ニコンD3100作品集 イタリア-フィレンツェその2
さてさて手持ちのD3100を売っ払い、α7の単焦点レンズに手を出した私
今までの感謝の気持ちを込めてD3100で撮った写真を載っけてく企画第4弾、イタリア編フィレンツェの旅その2です
やっすい入門機でも被写体がいいと良い写真に見えてしまう不思議。
イタリアの縦列駐車は鬼畜難易度です
ご存知イタリア式の縦列駐車、前後の間隔を合わせても50cm位しか無いんじゃないの?って勢いです
「これじゃあ出るときに前の車に当たるやん!」とお思いのアナタ、大正解。
前はおろか後ろの車にも当てます、当てて出ます。
これがイタリアの「車」に対する考え方らしいのですが、向こうでは車のバンパーは『車体本体を保護する物』として考えているらしく、バンパーが当たる程度は接触とはみなさないのです
なのでイタリアではバックの際にどこまでバックするかは、「コツン、と後ろの車にあたるまで」というのが一般的。前方も同じ考え。
どこ行ってもこんな縦列駐車なので、都市部でレンタカーをお考えの日本人は注意して下さい
美術館巡りで数週間は過ごせる街、それがフィレンツェ
こちらは超有名なウフィッツィ美術館(Galleria degli Uffizi)
おそらく世界でも最大のルネッサンス時代の美術館
「Uffizi(ウフィッツィ)」とは元々がトスカーナ公国の役所だったことからその名が付けられてます。英語でいうところの「Office」ですね。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ボッティチェッリ・・・などなど超がつくほどの有名どころの作品が一同に会してます
美術館はアルノ川のすぐ側にあります、フィレンツェ最古の橋と言われているポンテ・ヴェッキオの近くです
ここまではカメラOKなのですが、ここからはNGとなりましたので写真ありません・・・
(追記:なんと2014年から写真撮影が可能になったようです)
どんな作品があるかというと
ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ - Wikipedia東方三博士の礼拝
サンドロ・ボッティチェッリ - Wikipedia東方三博士の礼拝、春、ヴィーナスの誕生
コレッジョ - Wikipedia 幼子イエスを礼拝する聖母
ラファエロ・サンティ - Wikipedia ヒワの聖母
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ - Wikipedia ウルビーノのヴィーナス
フーゴー・ファン・デル・グース - Wikipedia ポルティナーリのトリプティコ
ミケランジェロ・ブオナローティ - Wikipedia トンド・ドーニ
そうそうたる顔ぶれ w(´Д` w)ヒエー もちろん他にも多数の作品が展示されてます・・・美術が好きな方にはヨダレもんの美術館でしょうな〜
展示物は3階に展示されているので、回廊沿いに展示室をぐるっと回っていけば全て観ることができます。最後の出口の階段を降りずにそのまま進むと、奥にカフェがあるので最後はカフェのテラスで休憩すると良いかも
で、ウフィッツィ美術館を訪れる際には絶対にインターネットで予約をしてた方がいいです。日本語案内はありませんが英語がさっぱりな私でも調べながらなんとか出来たので何とかなります!
現地で並ぶと相当苦労しますので・・・。
B-Ticket のサイトからウェブ予約することが出来ます、詳しい方法は
こちらのブログで非常に分かりやすく説明してくれているのでリンクさせていただきます。こういった個人旅行応援系のサイトには色々と助けてもらいました
高所恐怖症の方には無理かも
さてメインディッシュのドゥオモ
「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Basilica di Santa Maria del Fiore)」
デカイ・・・隣にそびえるジョットの鐘楼も合わせてみると迫力が凄い(見上げてる瞬間にスリにあわないように気をつけて下さい、写真を撮るためにカバン置いたらアウトですよ)
写真の奥の方には大聖堂の「クーポラ」と呼ばれるドーム型の天井があります、そちらには展望台が設けられているので登ることが可能
クーポラ内部の上部はこのような回廊になっていて、下を見下ろせます
フレスコ天井画 「最後の審判」
展望台へ出るには細い通路と階段をずーーーっと歩いていきます
ヴェネツィアの鐘楼がエレベーターで一瞬だったのに対してなかなかの労力、意外に体力使います。なんせクーポラの高さは地上90mありますから
で、展望台からのフィレンツェの眺め
ちょうどクーポラの影がフィレンツェの街並に落ちています
遠くにはトスカーナの風景
こちらが隣に並ぶジョットの鐘楼です、クーポラよりも少し低い高さです
街歩き好きには最高のまち
このアルノ川に沿うように観光すると、迷うこともありません
こうして訪れてみるとフィレンツェという街は日本の京都に近い印象を受けました、さながらアルノ川は鴨川といったところ
本当に風情があって、住んでいる地元の人もこの街を愛しているのが何となく感じられます。ただ古いだけの街ではなく、ルネッサンス期の時代が現代とうまく調和しているような感じ。ここだけでイタリア旅しても充分すぎるほどいい街です
さて次は大聖堂から歩いて「ミケランジェロ広場」へ
普通はタクシーやバスを使う距離ですが、なんせそこは『天井のない美術館』と言われるフィレンツェ。歩いてても全く退屈じゃない
建物や風景、たまにある彫刻。ゆっくり散策しながら1時間ほどかけて向かいました
この旅でのベストショット
この日は本当に夕景に恵まれた日でした
空のグラデーションが刻々と変化していき、気付くと日没までそこにいました。日没に訪れたい場所ですね
反省点:最低でも3日は滞在すべきだった
これでフィレンツェの写真は終了、次回はローマの写真を予定してます
ご一読有難うございました。
【前回の続きはこちらから】
*また、この旅で本当に重宝したガイドブック紹介します*
これ1冊で大丈夫でした、オススメします