アメリカ往復!ソロキャンプの旅【準備編】とうとう始まる無謀な旅
毎度お世話になっております44兄さんでーす
いやぁ。とうとう僕の旅も終盤戦を迎えることとなりました・・・1年以上に及ぶ旅でしたが、特に大したこともしてないのが逆にビックリ、みたいな。
直近のバンコク2ヵ月旅はソコソコ楽しかったですけどね、でもそれも泊まってたドミトリーの客層が濃すぎたからこその楽しさだったんですけど(笑)
さてさて、前置きはそれくらいにしておいて・・・今日は新たな旅のお話!
次なる(最後の)旅、それは『アメリカ大陸往復ソロキャンプの旅』と題しまして、アメリカ東海岸から進路を西にとり、アメリカ最強の景色が広がるグランドキャニオン国立公園を目的地とし、さらにUターンで東に戻るという後半は何とも無駄ともいえる無謀な旅に出る予定です。
それにしてもあれだね・・・横断!っていうとカッコいいけど、なぜか往復って聞くと急にショボく聴こえるね、どうしてだろう( ˘ω˘ )
旅の大まかな流れ
アメリカ合衆国ノースカロライナ州ジャクソンビルから、アリゾナ州グランドキャニオン国立公園までの片道約2,500マイル(4,000㎞+α)をレンタカーで走破、グランドキャニオン周辺の国立公園を片っ端から見学&キャンプ、ほとぼりが冷めたらまたノースカロライナに戻る旅。です( ˘ω˘ )
地図で見るとこんな感じ、右から左に向かいまして往復します
うわぁ・・・地図で見ると簡単そー
実際のこの間の最短距離は2,200マイル程度ですけど、南の方が暖かいのと、見たい国立公園が南の方にいくつかあるため、若干遠回りになるけども南周りで向かうのでやや距離が延びました
ちなみに日本で例えると、山口県下関市から青森県大間町の日本縦断コースが約1,800㎞
僕の出身地の沖縄から北海道函館までの直線距離が約2,000㎞なので、片道4,000㎞ってのがどれほど長いかってのは想像に難くないと思います
あと沖縄から4,000㎞南に行くとオーストラリアの北のほうにタッチ出来ます( ゚Д゚)ヒェッ
そして4,000㎞という距離はあくまでグランドキャニオンまでの片道距離、その他の国立公園も寄るつもりなので結果的には4,000㎞+αとなる予定、ヘタすると本気で往復10,000㎞も夢ではないかもしれない・・・夢が広がポンデリング♪
以下、予定している旅の内容を項目ごとに説明します。説明しますと言いながら本当はビビってる自分自身に言い聞かせてるだけですガハハー
移動手段
言わずもがなレンタカーです。しかも最安の車、エコノミーカーと呼ばれる4人乗りの車。予約のみでまだ受け取ってないんですが、たぶん三菱ミラージュになると思われ。
アメリカには自分の車、中古で3,000ドルで買った走行距離25万kmオーバーのトレイルブレイザーもあるんですが、いかんせんいつ壊れてもおかしくない事と燃費の悪さからコイツと心中することだけは避けたいため、今回はレンタカーとしました。すまんのぅブレイザーさんよ・・・
アメリカにはHertz、Dollar、Badgetなどの有名レンタカー会社が数多くあります、ですが今回はEnterprise(エンタープライズ)で借りることにしました
理由は単純、一番安かったから( ˘ω˘ )ヘヘーイ
31日間のレンタカー予約で値段が620ドル(約65,000円)となかなかの安さ。たぶんこれに1日5~6ドルの保険を付けるので、実際には800ドル程度になるかと思います
Hertzでは一番安くても1,200ドルの見積もりでした(保険別)
もちろん往復なので乗り捨てなどはしません、乗り捨てだとレンタル代と同じくらいの値段がプラスされると思います。未確認ですけど
ちなみにレンタル期間が30日未満の場合だと一気に値段があがります、例えば同じエンタープライズでも29日間で借りた場合は保険別で900ドル近く値段がハネ上がりました。
アメリカのレンタカー会社はどこもマンスリーで借りると値段が一気に下がります、なので長期でレンタカーを利用する人は中途半端に借りるより、思い切って1ヵ月レンタルした方がお得です( ˘ω˘ )
ただし予定より早く返却すると、それはそれでまた罰金があるみたいなので注意が必要ですよ~
宿泊地
全ての宿泊はキャンプです、お金がもったいないから( ゚Д゚)
グランドキャニオンまでは5日程度かけながら、疲れを考慮しゆっくりと行くつもりで、グループで行くドライブのように、交代で運転することが出来ないので大変っす
そうなる途中途中にどこかで泊まる必要がありますが、モーテルなどは平均して1泊40ドル前後かかってしまい、さらに目的地のグランドキャニオンでは公園内のホテルに泊まろうものなら1泊150ドル以上すると予想してるので、とてもじゃないがそんな金は出せません
というわけでキャンプ、それも無料のキャンプ場を利用するつもりです
アメリカには腐るほどキャンプ場があって、基本有料ですが無料キャンプ場もちゃんと存在します。物凄い山奥とか、人が全然いない場所とかになるでしょうけど・・・
有料キャンプ場にはKOAという全米規模のフランチャイズキャンプ場があります。そこでは大体1泊20ドル前後かかります。Wi-Fi環境が整っていて、トイレやシャワー、ランドリーも完備されている場所もあり、まさに優秀なキャンプ場といえます
Camping, Campgrounds & Campsites | Camping Reservations | KOA
が、基本的にはRV(日本でいうキャンピングカー)での家族向けのキャンプを想定しているので、僕みたいなソロテントキャンパーにとっては無用の長物・・・
という訳でさらに節約するために無料キャンプ場です
場所や設備などはこのサイトをもとに調べていくつもりです
どれほど信用できるのかはやってみないと分からないので、このサイトについてはおいおいブログでも取り上げると思います
キャンプ用品購入してきました
キャンプ用品は基本的にウォルマート(アメリカ版メガドンキ的な存在)で揃えました、一部こだわりがあるものは別のアウトドア用品店で買いましたが、短期のキャンプでそこまでこだわりが無いのなら、ウォルマートで十分だと思います
ひとつひとつの細かい値段は端折りますが、キャンプに使うための道具はトータルで350ドル程度かかりました
内訳
テント・寝袋・斧・ナイフ・薪・木炭・エアマット・エアマットのポンプ(手動)・炭火台に使うための金属のトレイ・レンガ4つ・ライター・ランタン型ランプ・ヘッドランプ・電池各種・炭トング・フライパン・お皿とスプーンセット・燃料缶(ジェットボイル用)などなど
これに元々持っていた
クーラーボックス・ジェットボイル・雨カッパなどを合わせて持って行きます
今回は4月ということもあって朝晩は間違いなく寒くなるので、寝袋は一番ゴツイのにしました( ˘ω˘ )
素材がチープなので巨大ですがコールマンのやつで42ドルほど。テントが20ドルちょっとだったのでテント2つ分の値段です(笑)アハハー
登山キャンプではないので、道具の重さや大きさをあまり気にしなくていいのは楽ですなぁ
食事について
基本的には自炊で賄うつもりですが、ファーストフードのお世話になることも多々あるでしょう・・・間違っても高そうなレストランなどは利用する気はありません
インスタントでも外で食べたらレストランより美味いんだよ( ˘ω˘ )ウンウン
朝昼はともかく、晩御飯はちゃんと作ります。たぶん
アメリカは食品が安く(特に肉)スーパーも多いので、これに関しては今のところそんなに重要視してません←やばいフラグ立てた気もするが
シャワーと洗濯
うーん、これに関してもあまり気にしてないってのがホンネというか(笑)
とりあえず毎日洗濯とかシャワーなどは考えてないので、3日か4日に1回はKOAのような設備の整ったキャンプ場に泊まって済ますのが得策かなぁ
ちなみに天気が雨だったりすると車中泊やモーテルも考えてます。ランドリー付きのモーテルってあるのかなぁ??あ、ヤバイ結構ノープラン
車中泊について
緊急時の車中泊場所としてマクドナルド駐車場やウォルマート駐車場、ハイウェイのレストエリアなどを考え中
ウォルマート駐車場は意外にも治安が悪かったりするらしいので(どこでもそうだけど)注意が必要
経験が無いため旅が終わる頃には色々ノウハウが出来てそう・・・
通信手段
多分食事よりもこっちの方が重要かもしれない。
通信に関しては無料Wi-Fiスポットにばかり頼るのではなくちゃんと自前で用意します
以前アメリカに住んでいた頃に使っていたAT&TのGoPhone(名前変わって今はPrepaid Phoneかな)の最上位プラン、月額85ドルでデータ無制限でモバイルホットスポット付きのシムを使います
ここは出し惜しみをせず、全力マックスで攻める( ゚Д゚)
ネットが無かったらホント詰む、は言い過ぎとしても旅の効率が相当悪くなるので、通信費には金を掛けます
ちなみにAT&TよりもVerizonの方が電波が繋がりやすいエリアが多いとも聞いてます。僕は今更シム契約を変えるのも何なのでAT&Tにしてるだけです、ハイ
時期的な諸問題とテストキャンプ
4月6日からスタートし5月6日をリミットとして旅に出ますが、この時期は場所を選ばないと死ぬほど寒いキャンプになります( ゚Д゚)
ちなみに一応テストで2回、庭でキャンプしてみました
1回目の様子
途中近所のガキ共が面白がってやってきたためかなり邪魔されましたが、日没2時間前から準備開始。明るいうちにテント張りと調理準備までを設営することが出来ました
とても20ドルのテントとは思えないくらい立派でした、夏用なのでペラッペラのスッカスカでしたがマットと寝袋がゴツイため夜はそんなに気にはなりません。
この日はまだ暖かい方で深夜でも12~15℃といった感じ、寝袋の中では半袖タイパンツでしたがぬくぬくと過ごせました
さすがにこのテストは余裕すぎたので、寒くなる日を選んで数日後2回目のテスト開始
2回目の様子
ガーデニング用のトレイにガーデニング用のカゴ、レンガもガーデニング用だし、薪がぶっ挿さってる入れ物も勿論ガーデニング用品(笑)
これで簡単な焚火台と調理台が完成、トータルで20ドルくらいかな?
一番のお気に入りは薪が挿さっているやつで、レンガに乗せて底を浮かせるようにするとファイアスターターとして大活躍。木炭の着火が、割り箸1本を着火剤として約5分で出来る優れものです。
こうやって火口にも使える
ちなみにこの写真に何か違和感を感じた人。10秒以内に気付けたらアウトドア通です
シンキングタイムスタート!
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終了~、答え合わせ。
正解:この状態では薪をくべることが出来ません、網が邪魔(笑)チーン
ちゃんと次の日ニッパーでカゴの前面の網を切って、間口を作りました。これで薪や炭を入れられます。やっぱテストやってよかったー
この日は日没1時間前からの準備、ヘッドライトを使いながらの設営テストでした
ウォルマートで買った5ドルのランタン型ランプが思いのほか良い働きしてくれたのと、ブルームーンの満月のおかげでかなり明るかったので作業はしやすかった
しかし無料キャンプ場では背の高い木々が周りを覆っていて昼でも薄暗い場所がある、とネットの口コミで見たのでもっと暗いのを想像しなければ・・・
そして夜・・・・
外気温は4℃でした・・・・てことはテント内も4℃です( ˘ω˘ )・・・
死ぬかと思うほど寒かった。←直近までバンコク生活してたツケ
寝袋は最も寒冷用のものでしたが、マミー型ではなく封筒型と呼ばれるちょっとゆったりとした寝袋だったので、空間が多く(その分寝返りはうてる)なかなか寝袋内が暖まるのが遅かった
多分目的地のグランドキャニオンはこのくらいの寒さか、ヘタするともっと寒いかも・・・( ˘ω˘ )砂漠気候ですからね、何か対策を考えねば。
とくにかく時期的に虫や暑さなどは気にしなくても良いので、寒さ対策にステータスを全振りすることにします
とりあえず行ってきます
という訳でアメリカ往復ソロキャンプの旅、始めてみたいと思いまっす!!
もちろん好きな写真を撮りながら行くんですが、ブログの更新がどうなるのか今のところ不明です( ゚Д゚)本当なら毎日更新したいんだけど、なんせ通信環境がどうなるか分からない・・・
それからこれまで日記のようなブログは書いてなかったんですが、たぶん上げるとしたらブログらしい日記的な内容になるかなぁ。あまり需要あるのか分からないけども
兎にも角にもやってみなけりゃ分からない!ので、行ってきます。
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