もっと箕面を、好きになる。
【前回の続き】無事にタイへのビザをゲット、せっかくなので近隣をぶらぶらとすることに。
季節的にも秋なのでね、やっぱ紅葉でも見てやろうかなと思いまして京都に行こうとしたんだけど、さっそく乗った電車が全然違うとこに進みまして、えぇ。結局着いた先は箕面でしたよ、読めますこの漢字?
盛大に路線間違ってたよコノヤロウ( ゚Д゚)
ハイこの緑の路線に注目ー( ˘ω˘ )これが本来行きたかった阪急京都線~
そして俺が乗ってたのオレンジの阪急宝塚線~
電車コワイっ!!路線図で見るとあんな近そうなのに実寸で見るとこう!
沖縄人のワイ、改めて電車文化の恐ろしさを知る。
箕面ってどんなとこ?
電車こわいなー・・・急行に乗ったため間違いに気づいたのは豊中。時すでにお寿司。
引き返そうにもこのままだと日没になってしまうと焦ってたら、電車の中に箕面のポスターが貼ってあった。なになに箕面にも紅葉ありまっせ( ゚Д゚)とな!
あ、箕面の読み方は『みのお』ですわ。ふめんじゃないのでお気をつけ
大阪府箕面市、大阪中心部の北に位置する場所にある。東京でいうところの八王子みたいな存在。山があり木々があり自然があり、サルがいる( ゚Д゚)サル!?
箕面山のニホンザルは、野生のまま大都市のごく近くにすみ、世界的にも貴重な存在です。このため、昭和31年以来、国の天然記念物に指定されています。
市では、サルが本来の野生生活に戻れるよう山の中に実のなる木を植え、足りない分は、山の中の決められた場所で小麦などの餌を与え、「サルを自然に帰す運動」を行っています。
ほう、もしかするとご対面出来るかも。
とうわけで京都行は中止、さっそく行き先を箕面に変更。初めて行くので地理も何も分からんけど、何とかなるでしょ( ˘ω˘ )
ネットの紅葉情報があてにならないことは経験済みなのでそれも特に調べず、行き当たりばったりで箕面へ行ってみたよ!
リトル高尾山みたいな
阪急宝塚線に乗り、石橋駅で箕面線に乗り換える。そこから3駅程度で終点箕面駅へ。出発の梅田(大阪駅)からここまで30分ちょっと、あれま意外に近いのね。てか俺昔大阪に3年以上も住んでいたのに全然知らなんだー( ˘ω˘ )
駅を出るとすぐ目の前にデッカイ案内板が、箕面公園という場所が紅葉のスポットでそこの道を散策するのが定番のよう。
箕面の大滝っていうのも見どころのひとつのようだけど、どうやら台風の影響で道が通行止めになっていて行くことが出来ないようだった( ゚Д゚)かなり人気スポットなのか駅を出てからあっちこっちで「箕面の滝へは行けません」の注意看板が立っている。
まぁバッサリと山の中腹の道が通行止めになってる( ゚Д゚)
しかしどうやら反対側の方からはどうにか行けるようですね。
ではいざ出発、何かこの駅を出てからの雰囲気がまんま高尾山のそれとソックリなんだよなぁ。距離的にはこっちの方がすぐに山道に入れて、まさにリトル高尾山て感じ。でもこの感想関西人に言うと絶対怒られそうだからブログでこそっと言うだけにしよ( ˘ω˘ )・・・・
ベンチストの名に懸けて
柵がすでに紅葉模様に。ちょっと時期的に最盛期は過ぎていたらしく落葉が目立っていた
そして相変わらずベンチ撮ってますよ、最近自分のことをベンチスト(ベンチ写真家)って自称してます。
未だ同じ趣味の人に出会えず。
やはり赤の紅葉は綺麗だなー、沖縄では見られないから紅葉を見ると興奮する( ˘ω˘ )ドゥフフ
頭上を覆う紅葉の木々がたまりません
駅から歩いて10分ほどでこんな光景が見られる、手軽さが良いじゃない箕面
これはちっちゃな滝、大滝とはどんなもんなんだろう
そしてここまで歩いて気付いたこと
とにかく人が少ない!
平日の日没前(15時頃)といえど、外国の観光客が全然いないのね。確か去年か一昨年同じ時期に京都行った時にはあっちはかなり混んでたはずなのに( ゚Д゚)
うわー、穴場ってこういうトコを言うんだろうね。
しかも建物や小さな川の雰囲気が京都よりもはるかに京都らしく見える(これは京都人おこの発言)
そして写真撮っていても撮りやすいというか、ファインダーにちょうどスッキリ入る感じ?大き過ぎない風景がとても良い( ˘ω˘ )♪箕面めちゃめちゃ良い処じゃないか。
道も1本道なので分かりやすい、川のせせらきを聴きながら歩く
人があまりいないので、しんと静まり返ってる
時間が止まったよう、どのベンチも座ると目の前に綺麗な紅葉の風景が楽しめる
頭上を木々が覆っているので日が傾くとすぐに暗くなる
落ち葉のこういうのたまらんのー( ˘ω˘ )
階段地獄の開始
急に開けた場所に出ると、目の前にお寺を発見。なになにここは瀧安寺という寺らしい。明るい空の下に出たもんだから紅葉が一段と映えて見える。
それにしても綺麗な場所だ。上は紅葉だし地面にもまだ色鮮やかな落葉が沢山ある。もしかすると紅葉の時期って落ち始めが一番綺麗だったりするんじゃない?( ˘ω˘ )
一通り寺の周辺で写真を撮っていると、おや?歩いてきた方向の右側の山へと向かって行く人がいる。公園の道の続きは真っすぐに進むはずなのに。
何かあるのかなと見ていたら、暗い暗い細い階段がスーッと1本山の中へ通っている。
うわー、コワイナー、やだなぁー・・・と思いつつも興味津々見てみると、階段を上る入口のところに『この先展望台』との看板アリ。
展望台ええやん( ˘ω˘ )♪まだ日没まで1時間あるし登ってみましょうかね。と安易な気持ちで上ったが最後。この階段かなり急な階段で、しかも400段近い段数があった。
太ももパンパン、汗だくで登ること15分ほど。
望海丘展望台へと到着!
が、海なんてどこにも見えずオヨヨー
眼下には箕面の山と箕面市、それから遠くのほうは伊丹空港のあたりかな?たまに飛行機が飛んで行くのが見えた。
それから振り返ると箕面の山、山頂はもうまばらな紅葉
夜写真も良さそう、三脚も余裕の人の少なさ
日没まで展望台でぼーっと過ごす。さすがに日没ともなると急に気温が下がってきた、たぶん7ー8度くらい。今までTシャツだったけどさすがにアウター装着。
寒さには強い沖縄人ですハイ( ˘ω˘ )ドヤァ
帰りの下り階段では全く光が無く、真っ暗状態。この階段には街灯が無いみたい・・・
持ってた写真撮影用のライトで照らしまくって気分はまるで登山家♪
実際には膝がヒーヒー言うとりましたけど。
この時間になるとさらに人も少なくなっていて、ほとんど歩く人もおらず。どちらかというとランナー系の人の方が多かったかな。暗い階段とは違い通ってきた道は街灯が灯っているのでとても綺麗。この街灯の明かりがまた良いんだよね。
今回オール手持ち撮影、この後用事があったのでじっくりと夜の箕面公園を撮ることは出来なかったんですが。人も全然いないし、その割には適度にライティングもあるので三脚持ち込んでからの写真も楽しいんじゃないかな( ˘ω˘ )
まさかの電車路線間違いからの紅葉撮影となった今回だけど、終わり良ければ総て良し。結果的に満足のいく写真がいくつも撮れました。
どうです?関西の紅葉。京都だけじゃありませんぜ。箕面、めちゃくちゃ良いとこです。是非オススメします!
あ。結局サルには会えませんでした( ゚Д゚)