【SONY】α7とレンズフィルタの相性はいかに
今日はカメラのお話。といっても正確にはレンズフィルタの話。
私の愛機、α7は主に3つのフィルタを使用しています
NDフィルタ(ND8)

Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロND8 (W) 55mm 光量調節用 255438
- 出版社/メーカー: ケンコー
- 発売日: 2004/04/22
- メディア: エレクトロニクス
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C-PLフィルタ

Kenko カメラ用フィルター サーキュラーPL 55mm コントラスト上昇・反射除去用 355114
- 出版社/メーカー: ケンコー
- 発売日: 2002/02/23
- メディア: Camera
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クロススクリーンフィルタ

Kenko カメラ用フィルター R-クロススクリーン 55mm クロス効果用 355206
- 出版社/メーカー: ケンコー
- 発売日: 2002/02/23
- メディア: エレクトロニクス
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それぞれのフィルタを使用した写真の例を見ながら、α7との相性をみてみましょう。
空の色、雲の色、葉の色を表現
C-PLフィルタとは偏光フィルタのこと。被写体に当たっている光の拡散を・・・うんたらかんたらするやつ(笑) スイマセン、そのへんはもっと詳しく説明してくれるサイトがあるはずなので、ググって見て下さい。
私がよく使うのがこのフィルタです。
沖縄の強い日差しでは特に重宝するフィルタ
この写真では綺麗に空の青さが出ています、細かいことはよく分かりませんが(笑) こういった空を写した風景写真では、雲の色と空の色がハッキリします。
右側の方がフィルタの効きが強くなっています。効き具合はフィルタ側で調整(フィルタをグルグル回転させる)できるます。
ではα7でフィルタ無しの場合はどのように映るのかというと
【晴天時・フィルタ無し】
やや空の色や海の色に深みがありません、全体的に白っぽくなってます。
ですがフィルタが無くてもまぁ撮れるもんだなってのが使ってみての印象、空の色が明るいほうが好きな方は、使用しなくても問題ないかも。
実は私は最初、晴天時には常にこのフィルタを装着していたんですが、初めのうちは失敗ばかりでした・・・
失敗例その1・・・暗い。
どうしてもこのフィルタを使用すると暗くなります(絞り2段分とか)
なので場合によってはシャッタスピードの調節や、露出補正をプラスに補正したりして、狙った明るさに持ってく必要があります(当たり前ですが・・・)
で、ちゃんと撮るとこうなります
このときはシャッタースピードを遅めにしました。本来の明るさが出ましたね
それから同じように装着して、林の中に入ると
やっぱり暗いです・・・・
いくら晴天時とは言え、やはり陽の光が直接当たりにくい場所では使わないようがいいですね。
今は晴天時でも必ずは使ってないです、必要そうな場合にのみ装着します。
意外に一番恩恵を受けたのが、葉っぱの写真のときでした。
後ろから日の光がきてるのですが、C-PLフィルタをしてない場合は恐らく白っぽくなってると思います。こういった葉を撮るときにも使えます。
あとはこういった写真
これもC-PLフィルタを使用した場合の写真です。
手前の礁池の水面、普通ならば空の景色を反射しているのですが、偏光しているので水の中まで写すことが出来ます。
C-PLフィルタの話は以上です。
今は、よほど強い日差しの場合の風景写真くらいでしか使用してません。α7の特性なのかこのフィルタを使わなくても結構綺麗な画が撮れたりするので。が、あくまでも素人意見なのであまり参考にしなくてもいいかも・・・(笑)
川撮影や滝撮影の定番中の定番
続いてはNDフィルタ。こちらは減光フィルタです、さっきのC-PLフィルタと違って単純に光の入りを落とすフィルタです。
NDフィルタ撮影の定番といえば、水系の撮影。
NDフィルタには減光具合でND4とかND8とかレベルがありますが、私の場合は迷ったんですがND8を使用してます。ND4位ならば絞ればなんとかなりそう・・・という単純な考えです。
正直これは買って正解でした。
もちろん上の写真のような流れる水を表現できることもありますが、後で買うことになる単焦点レンズ「FE 28mm F2」にも使えたからです。
この単焦点レンズは開放F値F2というソコソコ明るいレンズなので、例えば晴天時の屋外で、絞りを開放にして背景ボケボケの撮影をしたいとき。α7での最速シャッタースピード1/8000では、それでも明るい時があります。
そういった場合に減光してあげると、しっかり撮ることができます。
因みに私は最初、α7のレンズキットを購入したので当然フィルタもそれに合わせた∮55mmのものでした。ですがこの単焦点レンズは∮49mm・・・また買い直しか、と思ったんですが、ちゃんと考えられてこんな物が売られてます。

Kenko レンズアクセサリ ステップアップリング 49-55mm(P=0.75) 小口径レンズフィルター変換用
- 出版社/メーカー: ケンコー
- 発売日: 2012/12/31
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55mmのフィルタでも49mmのレンズに装着できるように取り付けられる、ステップアップリング。これで流用OKです。アリガタヤー アリガタヤー m(_ _)m
α7を購入の際には是非ひとつは持っていてもいいNDフィルタです。段階的に減光するため他にも沢山あるんですが、もし迷った場合はこれ
ND2.5〜ND1000までを可変式に減光してくれる優れもの、ただしナカナカのお値段ですので財布とご相談下さい。FE28F2の単焦点レンズより高いです・・・
またの名をキラキラフィルタ
最後はクロスフィルタ。正直遊びで買いました(´Д` )
腕が悪すぎて使いこなせてません・・・北谷町のアメリカンビレッジで適当に撮ってみたやつです。
夜のうるま市海中道路です。夜景に使うと面白いです。
線状の向きはフィルタのリングをグルグル回すと、好きな方向に調整出来ます。
キラキラしていて夜撮ると面白い画が撮れるんですが、意外にも昼間使うこともできます。
水面に反射している光に対してクロスフィルタが効いています、このような水の反射にも使うことができ、光量不足のときなどにもこのフィルタによって補うことが出来ます。
気づけばハマっているフィルタ沼・・・
他にもソフトフィルタってのがあるんですが、あまり使用してないので割愛(´Д` )
フィルタひとつあるだけで色々と考えて撮ることができて、写真を撮るのがもっと楽しくなります。これで腕が上がれば言うことないのですが・・・
α7のフルサイズを生かすためにも、持ってて損はないおすすめのフィルタ達でした!
レンズは高いからなかなか買えない人も、フィルタならばちょっと買えるかも。なんて思っている方、レンズ沼より恐ろしいフィルタ沼へハマってみてはいかがでしょう・・・・
ご一読有難うございました〜
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