに死ぬほど載ってますので、気になる方は調べて下され
大盛ラーメンとはひと味もふた味も違う、それが二郎
で、まぁそんなラーメン二郎を真似た店舗、いわゆるインスパイア店てものが結構全国にあるんですね。ここ沖縄にも那覇市長田にあります。
その名も「すばじらぁ」
沖縄方言なので、日本語に訳すると「そばっぽい」って意味になります、そばってのは恐らく沖縄そばのソバでしょう( ̄▽ ̄)
場所は元沖縄女子短期大学のすぐ近く
この建物の1Fにあります。
いちおう近くに駐車場があるようですが(建物にはありません)どこにあるか分かりませんでしたOrz
店構えはこんなかんじ
写真左側の取っ手のついたドアが入口です。
一応私は東京で二郎食った経験あります、神田神保町店と池袋東口店、あと三田本店だったかな。個人的には神田のところが一番美味しかったです、各店舗によって以外に味が違うので「二郎」といってもひとくくりにできないのが面白いですね
(歌舞伎町の二郎はありゃダメです、量も少ないし)
で、すばじらぁは若干システムが東京の二郎と違うところも見られたので、初めての方はこの記事を見ていて損はないと思います。それでは行ってみましょう
初見はまず(小)で
入店するとまず始めに食券を買います、メニューは
・ラーメン(小) ・ラーメン(小)豚 ・ラーメン(小)豚W
・ラーメン(大) ・ラーメン(大)豚 ・ラーメン(大)豚W
あと生卵がサイドメニューとしてあります
メニューはこれだけです。
豚と豚Wはチャーシューの枚数を指してます。決して笑ってるわけではありません、注文すると笑えるほど豚が乗ってきますが。
普通のラーメンにもチャーシューは2枚ほど乗ってますので、肉食系の方が大豚を注文します。
そして初めての方は悪いことは言わないので、ラーメン(小)を頼んでください
(小)なんて言ってますが、普通のラーメン屋の1.5倍は軽くあります。このボリュームの多さが二郎系の二郎系たるゆえんです。
店内はカウンター席のみ、12席くらいだったはず・・・ちょっと曖昧
お店の注意書きにもありますね「食べきれる量でお願いします」と
食券を買ったあと、自分の席の前のカウンターの上に置きましょう
(東京の二郎では食券の折り曲げ方で麺の硬さを表す店がありますが、ここはどうなんでしょう?結局麺の硬さは聞かれませんでした。)
麺を茹でているタイミングによって、10分~20分程度待つことがあります
麺が茹であがると器に盛りつけていきますが、すばじらぁでは最初からヤサイとアブラがすでに入ってます。その際に「ニンニク入れますか?」と聞かれるのでアリかナシか答えて下さい。
このタイミングでトッピングの量を選びましょう(増やす場合)
・ヤサイ(モヤシ茹でたやつ)
・ニンニク(おろしじゃなく、みじん切り)
・アブラ(読んで字の如く)
・カラメ(醤油のこと)
の4種類のトッピングのことです。
例えばこのときに
「ヤサイマシ、ニンニク、アブラマシマシ」みたいな感じで店員さんに伝えます
で、この場合は「ヤサイ増しで、ニンニクとアブラが大増量」という注文になるかと・・・。もし普通の量が欲しい場合はフツウと言ったほうが無難です。
例えばニンニクを普通に欲しい場合は
「ヤサイマシ、ニンニクフツウで、アブラマシマシ」てな感じが、店員さんにも分かりやすくて良いかもしれません
いざ実食
さて今回私が頼んだのは「ラーメン(大)」のトッピングはニンニクのみ
出てきたのはコチラ
まさかの土鍋(笑)
ちょっと器にツボってしまいますが、出てきたらソッコーで食べてしまいましょう。ラーメン屋は回転が命。グダグダ喋ってる暇があったら食べましょう
気になる味の方ですが、どうしても東京の二郎と比べると味はやっぱ落ちます。一応二郎にも味はあるのです(笑) 向こうのが旨いなぁ
麺は東京二郎と比べると若干細いです。それでも普通のラーメンに比べるとかなりの太麺ですが、二郎の麺(特に池袋東口店)はアホみたいに太いので、それに比べると細いなーと。
気付いたんですが、沖縄そばの麺とあまり変わらない太さなんですよね、もしかするとそれが店名の由来か??
それでも食べごたえはしっかりしていて、プリプリした弾力はさすがの二郎系ラーメンといった感じ。ヤサイのシャキシャキ感と良いマッチング
個人的にはラーメン(小)にトッピング全マシが一番のお気に入りですけども、土鍋を見せたくて今回は(大)にしました。器が大きいので「天地返し」も楽勝です、10分で完食。
間違っても”完飲”だけはオススメできません、腎機能がおかしなことになって将来後悔してしまうかも( ̄▽ ̄)
食べ終わりまで気を抜くな!
食べ終わった後は、器とコップなどをカウンターの上に置き(片付けて)布巾でテーブルを拭いて「ごちそうさまでした」で退店します。
最後のテーブル拭きを忘れずにして下さい
営業時間は
平日と土曜は昼の部「午前11時30分~午後2時30分」夜の部「午後6時30分~午後9時」
日曜祝祭日は「午前11時30分~午後6時」までとなってます
二郎系とは知らずに入ると激しく後悔すると思いますが、一度ハマると二度と抜け出せなくなるのが二郎系の恐ろしさ・・・
すばじらぁも例外ではなく、食った後は「もう二度と行かねぇ」と思っても、翌日になるとなぜかまた行ってみたくなる。という中毒性があります
毎日通うとヘタすると将来透析のお世話になるかもしれないとまで言われているので、そこらへんご注意を
水はセルフサービスですが、店内に堂々と自動販売機が建立されてるので他に飲みたいものがあればそちらからどうぞ
アー・・・書いてたらまた食べたくなってきた・・・
以上沖縄のラーメン二郎インスパイア店「すばじらぁ」でした、チラ裏レポスイマセン
(44兄さん)