【干潮のススメ】1日1度だけの海上散歩!沖縄の海を歩いてみよう
観光客が体験する沖縄あるあるの一つ
『海に来たのにド干潮で全く海らしさが無い( ゚Д゚)!てか海が無ぇ・・・』
ってのに一度は遭遇したことある方結構多いと思います
こればかりはもう自然の摂理なので人間サイドが合わせないといけない事なんですけど、どうしても時間の都合でこの時間帯でしか海で遊べない!ってありますよね
素潜りやダイビングならば潮位はそれほど気にしなくてもいいけど
サクッと浜遊びをするならば潮が引いているのはあまり嬉しくない。
泳ぐだけじゃない沖縄の海の楽しみ方
そんなアナタにオススメしたい今日の記事
干潮でも遊べる・・・いやむしろ干潮でしか味わえない沖縄の海の楽しみ方
それが1日に1度だけ(場合によっちゃ2回)日中の潮が引いた時間帯に海を散歩するというあえて海に入らない遊び方
要するに海中散歩なんだけど、今日紹介する場所は沖縄の海でも珍しい海中に散歩道がある海岸
アウターリーフまで海の中に舗装された道があり、ゴツゴツとしたリーフの上を歩かなくてもスイスイっと遠くまで散歩することが出来る素敵な場所です
普段は海中に没してるんですけど潮が引くとちゃんと渡れるようになるんですね( ˘ω˘ )
気になるその場所はというと沖縄本島南部にある八重瀬町具志頭港川(やえせちょう、ぐしかみ、みなとがわ)の海岸線
拡大図、ちょうど赤ピンの場所に車4台位の駐車場があります
以前記事にした沖縄のマイナービーチ集の中にも入ってます
普段は絶対に行くことの出来ない沖縄のアウターリーフ、それではさっそく海上散歩に行ってきまっしょい!
アウターリーフには生き物がたくさん
いやー引いてる引いてる・・・せっかく海に遊びに来てこれだったらホント萎えるなぁ
散歩道の場所が分かりにくいのでグーグルアースでチェック。赤ピンが現在地
地図の左下、沖のアウターリーフに向かう道がうっすら見えてます
画像に線を引いてみました
青色の道がアウターリーフへと歩いて行ける舗装された道です
赤色の道は途中から礁池と呼ばれる深みに入るため歩けません
まずは青色の道まで海岸線を歩きます
白くてスベスベとした珍しい地盤
この海岸には砂浜もありますがリーフが近いためあまり泳ぐのには適してません
5分ほど海岸線を西へ歩いて行くと唐突に道が現れます
これが今回の主役の海の上の散歩道です
滑り止めのためなのか舗装路に石が埋め込まれているのですぐに見つけられます
途中少しカーブしつつ
あとは一直線に海へと続きます
ここだけ見たら普通の海岸ぽいですね
ですが先ほどの海岸線からは直線距離で400m以上離れてます( ゚Д゚)なかなか遠い!
本島側を振り返ってみます。普段はここ全部海
西側の糸満市方面まで歩いて行けそう
アウターリーフの縁の部分
この部分です
この写真だけ見ると「お。意外と入れそうじゃないか」なーんて思いますが・・・
白波が見える場所から1m沖は深さ6m以上あるリーフ外です
あの先はリーフが一気に落ち込み流れも早く、お魚専用の海となります( ˘ω˘ )
人間が入る場所では無いので見るだけにしておきましょう。
海に入れなくても歩いているだけで色々見れるものがあります、こんな綺麗な小魚や
ちょっとキモイ何かとか
小さなプールのような礁池もあります
こうやって所々に池ができていて、そこに住む生き物を見るだけでも楽しいもんです
ナマコの画像にフォグ加工を施す丁寧なお仕事
周りをよーく見てみると歩いているのは僕だけじゃないみたい
こっちの人は釣りしてます
皆さん何してるのかと言うと実は貝を拾ってるんですね
写真の上段3つの貝
マガキガイというのが正式名称らしいですが沖縄ではティラジャーと呼ばれてます
食べ方としては貝を茹でて中身を爪楊枝でピーンとくり抜いて醤油と一緒に頂きます
小さいながらも海の味(っていうのか?)が濃厚で少しだけ苦みがあり酒のツマミに最高の貝です。
歩いてる方々はその他にも色々と獲ってるんでしょうけど漁業権がピーーーーの関係で僕からはあまり深くは言いません・・・地元の人らはピーーーとかピーーーをピーーーを使って獲ったりなんかしてるとかしてないとか(ニヤリ
散歩道はリーフの淵ギリギリまで続いてました。何か怖い・・・
東側の知念方面
そして今回のベストショット
僕ではありません(笑)
地元の方が散歩してました。ちなみに昼なのに既にベロンベロンに酔ってます( ゚Д゚)ww
まぁ土地柄こういった人が多いです。。楽しそうで何より
最後は消波ブロックのピッシリ感萌えな写真で締め
沖縄の海をもっと楽しもう!
いかがでしたでしょうか
この日は晴天に恵まれたおかげで沖縄のローカルスポットらしい写真を沢山撮ることが出来ました
ここなら干潮でも全然楽しめますね
最後に念のため海上散歩の注意点をいくつか挙げます
・干満時間を調べておいて潮が満ちる前に引き上げるようにすること(特に大潮時)
・暗くなると道が見えなくなるので明るいうちに遊ぶこと
・リーフ外側の海には絶対に入らない
・出来るだけ潮位が低い日に行くこと
ちなみにこの日は大潮の日だったので最低潮位は20㎝でした。
潮位は日ごとに変わるので干潮でも潮があまり引かない日もあります、そこのとこはくれぐれも注意して下さい
潮位に関するデータは以下のリンクから
気象庁 | 潮汐・海面水位のデータ 潮位表 沖縄(OKINAWA)
沖縄の夏、安全に気を付けてどうぞ良い海遊びを!
ご一読ありがとうございました