もとぶ八重岳桜まつり。1月29日時点ではまだ7分咲・・・見頃は2月の初旬か
ハイどーもー、かなり久しぶりのブログ更新となってしまいました
今回のぶらおきは、恐らくというか間違いなく日本で一番早い桜の開花であろう
本部町で行われた「もとぶ八重岳(やえだけ)桜まつり」に行ってみましたよー!
県外の方からするとまだ1月なんだけど?沖縄どんだけ( ゚Д゚)
って感想を持たれると思いますが、まぁそんなもんですわ(笑)
この日も最高気温は22℃・・・
東北あたりでは猛吹雪で皆さん大変なご苦労をされてるというのに、こっちでは早くも半袖半ズボンで桜まつり( ̄▽ ̄)
もう外国やなココは。
見頃は1月下旬から2月上旬まで
さてさて桜の花見で一番気になるのは開花時期ですよね。
例年桜の開花予報だとか、開花状況だとかがテレビやってます
が、勿論沖縄は論外。
えぇ、えぇいいんです。外国ですから
で、一応沖縄の桜(後述します)ってのの見頃は1月下旬から2月の上旬ということになっています。
沖縄の桜の情報はウェブで見られるので、そっちで調べたほうがいいです。内地とは全然違うので・・・
こちらは今回行った八重岳の開花状況が確認できるHP、信頼度は高いのでここで確認して見に行かれた方が良いでしょう
そもそも「沖縄の桜」って?
沖縄の桜は、内地のそれとは全くの別物といってもいいです
内地の一般的な桜はソメイヨシノ、という品種ですよね
淡いピンクの色をしたフワッとした花を咲かせる桜。
で街中のあちこちに植えられていたり、川沿いにズバババっと並んでいたり
対しまして沖縄の桜は寒緋桜(かんひさくら)という種類。
県外の方が見ると必ずと言っていいほど
「これ梅でしょ?」
って言います( ゚Д゚)
とにかく花の色が濃いピンク、木によっては赤に近いくらい色の着いた花を咲かせるのが一番の特徴です
これ今回撮ってきたやつですが、こんな色してます。
あと、内地と違って植樹されている場所がほとんど限定されているのも沖縄の桜の特徴
ほとんど沖縄北部に咲いていて、どこにでもある木ではありません。
こういった桜まつりなどで見に行くのがほとんどですね、何といっても年始の風物詩が桜見ですから笑
花見という行事が、無い
それで沖縄の桜ってのは一般的に山の道沿いに植樹されているんです、平地の例えば公園のような場所では
那覇市にある与儀公園くらいかなぁ、桜があるのは。あとは見たことありません
そのせいあってか沖縄ではお花見という文化がありません( ゚Д゚)
たまーにやってる人を見ますが、おそらく県外の方でしょうなー
お墓の前では飲み食いするんですけどね
今回の八重岳桜まつりでもお花見は出来ません・・・写真を見ればすぐに分かりますが
花見をするようなスペースが無いから
しかし強引にちょこっと空いているスペースで1組だけやってましたけどね(笑)
真横を車がブンブン通って行くからちょっと悲しい・・・。
それではさっそく、2017年の八重岳桜まつりの様子をご覧下さい
ちなみにこの日の開花状況は一番咲いている頂上付近で7分咲き!でしたよ
桜まつりへの行き方と、駐車場の状況
さてその前に一番大切な情報を。
八重岳桜まつりに車で行く際に注意してほしいのが、どこから行くかってことがかなり重要です
上のパンフレット画像の右半分の図が全体の地図なんですが
公式でのスタートは地図の上の方、県道84号線の八重岳入口ってとこになるはずです
そして、そこから桜まつりメイン会場である桜の森公園を目指します。
が
まともにこのルートを選択するとメチャメチャ渋滞にハマります
この祭りを知らない人々は、麓(つまり1合目)から桜を見ながら公園まで行こうかしら♪
的なノリで向かうのでしょうが
ハッキリ言って1合目から桜は咲いてません
たとえ頂上が満開の時期でも麓の桜は全然咲いてません( ゚Д゚)
なので1合目から車で向かうメリットはどこにも無いんです、ただただ渋滞の列に飲まれるだけ・・・
では、それを知っている人々はどうするかというと地図の南側
国道449号線のベルビーチゴルフ場の入口側から入るんです。
ここから入って行けば公園までノンストップで行くことが出来ます、まったく渋滞にハマることなく桜の森公園に着きます。
それからこの日の駐車場の空き状況ですが、お昼過ぎでしたがメインの駐車場は空きが結構ありました(1月29日の日曜日)
もしも公園の駐車場がいっぱい、もしくは行列の場合は
諦めずに頂上への道を進んでみて下さい、途中十数台は駐車可能な駐車場がいくつかありますので。
いざ桜見開始、運動靴は必須
今回はメイン会場である桜の森公園の駐車場に車を停めて、歩いて頂上を目指します
歩いて頂上まで向かうと片道約2.5㎞・・・結構体力使います、登り坂なんで
登って下りるまで3時間程度かかったかな、写真を撮ったり景色を観たり・・・。
ちなみに訪れている人の9割くらいは、車を使って頂上まで向かっていた気がします
これで7分咲なので、満開になってもやはりソメイヨシノのようにブワッ!とはなりません、結構隙間が多い桜です。
そんな寒緋桜ですがご覧の様に、花との距離がかなり近いんです
写真を撮る人にとってはこれは嬉しい。
スマホカメラで撮る場合でも、画質の落ちるズームを使わなくても、手を伸ばせばすぐに接写が出来ます。
車からでは勿論出来ませんが、歩きの方は皆さんそうやって撮っていました
寒緋桜の特徴のひとつですかね、背が低い。つまり花が近い。
珍しいピンクの花色です
道の両サイドに桜が咲いています
この木はほとんど満開に近い状態でした
歩く際の注意点
体力使いますが、桜の写真を撮ったり、じっくりと花見をしたい方は絶対に歩いて見た方が良いです
ただちょっと注意点が・・・
歩道が無いんですよ。この道。
そして所々道が狭くて危なっかしいんです( ゚Д゚)
車の人も嫌そーな顔して見てくるし・・・歩かれる方はお気を付け下され
それから路肩にはコケが生えている場所も多くて何かと滑りやすい、運動靴は必須です。
車ではシャッターチャンスに止まりたくても止まれない・・・・
車の行列( ゚Д゚) ちなみにあの上の方の白いガードレールに沿って道があります
この看板からの残り1㎞が鬼の登り坂のスタート合図。気合を入れて上りましょう
頂上のレーダー塔が目的地
頂上からは伊江島の眺望が見える
歩いて歩いて歩いて歩いて・・・・やっと上まで来た
さっきまでいた場所が見下ろせる、車はまだ行列ですね
遠くには伊江島が・・・・夏に行ったときは本当に綺麗な海を見ることが出来た
それにしても暑い( ゚Д゚) 汗だくです
頂上には広場があります
広場の奥には、八重岳桜大明神なる神様を祭った神社が
こじんまり
よく見るとシーサーだったりする
頂上の駐車場はいつも混雑してます
こちらもこじんまりとしたパーラー。ここで一休み
道中に幾度となく看板があったので、買ってみました桜アイス。
ダブルで500円、美味いですこれ。桜の味は全くしませんけどね
下ります。
頂上までくればあとは下りるだけ、下り坂は膝にくる
うぅぅ、満開ならばいい写真だと思うのに
買ったばかりのフィッシュアイコンバーターで撮る
逆光は正義
桜よりも目立つのが沖縄ならではのシダ植物たち
ナウシカの腐海にありそうな木々がワンサカいます
いちおう道路わきの注意書きにもあるんですが、背の高い車だと桜の木に当たる危険があります
こんな感じで道路に迫っている桜が多いので、車の方は頭上注意で。
見頃はもう少し先かな
いかがでしたでしょうか、2017年もとぶ八重岳桜まつりの様子でした。
7分咲きってのは大体こんな感じですね、まぁ可もなく不可もなくといったところ・・・
八重岳は桜が無くてもそもそも景色が綺麗な場所なので、それだけでも楽しめるんじゃないでしょうか。
この日の様子からすると満開は2月の上旬かな・・・
週末の4日と5日は混雑必死ですね、間違いなく。車の方は事故の無いように気を付けて下さい( ̄▽ ̄)
では沖縄から日本一早い桜まつりをお伝えしました!
ご一読ありがとうございました~