またグレートスモーキーマウンテンに行ってきた。今回は紅葉の山麓編。
また凝りもせずにグレートスモーキーマウンテンに行ってしまった・・・向こうまで家から車で7時間超のドライブだというのに( ˘ω˘ )しかもいつも通りの一人旅、ケツとシートの一体感を感じるぜぃ
たしか前回行ったときは夏だったなぁ
グレートスモーキーマウンテンのあるアパラチア山脈に近づくにつれ、段々と車の窓から入る空気が涼しくなっていったのを覚えている。特に下調べもせず行き、向こうで野生のエルクや鹿に会えたっけ。。。
今回は秋のグレートスモーキーマウンテン
あのあたり、実はアメリカ東部側では有数の紅葉のメッカらしく、秋となる今回は運が良ければ紅葉ハンティングでもしてこようかということで行ってみた。
運が良ければというのは、紅葉の時期がイマイチ定まってなくて、ネットで見ても書いてることがてんでバラバラ( ゚Д゚)
それもそのはずグレートスモーキーマウンテンはグレートと名の付くほど大きい(てか広い)ので山全体が紅葉するわけじゃなく、一か所が紅葉してたり山の上の方が全体的に紅葉したりと、見るポイントによって紅葉の景色が変わってくるようだ。
紅葉が見られなくても何らかの野生動物(特にエルク)さえ見ることが出来れば、僕的にはそれでいいんだけどねー( ˘ω˘ )
場所や細かい話は前に記事にしたのでそちらから
今回3泊しました。多分前回も3泊だったような気がする・・・・。
前回と同様にTrivagoで泊るとこ探したんだけど、何とまた同じホテルが最安値でヒット。朝食も付くし立地も良かったので即決でポチる。10月はレギュラーシーズンていうのかな?オンでもオフでもないシーズンだけども、割引後でも1泊70ドルくらいした。でもやっぱ高いよなぁ( ˘ω˘ )
チェロキーっていう町の特性でもあるんだろうけど、もっと安い場所はかなり遠くなっちゃうし・・・でも、ここらへん安モーテルが無いのねん。
目的はトレッキングをメインに。前回死ぬ気で登ったマウントレコンテ山(Mt Le Conte)に挑戦。前回は往復5時間ちょっとかかったんだよなぁ、今回は体重増加と運動不足によるギブアップがかなり懸念されてたけど、果たしてどうなったでしょうか( ゚Д゚)
朝10時トレッキング開始
ところで今回のウィークポイント
①体重増加による膝への負担
②運動不足による体力低下の心配
③望遠カメラ購入による荷物の重量増加
④天候不良による足場の悪さ(←事実1回盛大にコケた)
⑤なぜか夏の時より気温が高い
あらためると不安要素しかない・・・
しかしこの日の為におニューレンズ買ったと言っても過言じゃないし、前回はカメラの設定ミスって何か全然違う絵になっちゃったし、そのリベンジも兼ねてるから是が非でも登りたかった。なので泣き言は言ってられない・・・・言ってたけど。
やる気を振り絞っていざ脚を進める。
さっそく野生動物ハケーン!あぁやっぱ望遠レンズ買ってヨカッタ
リス見ると可愛くてついつい撮ってしまうけど、実はこっち(アメリカ)の人ってそこまでリスに愛嬌感じてない。
というのもリスはどこにでもいて、何というか小綺麗なネズミくらいに思っている人もいる。だからいつもリスの写真を見せると「何で撮ったの?」って聞かれたりする。
このルート最初の見所ポイント「アークロック(Arch rock)」に到着
朝曇ってたのがウソみたいにだんだん晴れてきた・・・
これはこれで有難いけども、かなり気温が高い。アークロックまで1時間は歩いたけど、正直引き返そうかと思いました(笑)
ホント膝が痛くて、たいした山道でもないのに息がハーハー上がってる。
あれぇ?前回はここまで超絶余裕だったのに( ゚Д゚)
そこから引き返すかどうか悩みに悩み続け、結果アークロックで30分も休憩。
とりあえず次のポイントまで歩いてみてダメそうなら引き返そう・・・そんな後ろ向きな姿勢でとりあえずまた歩いた。
結構落葉があったのであれ?もう紅葉終わったのか?と不安になる
アークロックから歩いて20分ほどの場所で、急な足止めを食らう( ゚Д゚)アレレ?
割とデカイ木が道を塞いでいて、パークレンジャーのお兄ちゃんらがああでもないこうでもないとチェーンソーで木を切っていた。どうやら作業が終わるまでは通れないみたい。
俺もこういう作業やったことあるけど、見てるほど簡単じゃあないんだよ( ˘ω˘ )
特にこういった他の工機持ち込めない場所では、上手く切らないと木が動いてくれないし、かといって単純に細かく切ってたんじゃ日が暮れるし
案の定この二人もそのラビリンスに迷い込んでしまってたようで、チェーンソーが挟まって取れなくなるわ、切った木がさらに道を塞いだりと踏んだり蹴ったり状態に。
で、結局ここでも30分待機。
おかげで体力も回復しまた歩く。
天候がコロコロ変わる変わる
アニメのAKIRAで見るような、人工物のような造形の根っこ。生々しさが好き
これ山頂です、そうです何とか登れましたんですとも
うわーブログにするとホントあっという間・・・
結局色々あったので山頂まで登るのに4時間かかりました、途中2回ほど挫折しかけたけど、根性というかここで諦めたら俺の人生も終わる!くらいのトンデモな仮定法を頭の中で反芻しながら、一歩一歩歩いていたらいつの間にか着いちゃってた( ゚Д゚)
ハァァ・・・諦めないって大事だなぁ。真〇みきの言うとおり 「アキラメナイデッ!」
山頂で哀愁に浸ること僅か10分、突然それまで晴れてた天気が変わった。霧に。
おお!まさにグレートなスモーキー!とか言ってる場合じゃない、写真撮ってたらレンズが濡れる。
幻想的だけどこれから下山する人には恐怖でしかない・・・
あ、今回縦構図の写真がいつもより多いのはアレです、インスタに媚び売った写真にしてるからです。PC閲覧の方は見づらくてスイマセン
そして下山開始から約1時間、まーた晴れた
遠くにポツンと1本だけ赤い樹が
どうやら山頂から見る景色よりもアークロックと山頂の途中、それも限られた方角のとこが一番紅葉が良かったみたい。
こっちの紅葉は黄色がほとんどで、日本のような赤い紅葉はほとんど見られなかった・・・それでも緑一色な山に比べると、コントラストがあってこっちの方が綺麗だけどね( ˘ω˘ )フフフ 麻雀用語じゃないっすよ。
この時点で既に6時間経過。今回は本当にきつくて休憩を多く取った。
たぶん前回も言ったと思うけど、道中に休憩所みたいな施設&場所が無く、もちろんトイレも無し。休むにはそこら辺の道の脇で座るしかない。
なので休憩の質が悪く、その分回数で稼いだというわけ。
折り返しで通ったアークロックでは休憩なしで通り過ぎる、陽が傾いてきた。
陽が傾いた方が紅葉の色が映えている気がする。陰の落葉がいいなぁ
実は最後まで持っていこうか迷ったのが三脚。しかし結局持っていきませんでした。
もっと三脚を使って川の写真を撮りたかったんだけど・・・さすがにあの不安要素が怖すぎて重たい三脚を持つのは諦めました。
結果的にそこまで必要とはしなかったんだけど、こういう写真関係の道具って後で「やっぱ持ってくればヨカッタ・・」となる事がホント多いのは俺だけ??( ゚Д゚)
毎回全力でいかないと後から後悔するんだよなぁ。。。
川の写真も脚ガクガクしながら木に寄りかかり、人間三脚となって撮った
でここまで7時間半かけ全行程を終了した結果、結局一番気に入った写真はトレッキングルート入口から徒歩5分のとこの川だった、という何とも苦笑いなことに。
この写真です、最初通った時はここまで色が出てなかったのに・・・陽が落ちたからなんでしょうね
そして最後にマウンテンからの贈り物が
何回も言ってあれだけど、ホント今回はきつかった( ˘ω˘ )膝から関節が出るかと思うくらい痛くなっちゃって、ちょっと限界突破しました。
でもその甲斐あってか霧やら紅葉やら色んな景色に恵まれて、内容としては前回よりも充実したトレッキングを楽しむことが出来た。そうそう下山中に濡れた岩場で思いっ切りコケてしまって、持ってたレンズが地球にヘッドバットする事に・・・
がレンズフードを付けてたため奇跡的にそこがヒットして、レンズ前玉には傷つかず
AF性能も今のところ異状なく、無事一命を取り留めた( ゚Д゚)ヨカッター
太陽出てなくてもフード付ける癖あってヨカッター
そんなワタシを見かねたのか、帰りに神様がこんな贈り物をしてくれました
エルクやー!
やった。今回もエルクに会えたー!天気も悪かったので諦めてたので、かなり嬉しい。
エルク出現場所は前回と同じ、オコナルフティーのビジターセンター(Oconaluftee Visitercenter)近くの原っぱ。
前回と違うのは今回は100頭近くのエルクがいたこと、そして数頭が近くまで来てくれていたこと。若干暗くて手持ち撮影は辛かったけども、そこは球数増やして何とかしました。下手な連写も数撃ちゃ当たるってもんよ。
それから近くにいたエルクが雄だったのも良かった、やっぱツノがあると迫力あるね( ˘ω˘ )前回はようやく撮れたのが雌だったから。
いやぁ望遠レンズ買って良かったぁああ。心の底からアリガトウ。
これもトレッキングを諦めなかったからこそ見れたんだろう、と運命的な何かを勝手に想像。それにしても動物だけは出現の予測がつかないので、ホント運が良かった良かった( ˘ω˘ )
この調子で他にも色んな国立公園に行けたらいいけどなぁ、そして日本でも北海道あたりで野生のキツネや鹿なんかも撮ってみたいもんだ。雪景色の中のキツネ・・・・あぁいいなぁ。憧れる。
さてさて今回はこのへんで・・・しばらくブログタイトル詐欺が続くと思いますが、ご容赦下さい( ˘ω˘ ) ご一読ありがとうございました。